四半期報告書-第87期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社グループの当第1四半期連結累計期間における経営成績は、円安の進行により欧州や米州での売上高が円換算で増加したことに加え、自動車セグメントを中心に販売が増加したこと等から、売上高は70,252百万円と前年同期比6.7%の増収となりました。一方、利益面では、半導体セグメントは増益となったものの、医用セグメント等で減益となったことから、営業利益は10,009百万円、経常利益は10,165百万円と、それぞれ前年同期比4.2%、1.5%の減益となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,029百万円と前年同期比48.1%の減益となりましたが、その主な要因は前年同期に関係会社株式売却益6,083百万円を計上したことによるものです。
セグメント別の業績は次のとおりです。
(自動車セグメント)
日本やアジアにおいて販売が増加したこと等から、売上高は19,528百万円と前年同期比22.5%の増収となりました。利益面では、製品売上構成の変化に伴う利益率の低下に加え、水素ビジネスでの積極的な投資を継続したこと等から、営業利益は178百万円と同46.0%の減益となりました。
(環境・プロセスセグメント)
日本での販売が好調に推移したこと等から、売上高は5,941百万円と前年同期比9.9%の増収となりました。利益面では、前年度に買収した産業プロセス計測事業の立ち上げに伴う投資負担等により、営業利益は348百万円と同34.1%の減益となりました。
(医用セグメント)
欧州での血球計数装置の販売が増加したこと等から、売上高は7,641百万円と前年同期比3.9%の増収となりました。利益面では、日本において一時的に販売が減少したこと等から、316百万円の営業損失となりました(前年同期は43百万円の営業損失)。
(半導体セグメント)
日本の半導体製造装置メーカー向けの販売が減少したこと等から、売上高は27,899百万円と前年同期比3.8%の減収となりました。一方、利益面では円安の進行に加え、アジアでの販売が増加したこと等から、営業利益は9,796百万円と同0.9%の増益となりました。
(科学セグメント)
アジアや欧州において、最先端材料分析用途のラマン分光分析装置の販売が増加したこと等から、売上高は9,242百万円と前年同期比13.2%の増収、営業利益は2百万円となりました(前年同期は73百万円の営業損失)。
当第1四半期連結会計期間末における財政状態につきましては、総資産は前連結会計年度末に比べ5,053百万円増加し、454,084百万円となりました。現金及び預金が減少したものの、棚卸資産が増加したこと等によります。
負債総額は前連結会計年度末に比べ1,373百万円減少し、163,925百万円となりました。債務の支払いにより、支払手形及び買掛金が減少したこと等によります。
純資産は前連結会計年度末に比べ6,426百万円増加し、290,159百万円となりました。円安により為替換算調整勘定が増加したこと等によります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めていますが、当第1四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5,401百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第1四半期連結累計期間に著しい変更があったものは次のとおりです。
(計画変更)
株式会社堀場エステックの京都福知山テクノロジーセンターの増設計画については、建設コストの上昇等により、投資予定金額を3,000百万円から4,000百万円へ変更しています。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資金調達の基本方針について重要な変更はありません。
当社グループの当第1四半期連結累計期間における経営成績は、円安の進行により欧州や米州での売上高が円換算で増加したことに加え、自動車セグメントを中心に販売が増加したこと等から、売上高は70,252百万円と前年同期比6.7%の増収となりました。一方、利益面では、半導体セグメントは増益となったものの、医用セグメント等で減益となったことから、営業利益は10,009百万円、経常利益は10,165百万円と、それぞれ前年同期比4.2%、1.5%の減益となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,029百万円と前年同期比48.1%の減益となりましたが、その主な要因は前年同期に関係会社株式売却益6,083百万円を計上したことによるものです。
セグメント別の業績は次のとおりです。
(自動車セグメント)
日本やアジアにおいて販売が増加したこと等から、売上高は19,528百万円と前年同期比22.5%の増収となりました。利益面では、製品売上構成の変化に伴う利益率の低下に加え、水素ビジネスでの積極的な投資を継続したこと等から、営業利益は178百万円と同46.0%の減益となりました。
(環境・プロセスセグメント)
日本での販売が好調に推移したこと等から、売上高は5,941百万円と前年同期比9.9%の増収となりました。利益面では、前年度に買収した産業プロセス計測事業の立ち上げに伴う投資負担等により、営業利益は348百万円と同34.1%の減益となりました。
(医用セグメント)
欧州での血球計数装置の販売が増加したこと等から、売上高は7,641百万円と前年同期比3.9%の増収となりました。利益面では、日本において一時的に販売が減少したこと等から、316百万円の営業損失となりました(前年同期は43百万円の営業損失)。
(半導体セグメント)
日本の半導体製造装置メーカー向けの販売が減少したこと等から、売上高は27,899百万円と前年同期比3.8%の減収となりました。一方、利益面では円安の進行に加え、アジアでの販売が増加したこと等から、営業利益は9,796百万円と同0.9%の増益となりました。
(科学セグメント)
アジアや欧州において、最先端材料分析用途のラマン分光分析装置の販売が増加したこと等から、売上高は9,242百万円と前年同期比13.2%の増収、営業利益は2百万円となりました(前年同期は73百万円の営業損失)。
当第1四半期連結会計期間末における財政状態につきましては、総資産は前連結会計年度末に比べ5,053百万円増加し、454,084百万円となりました。現金及び預金が減少したものの、棚卸資産が増加したこと等によります。
負債総額は前連結会計年度末に比べ1,373百万円減少し、163,925百万円となりました。債務の支払いにより、支払手形及び買掛金が減少したこと等によります。
純資産は前連結会計年度末に比べ6,426百万円増加し、290,159百万円となりました。円安により為替換算調整勘定が増加したこと等によります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めていますが、当第1四半期連結累計期間において、重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5,401百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第1四半期連結累計期間に著しい変更があったものは次のとおりです。
(計画変更)
株式会社堀場エステックの京都福知山テクノロジーセンターの増設計画については、建設コストの上昇等により、投資予定金額を3,000百万円から4,000百万円へ変更しています。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの資金調達の基本方針について重要な変更はありません。