有価証券報告書-第62期(平成29年1月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/03/29 15:10
【資料】
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【項目】
121項目

対処すべき課題

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、経営理念として経営信条を策定しており、国際性、経済性、人間性、社会性の追求と調和を経営の
基本方針としています。
また、全グループが連携して、グローバルパーツサプライヤーとしての存在価値を高め、更に強い競争力のある会社
へと企業価値の極大化を目指して活動を続けております。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、自己資本利益率(ROE)を1つの経営指標とし10%以上を目指してまいります。
そのためには、企業の主たる営業活動から生じる営業利益を増大させることを目標とし、事業基盤を強化し拡大を図
ることで、企業価値を高めてまいります。
(3)会社の経営環境及び対処すべき課題
今後の見通しにつきましては、政治問題や金融市場の動向の影響、地政学的リスクの高まりなどにより、予断を許さ
ない状況が続くものと思われます。
また、当社グループを取り巻く経営環境におきましては、市場ニーズの多様化が加速し、これまで以上に潮流を見極
めた対応が求められています。
このような環境の中で、グループ一丸となり、これからも迅速かつ慎重に市場動向を見極め、地域・商品・顧客の事
業領域において更なる事業拡大に取り組み、利益を生む戦略を展開してまいります。重点施策として、①成長市場にお
ける戦略商品の創出と積極的投資の推進、②品質・生産性向上による原価低減の継続、③人材の採用・育成・活用の強
化と良き組織風土作りを進めてまいります。
また、当社グループといたしましては、企業の社会的責任を意識し、リスク管理やコンプライアンスを徹底すること
で、コーポレート・ガバナンスの強化を図り、企業価値の向上に取り組んでまいります。