有価証券報告書-第57期(平成29年8月1日-平成30年7月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費に持ち直しの動きが見られ、企業収益や雇用・所得環境に改善が見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは海外事業の拡大、グループ会社間の事業連携強化に取り組んでまいりました。
当連結会計年度における売上高は、包装機械事業が好調に推移したことから前連結会計年度に対し増収となりました。利益につきましては、売上総利益率が前期比0.6%低下したものの、増収の効果及び前連結会計年度において発生した子会社株式取得に係る費用が当連結会計年度は発生しなかったこと等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前連結会計年度に対し大幅な増益となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、7,098百万円(前期比6.7%増)、営業利益は372百万円(前期比26.6%増)、経常利益は376百万円(前期比26.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は260百万円(前期比37.9%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(包装機械事業)
給袋自動包装機の販売台数が増加したこと等に伴い、売上高は6,163百万円(前期比7.7%増)となりましたが、売上総利益率の低下や新規開発機種に係るコスト増加の影響により、営業利益は354百万円(前期比4.1%減)となりました。
(生産機械事業)
保守案件の実績が増加したこと等に伴い、売上高は936百万円(前期比1.0%増)、営業利益は16百万円(前期は営業損失0百万円)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は8,197百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,312百万円増加いたしました。この主たる要因は、棚卸資産が1,083百万円増加したこと等によります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は4,640百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,144百万円増加いたしました。この主たる要因は、仕入債務が765百万円、前受金が420百万円、それぞれ増加したこと等によります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は3,557百万円となり、前連結会計年度末に比べて168百万円増加いたしました。この主たる要因は、自己株式が47百万円増加したものの、利益剰余金が189百万円、資本剰余金が24百万円、それぞれ増加したこと等によります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ217百万円増加し、1,525百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、359百万円(前期は53百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、仕入債務の増加額764百万円、前受金の増加額420百万円、税金等調整前当期純利益376百万円等であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額1,083百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、63百万円(前期は1,382百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、定期預金の純減額100百万円等であり、支出の主な内訳は、固定資産の取得による支出28百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、205百万円(前期は721百万円の獲得)となりました。収入の主な内訳は、自己株式の処分による収入42百万円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出111百万円、配当金の支払額70百万円、自己株式の取得による支出65百万円であります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 金額は販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 セグメント間取引については、相殺消去しております。
b. 受注状況
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の分析
当社グループの当連結会計年度の売上高は、7,098百万円(前期比446百万円増、同6.7%増)となりました。その要因について各セグメントごとにご説明いたしますと、次のとおりであります。
(包装機械事業)
当該セグメントの売上高は、6,163百万円(前期比439百万円増、同7.7%増)となりました。主な増加要因は、国内外での積極的な受注活動の展開により、国内食品業界向けの給袋自動包装機の販売台数が増加したこと及び海外のペットフードメーカー向けの給袋自動包装機・包装関連機器等の販売台数が増加したことであります。
顧客の設備投資需要は堅調に推移しており、当連結会計年度における受注高は5,556百万円(前期比14.0%増)、当連結会計年度末における受注残高は3,143百万円(前期比24.0%増)となっております。引き続き国内外における積極的な受注活動を展開していくとともに、生産力の強化にも取り組んでまいります。
(生産機械事業)
当該セグメントの売上高は、936百万円(前期比9百万円増、同1.0%増)となりました。主な増加要因は、既存顧客の設備保守案件が増加したことであります。
なお、受注状況については国内製菓業界における大型設備投資需要に伴い、当連結会計年度における受注高は1,683百万円(前期比268.9%増)、当連結会計年度末における受注残高は1,258百万円(前期比271.0%増)となっております。当該セグメントにおいては、大型プラント案件の有無により業績が大きく変動する傾向にあります。安定した収益の確保に向けて、包装機械事業との連携を強化し受注の確保に注力してまいります。
② 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、主に製造費用、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び設備投資資金であります。資金の源泉は主に営業活動によるキャッシュ・フローであり、必要に応じて金融機関からの借入による資金調達を行っております。当連結会計年度末における借入金の残高は746百万円となっております。
③ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、『連結グループの基礎固めから成長基盤構築の時期』と位置づけた第5次中期経営計画(平成30年7月期~平成32年7月期)を当連結会計年度より推進しております。目標とする経営指標は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。
当連結会計年度は、売上高経常利益率5.3%、ROA(総資産経常利益率)5.0%、ROE(自己資本当期純利益率)7.5%となり、第5次中期経営計画の初年度として、目標達成に向けて順調な状況にあると認識しております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費に持ち直しの動きが見られ、企業収益や雇用・所得環境に改善が見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは海外事業の拡大、グループ会社間の事業連携強化に取り組んでまいりました。
当連結会計年度における売上高は、包装機械事業が好調に推移したことから前連結会計年度に対し増収となりました。利益につきましては、売上総利益率が前期比0.6%低下したものの、増収の効果及び前連結会計年度において発生した子会社株式取得に係る費用が当連結会計年度は発生しなかったこと等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前連結会計年度に対し大幅な増益となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、7,098百万円(前期比6.7%増)、営業利益は372百万円(前期比26.6%増)、経常利益は376百万円(前期比26.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は260百万円(前期比37.9%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(包装機械事業)
給袋自動包装機の販売台数が増加したこと等に伴い、売上高は6,163百万円(前期比7.7%増)となりましたが、売上総利益率の低下や新規開発機種に係るコスト増加の影響により、営業利益は354百万円(前期比4.1%減)となりました。
(生産機械事業)
保守案件の実績が増加したこと等に伴い、売上高は936百万円(前期比1.0%増)、営業利益は16百万円(前期は営業損失0百万円)となりました。
② 財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は8,197百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,312百万円増加いたしました。この主たる要因は、棚卸資産が1,083百万円増加したこと等によります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は4,640百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,144百万円増加いたしました。この主たる要因は、仕入債務が765百万円、前受金が420百万円、それぞれ増加したこと等によります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は3,557百万円となり、前連結会計年度末に比べて168百万円増加いたしました。この主たる要因は、自己株式が47百万円増加したものの、利益剰余金が189百万円、資本剰余金が24百万円、それぞれ増加したこと等によります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ217百万円増加し、1,525百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、359百万円(前期は53百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、仕入債務の増加額764百万円、前受金の増加額420百万円、税金等調整前当期純利益376百万円等であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額1,083百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、63百万円(前期は1,382百万円の使用)となりました。収入の主な内訳は、定期預金の純減額100百万円等であり、支出の主な内訳は、固定資産の取得による支出28百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、205百万円(前期は721百万円の獲得)となりました。収入の主な内訳は、自己株式の処分による収入42百万円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出111百万円、配当金の支払額70百万円、自己株式の取得による支出65百万円であります。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| 包装機械 | 4,967,085 | 116.8 |
| 生産機械 | 763,552 | 96.3 |
| 合計 | 5,730,637 | 113.6 |
(注) 1 金額は販売価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 セグメント間取引については、相殺消去しております。
b. 受注状況
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比 (%) | 受注残高(千円) | 前年同期比 (%) |
| 包装機械 | 5,556,752 | 114.4 | 3,143,464 | 124.0 |
| 生産機械 | 1,683,059 | 368.9 | 1,258,777 | 371.0 |
| 合計 | 7,239,811 | 136.2 | 4,402,241 | 153.2 |
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 セグメント間取引については、相殺消去しております。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| 包装機械 | 6,163,977 | 107.7 |
| 生産機械 | 934,117 | 100.1 |
| 合計 | 7,098,094 | 106.7 |
(注) 1 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 平成28年8月1日 至 平成29年7月31日) | 当連結会計年度 (自 平成29年8月1日 至 平成30年7月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社イシダ | 1,208,580 | 18.2 | 1,146,670 | 16.2 |
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 経営成績等の分析
当社グループの当連結会計年度の売上高は、7,098百万円(前期比446百万円増、同6.7%増)となりました。その要因について各セグメントごとにご説明いたしますと、次のとおりであります。
(包装機械事業)
当該セグメントの売上高は、6,163百万円(前期比439百万円増、同7.7%増)となりました。主な増加要因は、国内外での積極的な受注活動の展開により、国内食品業界向けの給袋自動包装機の販売台数が増加したこと及び海外のペットフードメーカー向けの給袋自動包装機・包装関連機器等の販売台数が増加したことであります。
顧客の設備投資需要は堅調に推移しており、当連結会計年度における受注高は5,556百万円(前期比14.0%増)、当連結会計年度末における受注残高は3,143百万円(前期比24.0%増)となっております。引き続き国内外における積極的な受注活動を展開していくとともに、生産力の強化にも取り組んでまいります。
(生産機械事業)
当該セグメントの売上高は、936百万円(前期比9百万円増、同1.0%増)となりました。主な増加要因は、既存顧客の設備保守案件が増加したことであります。
なお、受注状況については国内製菓業界における大型設備投資需要に伴い、当連結会計年度における受注高は1,683百万円(前期比268.9%増)、当連結会計年度末における受注残高は1,258百万円(前期比271.0%増)となっております。当該セグメントにおいては、大型プラント案件の有無により業績が大きく変動する傾向にあります。安定した収益の確保に向けて、包装機械事業との連携を強化し受注の確保に注力してまいります。
② 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの資金需要は、主に製造費用、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び設備投資資金であります。資金の源泉は主に営業活動によるキャッシュ・フローであり、必要に応じて金融機関からの借入による資金調達を行っております。当連結会計年度末における借入金の残高は746百万円となっております。
③ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、『連結グループの基礎固めから成長基盤構築の時期』と位置づけた第5次中期経営計画(平成30年7月期~平成32年7月期)を当連結会計年度より推進しております。目標とする経営指標は、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。
当連結会計年度は、売上高経常利益率5.3%、ROA(総資産経常利益率)5.0%、ROE(自己資本当期純利益率)7.5%となり、第5次中期経営計画の初年度として、目標達成に向けて順調な状況にあると認識しております。