有価証券報告書-第74期(2023/04/01-2024/03/31)
12.法人所得税
(1)法人所得税費用
「法人所得税費用」の内訳は次のとおりであります。
日本における、前連結会計年度の適用税率は30.62%、当連結会計年度の適用税率は30.62%であります。
他の納税管轄地における税額は、それぞれの管轄地において一般的な税率をもって計算しております。
適用税率と、連結損益計算書における平均実際負担税率との差異要因は次のとおりであります。
(2)繰延税金資産及び繰延税金負債
連結財政状態計算書上の「繰延税金資産」及び「繰延税金負債」は次のとおりであります。
繰延税金資産の認識にあたり、将来加算一時差異の十分性、将来課税所得の十分性及びタックスプランニングを考慮しております。
前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
(注)外貨換算差額は、純損益を通じて認識された額に含めて表示しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
(注)外貨換算差額は、純損益を通じて認識された額に含めて表示しております。
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異等は以下のとおりであります。なお、金額は税額ベースです。
繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の繰越期限別の金額は以下のとおりであります。なお、繰越欠損金の金額は税額ベースです。
(1)法人所得税費用
「法人所得税費用」の内訳は次のとおりであります。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
当期法人所得税費用 | ||
法人税、住民税及び事業税 | 4,959 | 6,165 |
当期法人所得税費用計 | 4,959 | 6,165 |
繰延法人所得税費用 | ||
一時差異等の発生と解消 | △279 | △10,349 |
繰延法人所得税費用計 | △279 | △10,349 |
法人所得税費用合計 | 4,680 | △4,184 |
日本における、前連結会計年度の適用税率は30.62%、当連結会計年度の適用税率は30.62%であります。
他の納税管轄地における税額は、それぞれの管轄地において一般的な税率をもって計算しております。
適用税率と、連結損益計算書における平均実際負担税率との差異要因は次のとおりであります。
(単位:%) |
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) | |
適用税率 | 30.62 | 30.62 |
交際費等永久に損金に算入されない項目 | 2.13 | △1.35 |
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △0.61 | 2.70 |
海外子会社との適用税率差異 | △3.70 | △1.96 |
試験研究費控除 | △4.37 | 6.93 |
子会社の留保利益 | 1.24 | 5.58 |
海外子会社からの配当等に係る源泉税 | 2.47 | △1.90 |
外形標準課税 | 2.69 | △2.01 |
外国税額控除 | △2.62 | 1.65 |
未認識の繰延税金資産 | 18.05 | △11.41 |
その他 | 1.30 | 2.67 |
平均実際負担税率 | 47.19 | 31.52 |
(2)繰延税金資産及び繰延税金負債
連結財政状態計算書上の「繰延税金資産」及び「繰延税金負債」は次のとおりであります。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | |
繰延税金資産 | 6,366 | 16,592 |
繰延税金負債 | 697 | 30 |
純額 | 5,669 | 16,562 |
繰延税金資産の認識にあたり、将来加算一時差異の十分性、将来課税所得の十分性及びタックスプランニングを考慮しております。
前連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
(単位:百万円) |
期首残高 | 純損益を通じて 認識 | その他の包括利益 において認識 | 期末残高 | |
繰延税金資産 | ||||
退職給付に係る負債 | 1,929 | 137 | △77 | 1,990 |
繰越欠損金 | 768 | △77 | - | 691 |
減価償却超過額 | 987 | 53 | - | 1,040 |
未実現損益(棚卸資産) | 932 | 130 | - | 1,062 |
製品保証引当金 | 609 | △1 | - | 607 |
未払賞与 | 910 | △1 | - | 909 |
棚卸資産評価損 | 596 | △64 | - | 532 |
その他の包括利益を通じて公正 価値で測定する資本性金融商品 | 305 | - | 306 | 611 |
減損損失 | 1,652 | △32 | - | 1,620 |
その他 | 4,014 | △443 | - | 3,572 |
繰延税金資産計 | 12,701 | △297 | 230 | 12,634 |
繰延税金負債 | ||||
有形固定資産 | △2,676 | 908 | - | △1,768 |
海外子会社の留保利益 | △4,029 | △123 | - | △4,153 |
その他の包括利益を通じて公正 価値で測定する資本性金融商品 | △417 | - | 164 | △253 |
その他 | △802 | 10 | - | △792 |
繰延税金負債計 | △7,924 | 795 | 164 | △6,965 |
純額 | 4,777 | 498 | 394 | 5,669 |
(注)外貨換算差額は、純損益を通じて認識された額に含めて表示しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日)
(単位:百万円) |
期首残高 | 純損益を通じて 認識 | その他の包括利益 において認識 | 期末残高 | |
繰延税金資産 | ||||
退職給付に係る負債 | 1,990 | 92 | △130 | 1,951 |
繰越欠損金 | 691 | △682 | - | 9 |
減価償却超過額 | 1,040 | 128 | - | 1,168 |
未実現損益(棚卸資産) | 1,062 | 78 | - | 1,141 |
製品保証引当金 | 607 | △22 | - | 586 |
未払賞与 | 909 | △7 | - | 902 |
棚卸資産評価損 | 532 | 115 | - | 647 |
その他の包括利益を通じて公正 価値で測定する資本性金融商品 | 611 | - | 306 | 917 |
減損損失 | 1,620 | 8,999 | - | 10,619 |
その他 | 3,572 | 1,342 | - | 4,913 |
繰延税金資産計 | 12,634 | 10,044 | 176 | 22,854 |
繰延税金負債 | ||||
有形固定資産 | △1,768 | 179 | - | △1,589 |
海外子会社の留保利益 | △4,153 | 741 | - | △3,412 |
その他の包括利益を通じて公正 価値で測定する資本性金融商品 | △253 | - | △185 | △438 |
その他 | △792 | △62 | - | △854 |
繰延税金負債計 | △6,965 | 858 | △185 | △6,292 |
純額 | 5,669 | 10,902 | △9 | 16,562 |
(注)外貨換算差額は、純損益を通じて認識された額に含めて表示しております。
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異等は以下のとおりであります。なお、金額は税額ベースです。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | |
将来減算一時差異 | 992 | 1,293 |
繰越欠損金 | 2,456 | 4,047 |
繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の繰越期限別の金額は以下のとおりであります。なお、繰越欠損金の金額は税額ベースです。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2023年3月31日) | 当連結会計年度 (2024年3月31日) | |
1年目 | - | 81 |
2年目 | - | 18 |
3年目 | - | 39 |
4年目 | - | - |
5年目以降 | 238 | 447 |
繰越欠損金合計 | 238 | 586 |