有価証券報告書-第109期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/24 13:44
【資料】
PDFをみる
【項目】
178項目
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
(事業区分の変更)
当連結会計年度の2023年10月1日より、組織規模の拡大と機能拡充を通じた効率的な事業運営の実現を目的とし、従来の11事業部を7事業部へ統廃合いたしました。事業部の統廃合に伴い、以下の事業区分の変更を行っております。
従来、「加工材料」セグメントに区分していたカラー&プロセシング事業部を廃止し、「機能素材」セグメントに区分している機能化学品事業部および「加工材料」セグメントに区分しているポリマーグローバルアカウント事業部に分割統合しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の区分方法に基づき作成したものを記載しております。
報告セグメントごとの主な取り扱い商品・製品および提供するサービスは次のとおりであります。
「機能素材」セグメントは、塗料・インキ、顔料・添加剤関連、樹脂、ウレタンフォーム、有機合成、界面活性剤、エレクトロニクスケミカル、情報印刷関連材料、通信機材、水処理関係、金属加工、樹脂/フィルム加工、文具、機能性フィルム・シート、衛生材料等の業界に対して、主な商品として塗料・インキ、染料、顔料、添加剤、加工顔料、分散体、機能性色素、感熱紙材料、トナー・インクジェット材料、接着剤用原料、ウレタン原料・副資材、樹脂原料、樹脂添加剤、油剤原料、水処理関連原材料、界面活性剤原料、フッ素ケミカル、封止材原料、5G関連素材、シリコーン原料、環境ソリューション・環境関連商材、焼結金属フィルター、導電塗料等を販売しております。
「加工材料」セグメントは、プラスチックコンパウンド、マスターバッチ、樹脂原材料・樹脂成型品、家電OA機器、電子、包材、日用品、家庭用品、土木建材等の業界に対して、主な商品として熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、合成樹脂製品、樹脂成形機・金型等を販売しております。
「電子・エネルギー」セグメントは、半導体、電子部品、AR/VR、環境エネルギー、3Dプリンティング、重電・弱電、HDD、車載・航空機関連、ディスプレイ、タッチパネル、住宅、照明、再生エネルギー、大型商業施設等の業界に対して、主な商品として変性エポキシ樹脂、フッ素製品、精密研磨材料、半導体アセンブリ材料および装置、接着・封止材料、ディスプレイパネル用部材および装置、ディスプレイ製造工程用薬液管理装置、低温・真空機器、液状態分析装置、LED、3Dプリンティング関連商材、太陽光パネル等を販売しております。
「モビリティ」セグメントは、モビリティ全般および関連業界に対して、主な商品として合成樹脂全般、二次電池用素材、内外装用素材、機能部品用素材、電動化用製品、センサー部品、車内エレクトロニクス用製品、車載ディスプレイ関連部材、自動運転用製品等を販売しております。
「生活関連」セグメントは、医薬、食品・飲料、化粧品、農業、トイレタリー、ヘルスケア等の業界に対して、主な商品として医薬・農薬原料、研究用試薬、検査薬、酵素剤、食品添加物、食品素材、スポーツニュートリション、プレミックス、化粧品添加物、飼料、界面活性剤、医療機器を販売しており、主なサービスとして放射線測定、睡眠測定を提供しております。また、最終消費者に対して、化粧品、健康食品、美容食品等を販売しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益であります。セグメント間の内部収益および振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)1
合計全社
(注)2
調整額
(注)3
連結
財務諸表
計上額
(注)4
機能素材加工材料電子・エネルギーモビリティ生活関連
売上高
外部顧客への売上高156,161220,955136,975125,560273,161912,81581912,896--912,896
セグメント間の内部売上高又は振替高7997762,5802,2574906,9037,43914,343-△14,343-
156,961221,731139,555127,817273,651919,7187,521927,239-△14,343912,896
セグメント利益又は損失(△)10,4867,6789,2734,79410,58142,81410842,922△9,93238133,371
セグメント資産130,562113,35877,66674,739240,442636,7693,221639,990189,535△66,836762,688
その他の項目
減価償却費8171,1001,6084686,53610,5311910,5511,826-12,377
のれんの償却額134-51-2,3592,545-2,545--2,545
のれんの未償却残高1,890-442-26,67129,004-29,004--29,004
持分法適用会社への投資額1,9571,2972,5621,2593,26810,34410410,449-△010,448
有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,5911,0061,9082795,73710,524710,5316,642-17,174

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報処理サービス、職能サービス等を含んでおります。
2.「全社」におけるセグメント利益又は損失(△)は、各報告セグメントおよび「その他」に配分していない費用であります。また、「全社」におけるセグメント資産は、各報告セグメントおよび「その他」に配分していない資産であります。
3.調整額はすべてセグメント間取引消去によるものであります。
4.セグメント利益又は損失(△)の合計の金額に、「全社」および調整額を加えた額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)1
合計全社
(注)2
調整額
(注)3
連結
財務諸表
計上額
(注)4
機能素材加工材料電子・エネルギーモビリティ生活関連
売上高
外部顧客への売上高146,804198,543144,758132,117277,779900,003146900,149--900,149
セグメント間の内部売上高又は振替高1,7097923,0682,7984718,8397,25116,090-△16,090-
148,513199,335147,826134,915278,251908,8427,398916,240-△16,090900,149
セグメント利益又は損失(△)8,6296,80411,3274,93310,32142,0167942,095△12,00752930,618
セグメント資産131,559104,39484,08774,881245,132640,0563,142643,198203,748△54,610792,336
その他の項目
減価償却費9167251,8033887,29111,1261811,1452,853-13,998
のれんの償却額143-54-2,4292,627-2,627--2,627
のれんの未償却残高1,992-444-25,44727,884-27,884--27,884
持分法適用会社への投資額2,6491,1282,9941,3323,35111,45611111,567-△411,563
有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,2621,1593,1893254,36710,3046010,3649,648-20,012

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報処理サービス、職能サービス等を含んでおります。
2.「全社」におけるセグメント利益又は損失(△)は、各報告セグメントおよび「その他」に配分していない費用であります。また、「全社」におけるセグメント資産は、各報告セグメントおよび「その他」に配分していない資産であります。
3.調整額はすべてセグメント間取引消去によるものであります。
4.セグメント利益又は損失(△)の合計の金額に、「全社」および調整額を加えた額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1 製品およびサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1)売上高
当社グループの売上高は、主に顧客との契約から認識された収益であり、各報告セグメントの売上高を地域別に分解した場合の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)3
合計構成
比率
(%)
機能素材加工材料電子・
エネルギー
モビリティ生活関連
日本67,08739,36251,95539,81767,10381265,40729.1
グレーターチャイナ20,504108,08856,94333,4993,276-222,31224.4
アセアン35,91667,2437,54036,5415,507-152,75016.7
米州24,2383,6256,92914,039122,538-171,37018.8
欧州7,1721,0944,7121,32174,386-88,6869.7
その他1,2421,5408,893342349-12,3681.3
顧客との契約から生じる収益156,161220,955136,975125,560273,16181912,896100.0
外部顧客への売上高156,161220,955136,975125,560273,16181912,896100.0

(注)1.売上高は当社および連結子会社の所在地を基礎として、国または地域別に表示しております。
2.日本以外の区分に属する主な国または地域
(1)グレーターチャイナ・・・中国、香港、台湾
(2)アセアン・・・・・・・・タイ、ベトナム、インドネシア
(3)米州・・・・・・・・・・米国、メキシコ
(4)欧州・・・・・・・・・・英国、ドイツ
(5)その他・・・・・・・・・韓国
3.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報処理サービス、職能サービス等を含んでおります。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)

日本その他合計
59,80722,25782,064

3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1 製品およびサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1)売上高
当社グループの売上高は、主に顧客との契約から認識された収益であり、各報告セグメントの売上高を地域別に分解した場合の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
報告セグメントその他
(注)3
合計構成
比率
(%)
機能素材加工材料電子・
エネルギー
モビリティ生活関連
日本64,93334,69456,44242,16370,490146268,87229.9
グレーターチャイナ17,88196,35659,80331,7243,866-209,63223.3
アセアン34,19860,5867,40337,6656,200-146,05316.2
米州22,8474,5098,88018,716123,756-178,71019.9
欧州5,8991,1334,0211,56273,068-85,6859.5
その他1,0441,2638,206285396-11,1961.2
顧客との契約から生じる収益146,804198,543144,758132,117277,779146900,149100.0
外部顧客への売上高146,804198,543144,758132,117277,779146900,149100.0

(注)1.売上高は当社および連結子会社の所在地を基礎として、国または地域別に表示しております。
2.日本以外の区分に属する主な国または地域
(1)グレーターチャイナ・・・中国、香港、台湾
(2)アセアン・・・・・・・・タイ、ベトナム、インドネシア
(3)米州・・・・・・・・・・米国、メキシコ
(4)欧州・・・・・・・・・・英国、ドイツ
(5)その他・・・・・・・・・韓国
3.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報処理サービス、職能サービス等を含んでおります。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)

日本米州その他合計
58,94321,4586,99087,392

3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載しておりません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他全社・消去合計
機能素材加工材料電子・エネルギーモビリティ生活関連
減損損失-2,82512--2,838--2,838

(注) 「加工材料」セグメントにおける樹脂分野の製品・製造プロセス開発事業に係る事業用資産および3Dプリンティングの水溶性サポート材の開発・製造事業に係る事業用資産について、将来の事業計画を見直した結果、将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、それぞれ2,285百万円、539百万円の減損損失を計上いたしました。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメントその他全社・消去合計
機能素材加工材料電子・エネルギーモビリティ生活関連
減損損失2,276----2,276--2,276

(注) 「機能素材」セグメントにおけるカラーフォーマー製造事業に係る事業用資産等について、収益性の悪化に伴い、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、2,276百万円の減損損失を計上いたしました。
【報告セグメントごとののれんの償却額および未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。