有価証券報告書-第73期(2022/04/01-2023/03/31)
10.有形固定資産
(1)「有形固定資産」の取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減及び帳簿価額は、以下のとおりであります。
(注1)建設中の有形固定資産に関する支出額は、建設仮勘定に計上しております。
(注2)当期中に資産化した、重要な借入コストはありません。
(注)有形固定資産の減価償却費は「売上原価」、「販売費及び一般管理費」に計上しております。
(2)負債の担保の用に供されている有形固定資産の帳簿価額
「負債の担保の用に供されている有形固定資産の帳簿価額」等については該当がありません。
(3)減損損失
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度において、重要な減損損失の計上はありませんが、次の通り減損の兆候を識別しております。
当連結会計年度において、当社のアメリカ子会社である、エクセディアメリカにおいて、主要な取引先から生産計画を変更する旨の通知を受け、将来の受注が大幅に減少すると見込まれることから、減損の兆候を識別し、有形固定資産3,084百万円について、減損テストを行いましたが、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を超過することから、減損損失は計上しておりません。
回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値により測定しており、処分コスト控除後の公正価値は外部の専門家による鑑定評価額に基づいて算定しております。なお、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当します。
当連結会計年度において、当社のインド子会社である、エクセディクラッチインディアにおいて、原材料価格の高騰を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、同社の有形固定資産3,626百万円について減損テストを行いましたが、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を超過することから、減損損失を計上しておりません。
回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は、経営者が承認した5ヵ年の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しております。使用価値の見積における重要な仮定は、事業計画における販売予測及び原材料価格の予測並びに割引率であります。販売予測については、各客先から直近の発注予測数量を入手し、その情報と各社の販売動向等を勘案した上で立案しております。原材料価格の予測については、直近の仕入価格や市場価格の変動を勘案した上で立案しております。割引率は加重平均資本コストを基礎として算定した18%を使用しております。また、この割引率が2%上昇した場合には、128百万円の減損損失を計上することとなります。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当連結会計年度において、連結損益計算書のその他の費用に減損損失を4,222百万円計上いたしました。
なお、減損損失を認識した資産の主な内容は、次のとおりであります。
当社上野事業所における手動変速装置関連事業の鋳造工場について、操業停止により当該資産において将来的な経済的便益が得られないことから、565百万円の減損損失を計上いたしました。当社は、管理会計の区分をもとに、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位にてグルーピングを行っております。資産グループの回収可能価額は、正味売却価額と使用価値のいずれか高い価額によっております。正味売却価額は、対象資産に実質的に価値がないと判断し、ゼロとしております。また使用価値は、将来キャッシュ・フローがマイナスであるため割引計算は行っておりません。
当連結会計年度において、当社の米国子会社であるダイナックスアメリカにおいて、事業環境の変化を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、当該資金生成単位の有形固定資産5,864百万円について減損テストを行い、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を下回ることから、2,979百万円の減損損失を計上致しました。回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値が使用価値を上回っているため、処分コスト控除後の公正価値を使用しています。使用価値は、経営者が承認した3ヵ年の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積額と、4年目以降の期間については、3年目のキャッシュ・フローから一定の成長率を用いて算定したキャッシュ・フローを加重平均資本コストで割り引いて算定しています。また、処分コスト控除後の公正価値は外部の専門家による鑑定評価額に基づいて算定しています。なお、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当します。
当連結会計年度において、当社の国内子会社であるエクセディ福島において、事業環境の変化を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、当該資金生成単位の有形固定資産1,889百万円について減損テストを行い、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を下回ることから、446百万円の減損損失を計上致しました。回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値が使用価値を上回っているため、処分コスト控除後の公正価値を使用しています。使用価値は、経営者が承認した3ヵ年の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積額と、4年目以降の期間については、3年目のキャッシュ・フローから一定の成長率を用いて算定したキャッシュ・フローを加重平均資本コストで割り引いて算定しています。また、処分コスト控除後の公正価値は外部の専門家による鑑定評価額に基づいて算定しています。当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当します。
当連結会計年度において、当社の国内子会社であるエクセディ鋳造において、事業環境の変化を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、当該資金生成単位の有形固定資産832百万円について減損テストを行い、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を下回ることから、228百万円の減損損失を計上致しました。回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値が使用価値を上回っているため、処分コスト控除後の公正価値を使用しています。使用価値は、経営者が承認した3ヵ年の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積額と、4年目以降の期間については、3年目のキャッシュ・フローから一定の成長率を用いて算定したキャッシュ・フローを加重平均資本コストで割り引いて算定しています。また、処分コスト控除後の公正価値は外部の専門家による鑑定評価額に基づいて算定しています。当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当します。
(1)「有形固定資産」の取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減及び帳簿価額は、以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 取得原価 | 建物及び 構築物 | 機械装置及び 運搬具 | 工具、器具 及び備品 | 土地 | 建設仮勘定 (注1) | 合計 |
| 2021年4月1日残高 | 102,701 | 218,644 | 56,483 | 14,516 | 11,388 | 403,733 |
| 取得 | 1,054 | 1,400 | 755 | 237 | 9,079 | 12,525 |
| 建設仮勘定からの振替 | 296 | 10,964 | 1,868 | - | △13,127 | - |
| 処分 | △1,447 | △4,632 | △6,724 | △198 | △108 | △13,108 |
| 外貨換算差額 | 3,215 | 11,927 | 1,644 | 284 | 582 | 17,652 |
| その他 | △50 | △382 | △5 | - | △384 | △821 |
| 2022年3月31日残高 | 105,768 | 237,922 | 54,021 | 14,840 | 7,430 | 419,981 |
| 取得 | 1,281 | 1,139 | 912 | 81 | 9,439 | 12,851 |
| 建設仮勘定からの振替 | 2,583 | 3,720 | 1,486 | 17 | △7,806 | - |
| 処分 | △542 | △3,477 | △1,701 | △82 | △59 | △5,861 |
| 外貨換算差額 | 1,824 | 6,058 | 1,008 | 241 | 327 | 9,458 |
| その他 | △5 | △269 | △15 | △28 | △20 | △337 |
| 2023年3月31日残高 | 110,908 | 245,093 | 55,711 | 15,068 | 9,312 | 436,093 |
(注1)建設中の有形固定資産に関する支出額は、建設仮勘定に計上しております。
(注2)当期中に資産化した、重要な借入コストはありません。
| (単位:百万円) |
| 減価償却累計額及び 減損損失累計額 | 建物及び 構築物 | 機械装置及び 運搬具 | 工具、器具 及び備品 | 土地 | 建設仮勘定 | 合計 |
| 2021年4月1日残高 | △46,012 | △144,480 | △49,115 | △164 | - | △239,769 |
| 減価償却費(注) | △3,956 | △11,631 | △2,896 | △89 | - | △18,572 |
| 減損損失 | △8 | △94 | △1 | - | - | △103 |
| 処分 | 1,324 | 3,416 | 6,598 | 36 | - | 11,374 |
| 外貨換算差額 | △1,532 | △6,973 | △1,416 | △2 | - | △9,922 |
| その他 | 1 | △34 | 8 | - | - | △25 |
| 2022年3月31日残高 | △50,183 | △159,794 | △46,822 | △218 | - | △257,018 |
| 減価償却費(注) | △4,224 | △11,981 | △2,955 | △96 | - | △19,256 |
| 減損損失 | △451 | △3,049 | △161 | △73 | △487 | △4,222 |
| 処分 | 467 | 3,201 | 1,605 | 70 | - | 5,342 |
| 外貨換算差額 | △1,059 | △4,453 | △861 | △2 | - | △6,375 |
| その他 | 19 | 28 | △2 | 22 | - | 68 |
| 2023年3月31日残高 | △55,431 | △176,049 | △49,196 | △297 | △487 | △281,460 |
(注)有形固定資産の減価償却費は「売上原価」、「販売費及び一般管理費」に計上しております。
| (単位:百万円) |
| 帳簿価額 | 建物及び 構築物 | 機械装置及び 運搬具 | 工具、器具 及び備品 | 土地 | 建設仮勘定 | 合計 |
| 2021年4月1日残高 | 56,689 | 74,165 | 7,369 | 14,352 | 11,388 | 163,963 |
| 2022年3月31日残高 | 55,585 | 78,128 | 7,199 | 14,622 | 7,430 | 162,964 |
| 2023年3月31日残高 | 55,477 | 69,044 | 6,515 | 14,771 | 8,825 | 154,632 |
(2)負債の担保の用に供されている有形固定資産の帳簿価額
「負債の担保の用に供されている有形固定資産の帳簿価額」等については該当がありません。
(3)減損損失
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当連結会計年度において、重要な減損損失の計上はありませんが、次の通り減損の兆候を識別しております。
当連結会計年度において、当社のアメリカ子会社である、エクセディアメリカにおいて、主要な取引先から生産計画を変更する旨の通知を受け、将来の受注が大幅に減少すると見込まれることから、減損の兆候を識別し、有形固定資産3,084百万円について、減損テストを行いましたが、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を超過することから、減損損失は計上しておりません。
回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値により測定しており、処分コスト控除後の公正価値は外部の専門家による鑑定評価額に基づいて算定しております。なお、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当します。
当連結会計年度において、当社のインド子会社である、エクセディクラッチインディアにおいて、原材料価格の高騰を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、同社の有形固定資産3,626百万円について減損テストを行いましたが、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を超過することから、減損損失を計上しておりません。
回収可能価額は使用価値により測定しており、使用価値は、経営者が承認した5ヵ年の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いて算定しております。使用価値の見積における重要な仮定は、事業計画における販売予測及び原材料価格の予測並びに割引率であります。販売予測については、各客先から直近の発注予測数量を入手し、その情報と各社の販売動向等を勘案した上で立案しております。原材料価格の予測については、直近の仕入価格や市場価格の変動を勘案した上で立案しております。割引率は加重平均資本コストを基礎として算定した18%を使用しております。また、この割引率が2%上昇した場合には、128百万円の減損損失を計上することとなります。
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当連結会計年度において、連結損益計算書のその他の費用に減損損失を4,222百万円計上いたしました。
なお、減損損失を認識した資産の主な内容は、次のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||||
| 所在地 | 用途 | セグメント | 種類及び金額 | |
| 日本 三重県伊賀市 | 手動変速装置 関連事業製品 部品鋳造工場 | MT | 建物及び構築物 | 438 |
| 機械装置及び運搬具 | 121 | |||
| 工具、器具及び備品 | 6 | |||
| 計 | 565 | |||
当社上野事業所における手動変速装置関連事業の鋳造工場について、操業停止により当該資産において将来的な経済的便益が得られないことから、565百万円の減損損失を計上いたしました。当社は、管理会計の区分をもとに、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位にてグルーピングを行っております。資産グループの回収可能価額は、正味売却価額と使用価値のいずれか高い価額によっております。正味売却価額は、対象資産に実質的に価値がないと判断し、ゼロとしております。また使用価値は、将来キャッシュ・フローがマイナスであるため割引計算は行っておりません。
| (単位:百万円) | ||||
| 所在地 | 用途 | セグメント | 種類及び金額 | |
| 米国 バージニア州 ロアノーク | 自動変速装置 関連事業製品等 生産用設備 | AT | 機械装置及び運搬具 | 2,374 |
| 工具、器具及び備品 | 45 | |||
| 土地 | 73 | |||
| 建設仮勘定 | 487 | |||
| 計 | 2,979 | |||
当連結会計年度において、当社の米国子会社であるダイナックスアメリカにおいて、事業環境の変化を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、当該資金生成単位の有形固定資産5,864百万円について減損テストを行い、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を下回ることから、2,979百万円の減損損失を計上致しました。回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値が使用価値を上回っているため、処分コスト控除後の公正価値を使用しています。使用価値は、経営者が承認した3ヵ年の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積額と、4年目以降の期間については、3年目のキャッシュ・フローから一定の成長率を用いて算定したキャッシュ・フローを加重平均資本コストで割り引いて算定しています。また、処分コスト控除後の公正価値は外部の専門家による鑑定評価額に基づいて算定しています。なお、当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当します。
| (単位:百万円) | ||||
| 所在地 | 用途 | セグメント | 種類及び金額 | |
| 日本 福島県喜多方市 | 自動変速装置 関連事業製品等 生産用設備 | AT | 建物及び構築物 | 13 |
| 機械装置及び運搬具 | 337 | |||
| 工具、器具及び備品 | 96 | |||
| 計 | 446 | |||
当連結会計年度において、当社の国内子会社であるエクセディ福島において、事業環境の変化を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、当該資金生成単位の有形固定資産1,889百万円について減損テストを行い、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を下回ることから、446百万円の減損損失を計上致しました。回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値が使用価値を上回っているため、処分コスト控除後の公正価値を使用しています。使用価値は、経営者が承認した3ヵ年の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積額と、4年目以降の期間については、3年目のキャッシュ・フローから一定の成長率を用いて算定したキャッシュ・フローを加重平均資本コストで割り引いて算定しています。また、処分コスト控除後の公正価値は外部の専門家による鑑定評価額に基づいて算定しています。当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当します。
| (単位:百万円) | ||||
| 所在地 | 用途 | セグメント | 種類及び金額 | |
| 日本 京都府福知山市 | その他事業製品等 生産用設備 | TS その他 | 機械装置及び運搬具 | 218 |
| 工具、器具及び備品 | 10 | |||
| 計 | 228 | |||
当連結会計年度において、当社の国内子会社であるエクセディ鋳造において、事業環境の変化を背景とした収益性の低下が見込まれることから、減損の兆候を識別し、当該資金生成単位の有形固定資産832百万円について減損テストを行い、回収可能価額が対象資産の帳簿価額を下回ることから、228百万円の減損損失を計上致しました。回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値が使用価値を上回っているため、処分コスト控除後の公正価値を使用しています。使用価値は、経営者が承認した3ヵ年の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積額と、4年目以降の期間については、3年目のキャッシュ・フローから一定の成長率を用いて算定したキャッシュ・フローを加重平均資本コストで割り引いて算定しています。また、処分コスト控除後の公正価値は外部の専門家による鑑定評価額に基づいて算定しています。当該公正価値のヒエラルキーはレベル3に該当します。