有価証券報告書-第59期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/21 15:10
【資料】
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【項目】
155項目
(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として企業年金制度(キャッシュバランスプラン)及び退職一時金制度を、確定拠出型の制度として確定拠出企業年金制度を設けております。また、一部の在外連結子会社においても確定給付型の制度及び確定拠出型の制度を設けております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高118,729百万円124,212百万円
勤務費用6,179百万円6,463百万円
利息費用814百万円842百万円
数理計算上の差異の発生額1,834百万円△484百万円
退職給付の支払額△4,498百万円△5,075百万円
為替換算差額830百万円530百万円
その他322百万円149百万円
退職給付債務の期末残高124,212百万円126,639百万円

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高63,931百万円74,095百万円
期待運用収益1,335百万円1,577百万円
数理計算上の差異の発生額4,404百万円605百万円
事業主からの拠出額5,042百万円5,211百万円
退職給付の支払額△1,434百万円△1,719百万円
為替換算差額844百万円522百万円
その他△28百万円-
年金資産の期末残高74,095百万円80,292百万円

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務63,053百万円65,330百万円
年金資産△74,095百万円△80,292百万円
△11,042百万円△14,961百万円
非積立型制度の退職給付債務61,158百万円61,309百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額50,116百万円46,347百万円
退職給付に係る負債62,137百万円62,533百万円
退職給付に係る資産△12,021百万円△16,186百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額50,116百万円46,347百万円

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用6,179百万円6,463百万円
利息費用814百万円842百万円
期待運用収益△1,335百万円△1,577百万円
数理計算上の差異の費用処理額676百万円952百万円
過去勤務費用の費用処理額338百万円338百万円
その他522百万円329百万円
確定給付制度に係る退職給付費用7,195百万円7,350百万円

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
過去勤務費用338百万円338百万円
数理計算上の差異2,997百万円1,917百万円
合計3,335百万円2,256百万円

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識過去勤務費用△338百万円-
未認識数理計算上の差異△885百万円1,032百万円
合計△1,223百万円1,032百万円

(7) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
一般勘定29%31%
オルタナティブ13%25%
債券30%14%
株式14%14%
現金及び預金1%5%
その他13%11%
合計100%100%

(注)オルタナティブは、主にマルチアセット、ヘッジファンド、不動産、インフラ及び保険リンク商品への投資であります。
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
割引率0.50%0.54%
長期期待運用収益率2.00%2.00%
予想昇給率2019年1月1日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。2019年1月1日を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。

3 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度2,873百万円、当連結会計年度3,123百万円であります。