有価証券報告書-第102期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/18 12:23
【資料】
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【項目】
134項目
(重要な後発事象)
配当
2021年6月18日に開催された当社の定時株主総会にて、2021年3月31日現在の株主に対し、1株当たり45円、総額75,258百万円の現金配当を行うことが決議されました。
自己株式の取得
当社は、2021年4月30日開催の取締役会において、以下のとおり、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議しました。
1. 自己株式の取得を行う理由
株主還元の拡充及び資本効率の向上のため
2. 取得に係る事項の内容
(1) 取得対象株式の種類 :当社普通株式
(2) 取得し得る株式の総数 :3,000万株を上限とする
(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する上限割合1.8%)
(3) 株式の取得価額の総額 :500億円を上限とする
(4) 取得期間 :2021年5月6日~2021年6月23日
(5) 取得方法 :東京証券取引所における市場買付
転換社債の引受
当社は、インドネシアの大手企業グループCT Corpの持株会社であるPT CT Corpora(以下「CT社」)と、2018年11月に引き受けたCT社の円建普通社債330億円の転換社債への変更、並びに同社が新たに発行する円建転換社債670億円、総額1,000億円の円建転換社債の引受契約を2021年4月30日に締結、2021年5月25日に両社で合意した条件の充足を経て引受を完了しました。
モザンビーク北部の治安状況悪化によるLNGプロジェクトへの影響
当社は、エネルギーセグメントに属する持分法適用会社Mitsui E&P Mozambique Area1を通じてモザンビークLNGプロジェクトに参画しております。2021年4月、同プロジェクトサイトの所在するモザンビーク北部の治安状況の悪化を受け、プロジェクトサイトから全プロジェクト関係者が退避し、プロジェクトのオペレーターである仏トタル社は4月26日、共同操業契約書上の不可抗力を宣言したことを発表しました。
当社は、本プロジェクトの今後の見通しを踏まえて精査する方針なるも、現時点において、財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼすものであるとは想定しておりません。