四半期報告書-第37期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)

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2017/02/14 16:11
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国経済では経済指標の改善により金利の追加利上げが実施され、企業業績の期待感などから米国市場では株価が堅調に推移しました。中国経済は、元安が進み一部資金の流出がみられましたが、一定の経済成長が維持されています。
我が国では、企業活動に緩やかな回復の兆しが見え、米国大統領選直後から円安が進み、企業業績の下振れ懸念が後退しました。株式市場でも株価は年末に向けて堅調に推移しました。
当社グループの属するエレクトロニクス産業では、海外での半導体や液晶・有機ELパネルなどの設備投資が継続しており、設備稼働率も一定の水準で推移しました。太陽電池産業では、太陽電池パネルの設置量がインドを中心とした新興国で増加しています。自動車産業では、北米・中国市場での自動車販売台数が堅調に推移しました。
このような事業環境のなか、当社グループの装置関連事業におきましては、液晶・有機ELパネルの製造装置向け真空シールや半導体製造プロセスで使用される消耗品のマテリアル製品(石英・シリコンパーツ・セラミックス・CVD-SiC)の需要が堅調でした。太陽電池関連事業におきましては、中国における固定価格買取制度の終息から軟調となりました。電子デバイス事業におきましては、自動車温調シート向けのサーモモジュール、パワー半導体用基板も底堅く推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は54,258百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益は4,487百万円(前年同期比62.9%増)、経常利益は3,542百万円(前年同期比29.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,959百万円(前年同期比29.4%増)となりました。
セグメントにつきましては、製品用途の類似性と販売先業種により区分し、「装置関連事業」、「太陽電池関連事業」および「電子デバイス事業」の3区分を報告セグメントとして分類しております。
セグメントの状況は以下のとおりです。
(装置関連事業)
当該事業の主な製品は、真空シール、石英製品、セラミックス製品、CVD-SiC製品、シリコンウエーハ加工などです。
半導体製造プロセスに使用されるマテリアル製品(石英製品、セラミックス製品、CVD-SiC製品など)は、スマートフォン用途やデータセンターなどに利用されるSSDと称する記憶媒体などの3次元NAND型フラッシュメモリの製造用途に需要が安定しており、デバイスメーカーの設備稼働率が高い水準であったため堅調に推移しました。顧客からの需要拡大を受け、マテリアル製品の増産投資を実施しております。一方、各種製造装置の機能部品である真空シールは、半導体の微細化投資や液晶・有機ELパネルの製造設備用途の需要が強く堅調に推移しました。シリコンウエーハ加工は、車載向けに小口径ウエーハの需要が安定的にあり、概ね計画のとおりとなりました。
当該事業は、半導体製造装置の出荷及び設備稼働率に連動しますが、安定的に推移する見込みです。
この結果、当該事業の売上高は23,756百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は3,050百万円(前年同期比27.5
%増)となりました。
(太陽電池関連事業)
当該事業の主な製品は、シリコン結晶製造装置、シリコン製品、石英坩堝などです。
太陽電池産業は、中国・インド市場を中心に新興国での需要が活発化しております。中国ではFIT(固定価格買取制度)の2016年度分が6月で終了したため、駆け込み需要の反動から在庫の換金売りによる価格下落が発生しました。当社のシリコン製品や太陽電池セルもその影響を受け収益を圧迫しました。
当該事業のシリコン単結晶製造装置と消耗品の石英坩堝は、半導体用途へ転換を進めており、その他製品につきましても事業構造改革の継続により収益改善策を進めてまいります。
この結果、当該事業の売上高は14,541百万円(前年同期比8.1%増)、営業損失は545百万円(前年同期は1,571百万円の営業損失)となりました。
(電子デバイス事業)
当該事業の主な製品は、サーモモジュール、パワー半導体用基板、磁性流体などです。
主力の自動車温調シート向けサーモモジュールは、為替の影響がありましたが北米・中国市場での自動車販売が堅調に推移したことから概ね計画線上の売上で推移しました。一方、民生・家電分野や中国における通信機器用途が伸長し、医療検査装置・バイオ関連機器・半導体機器用途も底堅く推移しました。パワー半導体用基板は、新たに欧州顧客から認定を得たため、増産体制を進めており年明けから生産を開始しております。磁性流体は、スマートフォン向けに採用されました。
当該事業のサーモモジュールは、主力の自動車温調シート向けの販売先が米国企業であることから為替の影響を受けやすく、その対策として電源・基板・放熱板を組込んだユニット製品を販売業種別にスタンダード化し、顧客ニーズへ素早く対応することで販路拡大を目指してまいります。
この結果、当該事業の売上高は9,329百万円(前年同期比7.2%減)、営業利益は1,932百万円(前年同期比4.5%増)となりました。
(2)財政状態の分析
<資産>当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末と比べ7,711百万円増加し、86,480百万円となりました。これは主として、現金及び預金3,345百万円と有形固定資産4,507百万円の増加によるものであります。
<負債>当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比べ12,679百万円増加し、51,959百万円となりました。これは主として、短期借入金1,036百万円が減少した一方で、支払手形及び買掛金3,746百万円、長期借入金4,428百万円、その他固定負債5,097百万円の増加によるものであります。
<純資産>当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べ4,967百万円減少し、34,520百万円となりました。これは主として、利益剰余金1,466百万円の増加と為替換算調整勘定6,371百万円の減少によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,118百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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