有価証券報告書-第74期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

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2015/03/30 16:43
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有報資料

次期の見通しにつきましては、米国経済は、引き続き好調に推移するものと見込まれ、欧州経済については、主要国を中心に緩やかな回復が続くものと予測されます。我が国経済については、消費税率引き上げの影響が薄らぎ、景気は緩やかに回復していくものと見込まれます。一方、新興国経済については、輸出先である先進国の景気回復ペースが緩やかであることから、小幅な成長に留まるものと予測されます。
当社グループの関連市場におきましては、自動車電装機器市場は、世界の自動車生産が伸長し好調さを継続、民生・業務機器市場では、先進国需要が安定的に推移し、新興国需要が緩やかに拡大するものと予想しております。
このような経営環境下、当社グループは、次に述べます課題に取り組んでまいります。
(1)自動車電装機器事業の強化
自動車電装機器事業におきましては、パワーウインドウ、パワーシート、パーキングブレーキ、及びエンジン周辺機器用等の中型電装用モーターの主力用途について、各用途に最適化した用途別標準品をラインナップしております。
パワーウインドウ用については、新たな日系自動車メーカー向けに中トルク新製品の量産出荷を開始いたします。こうした量産実績を足掛かりとして、更なる搭載車種の拡大を目指してまいります。また、高トルク新製品については、今後のパワーウインドウ事業の成長ドライバーとなる北米大手自動車メーカー向けの量産を、計画どおりに立ち上げます。同製品については、北米大手自動車メーカーの認証取得が契機となり、多くのレギュレーターメーカーより引合いをいただいており、中東のお客様向けの量産も開始する予定です。引き続きグローバルな拡販活動に取り組み、これまでの実績と製品競争力を訴求することにより、新たなお客様からの受注獲得を目指してまいります。
パワーシート、パーキングブレーキ、及びエンジン周辺機器用については、自動車の安全性、快適性、低燃費の追求を背景として、今後も継続的な装備率の向上が期待できる分野であり、競争力の高い用途別標準品により、ビジネスチャンスを逃すことなく拡販に繋げてまいります。
(2)民生・業務機器事業の新用途開拓・販売拡大
民生・業務機器分野におきましては、従来のブラシ付モーターを主軸とした事業活動に加えて、新用途の開拓に注力し、新たな需要を創造するために、ブラシレスモーターの開発及び拡販を強化しております。
移動体用ブラシレスモーターにつきましては、本格的な量産出荷を開始したアシスト自転車用に続き、新用途の開拓を進め、歩行アシスト用としても受注を獲得しております。また、複写機・複合機(MFP)用ブラシレスモーターにつきましては、お客様の省電力化への取り組みの本格化を受け、新たな日系大手のお客様より受注を獲得いたしました。引き続き、製品ラインナップの拡充を図るとともに、積極的な販売活動を展開し、受注拡大を目指してまいります。
これら民生・業務機器分野における用途別標準品は、その性能とコストのバランスを高く評価いただいておりますので、更なる新用途の開拓に取り組んでまいります。
(3)生産技術力強化によるコストダウン
当社は、豊富な労働力を活用した労働集約的な生産を強みとしておりましたが、生産拠点進出国の経済発展に伴う労働コストの急激な上昇という大きな環境変化を受けて、2011年より、ものづくり革新として、ものづくりを「人」から「設備」へとシフトしてまいりました。第1期の2013年までに、2010年比で直接人員の30%を省人化する計画を達成しております。その後も、ものづくり革新によるコストダウンを更に推し進めるべく、2016年までの3年間で、2013年比で直接人員の30%を超える省人化を図る第2期計画に取り組んでおります。
3年計画の初年度に当たる当期は、計画どおり前期比10%を超える省人化を達成し、労働コスト上昇の影響を相殺するに留まらず、コストダウンを実現することができました。今後におきましても、生産設備に関わる設計・開発機能、製作機能、調達機能を強化し、省人化計画を達成すべく、全社を挙げて取り組んでまいります。また、「人」から「設備」へのシフトという生産技術戦略の効果を最大限に引き出すべく、生産設備のコスト及びリードタイムの大幅な削減に取り組んでまいります。
(4)次世代のものづくりの確立
次世代のものづくりを確立し、技術力、人材を高度化することを目的として、本社内に「ものづくり道場」を設置いたします。ものづくりを「人」から「設備」へとシフトし高い競争力を実現するためには、設備を扱う当社グループの全ての人材が高い水準の能力を備え、維持する必要があります。「ものづくり道場」では、量産用ラインと変わらぬ試作用ラインを設置し、次世代の合理化設備、生産工法及び工程の確立に取り組んでまいります。また、この取り組みに、グローバルに展開する海外生産拠点の社員も参画させ、自らも関与して確立したベストな設備を各自の生産拠点へ導入することにより、次世代のものづくりのグローバル展開を図ってまいります。
(5)グローバル生産・供給体制の構築
ものづくりの在り方の変化や、特に中型電装用途におけるお客様の工場に近接した立地でのモーター生産ニーズの高まり等を受け、昨年8月にメキシコ合衆国に生産子会社としてメキシコマブチを設立いたしました。メキシコマブチでは、年内のパワーウインドウ用モーターの試作開始を目指して、工場建屋の建設と並行して、設備導入や前述の「ものづくり道場」を活用した人材育成等に取り組んでまいります。
また、旺盛なパワーウインドウ用モーターのニーズに対して、供給能力の拡大を図るべく、現在はモーター精密部品及び生産設備の生産拠点である台湾の高雄マブチにおいても、パワーウインドウ用モーターの量産体制を整備いたします。こうした取り組みにより、グローバルな生産・供給体制を一層強固なものといたします。

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