7821 前田工繊

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四半期報告書-第43期第3四半期(平成27年3月21日-平成27年6月20日)

【提出】
2015/08/04 14:44
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の緩やかな回復が続き、設備投資や個人消費に持ち直しの動きがみられます。また、日経平均株価においても、好調な企業業績を背景に2万円台を回復いたしました。一方、海外では、ギリシャの財政問題やウクライナの政情不安に加え、中国を始めとする新興国経済の減速が懸念されるなど、世界経済の影響による国内景気の下振れリスクも散見されております。
このような状況のなか、当社グループの主事業であるインフラ事業におきましては、政府による経済政策の実施により底堅い需要はあるものの、土木建設事業全体の人手不足から工事案件が減少いたしました。特に、主力商品である盛土補強材や河川・海洋資材、コンクリート構造物の補修・補強材料において、公共事業の工事着工が遅れたほか、価格競争による販売単価の低下もあり、売上・利益とも前年同期を下回る結果となりました。
テクニカルサービス事業では、主力製品のクリーニングワイパーが依然として厳しい価格競争下にありますが、利益率の高い新製品を販売するほか、第1四半期連結会計期間に子会社化した株式会社ダイイチとの一貫生産によるコスト削減や同社の業績が加わることにより、売上・利益とも前年同期を上回る結果となりました。
自動車ホイール事業は、国内自動車メーカー向けOEM供給が好調で、業績は引き続き順調に推移しております。OEM生産はフル稼働の状況が継続しており、増産体制を構築するため、生産能力の増強や人員の確保を進めております。また、アフター市場においては、多様な顧客ニーズに対応した新製品・限定品を継続的に上市しております。
その他の事業となる不織布事業においては、スパンボンド製品の受注が競合他社との価格競争により伸び悩んだ結果、売上・利益とも前年同期を下回る結果となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は20,361百万円(前年同期比8.4%増)となりました。利益面におきましては、営業利益は2,511百万円(同6.9%減)、経常利益は2,624百万円(同3.4%減)、四半期純利益は1,830百万円(同13.4%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(インフラ事業)
インフラ事業では、売上高は13,513百万円(前年同期比10.5%減)、営業利益は1,949百万円(同26.9%減)となりました。
(テクニカルサービス事業)
テクニカルサービス事業では、第1四半期連結会計期間に子会社化した株式会社ダイイチの業績が加わり、売上高は1,802百万円(前年同期比52.7%増)、営業利益は303百万円(同31.3%増)となりました。
(自動車ホイール事業)
自動車ホイール事業では、売上高は4,452百万円、営業利益は789百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる業績の期間は、2014年7月1日から2015年3月31日までであります。また、前第3四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる業績の期間は、4ヶ月(2013年12月1日~2014年3月31日)のみであるため、前年同期比較は行っておりません。
(その他の事業)
その他の事業は、売上高は592百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益は43百万円(同6.1%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産及び負債の状況)
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ3,529百万円増加し、31,908百万円となりました。流動資産は、前連結会計年度末と比べて1,763百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が784百万円、電子記録債権が664百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末と比べて1,765百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が1,570百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,001百万円増加し、10,938百万円となりました。流動負債は、前連結会計年度末と比べて1,053百万円増加いたしました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が1,200百万円、未払金が319百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が463百万円減少したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末と比べて947百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が762百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,527百万円増加し、20,969百万円となりました。これは主に、利益剰余金が1,492百万円増加したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、167百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
第1四半期連結会計期間において連結子会社化した株式会社ダイイチは、衣料や各種産業資材用の撚糸及びニット製造業(ポリエステル原糸の仮撚加工、丸編ニッティング)を行っております。株式会社ダイイチをグループ化することにより、特にテクニカルサービス事業においては、主力製品であるワイピングクロスの一貫生産ラインが確立することになります。また、当社グループのインフラ事業分野における編物を使用した製品や産業資材事業分野における商品開発などでの相乗効果により、業容拡大を目指しております。
また、当第3四半期連結会計期間において、株式会社オガワテクノが有する事業の譲受け主体となることを目的に、未来テクノ株式会社を新設し連結子会社といたしました。株式会社オガワテクノは、主に防衛省向け製品、物流資材製品、環境保全・スポーツ施設用品及びキャンプレジャー・防災用品の製造・販売を営んでまいりました。同社の顧客基盤・技術・人材を活用することで、当社グループの販売力及び生産能力を強化する他、新たな事業分野への進出を図りたいと考えております。

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