有価証券報告書-第64期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/23 15:18
【資料】
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【項目】
56項目

研究開発活動

当社グループは、人間尊重と顧客第一を基本理念とし、自動車部品事業のグローバルな展開に必要な卓越した技術と製品の開発や、新規事業への参入を目指し、積極的な研究開発活動を推進しております。
なお、研究開発活動は当社、合志技研工業株式会社及びヤチヨ オブ アメリカ インコーポレーテッド(米国)が行っており、当連結会計年度の研究開発費は38億3千8百万円であります。
また、当連結会計年度における研究開発活動の成果と継続事項は次のとおりであります。
(1) 新型車用の燃料タンクの量産化
(2) 新型車用のサンルーフの量産化
(3) 新型車用の燃料タンクの開発
(4) 新型車用のサンルーフの開発
(5) 国内・海外の排ガス規制対応の二輪車用メタルハニカム高密度セル担体の開発
(6) 新構造樹脂製燃料タンクの研究と開発
(7) 新型サンルーフ及び周辺技術の研究と開発
(8) 自動車部品の環境対応技術の研究と開発
(9) 福祉車両の運転補助装置の研究と開発
(10)新規事業参入のための研究と開発
燃料タンクにおいて、新たに自給化した樹脂製フィラーパイプが、ホンダの新型CIVIC、新型CR-V及び新型ODYSSEY(北米仕様)に採用されました。また、空気中への燃料の蒸散を防ぐ燃料タンク本体のバリア層を破壊せずに、波消し板やロールオーバーバルブなどの構成部品の組み付けを可能とする製法を開発し、この製法を用いた世界トップクラスの環境性能をもつ樹脂製燃料タンクがホンダの新型CR-V及び新型ODYSSEY(北米仕様)に採用され、量産を開始しました。
サンルーフにおいて、ラインナップ拡充の仕込みを進めるなか、ホンダの新型CR-Vに採用された大開口のパノラマサンルーフの量産を開始しました。