有価証券報告書-第58期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/26 11:19
【資料】
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【項目】
140項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については原則として短期的な預金等に限定し、銀行等金融機関からの長・短借入金により資金を調達しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが4ケ月以内の支払期日であります。一部外貨建てのものについては、為替の変動リスクに晒されております。借入金は、おもに営業上の運転資金及び設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、このうち借入金は金利の変動リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、信用管理規程に従い、営業債権について、各営業部門が取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況を把握し、また、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を見直しております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払を実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手元流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
(5)信用リスクの集中
当連結会計年度の連結決算日現在における営業債権のうち11.1%が特定の大口顧客に対するものであります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(平成30年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金2,100,5912,100,591-
(2)受取手形及び売掛金2,285,7762,285,776-
(3)投資有価証券
その他有価証券647,650647,650-
(4) 長期貸付金33,680
貸倒引当金(*1)△21,722
11,95811,958-
資産計5,045,9765,045,976-
(1)支払手形及び買掛金1,239,8821,239,882-
(2)短期借入金7,686,0007,686,000-
(3) 長期借入金(1年内返済予定分を含む)1,390,4001,402,69212,292
負債計10,316,28210,328,57512,292
デリバティブ取引---

(*1)長期貸付金は個別計上の貸倒引当金を控除しております。
当連結会計年度(平成31年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金1,999,2151,999,215-
(2)受取手形及び売掛金3,258,3293,258,329-
(3)投資有価証券
その他有価証券494,693494,693-
(4) 長期貸付金31,944
貸倒引当金(*1)△20,472
11,47211,472-
資産計5,763,7115,763,711-
(1)支払手形及び買掛金1,306,0871,306,087-
(2)短期借入金8,082,0008,082,000-
(3) 長期借入金(1年内返済予定分を含む)1,274,8961,287,06912,173
負債計10,662,98310,675,15712,173
デリバティブ取引---

(*1)長期貸付金は個別計上の貸倒引当金を控除しております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価については、株式は取引所の価格によっております。
(4)長期貸付金
貸倒懸念債権につきましては担保による回収見込額等により時価を算定しており、正常な長期貸付金については、元利金の合計額を同様の新規貸付を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。
負 債
(1)支払手形及び買掛金、(2)短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)長期借入金
長期借入金につきましては、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映することから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。また、固定金利によるものは、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。なお、変動金利による長期借入金のうち金利スワップの特例処理の対象とされているものについては、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照ください。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
区分前連結会計年度
(平成30年3月31日)
当連結会計年度
(平成31年3月31日)
非上場株式210,722260,322

これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることができず、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3)投資有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度 (平成30年3月31日)
1年以内(千円)1年超5年以内
(千円)
5年超10年以内
(千円)
10年超(千円)
現金及び預金2,100,591---
受取手形及び売掛金2,285,776---
投資有価証券
その他の有価証券のうち満期があるもの----
長期貸付金-11,958--
合計4,386,36811,958--

※ 長期貸付金のうち、償還予定額が見込めない21,722千円は含めておりません。
当連結会計年度 (平成31年3月31日)
1年以内(千円)1年超5年以内
(千円)
5年超10年以内
(千円)
10年超(千円)
現金及び預金1,999,215---
受取手形及び売掛金3,258,329---
投資有価証券
その他の有価証券のうち満期があるもの----
長期貸付金-11,472--
合計5,257,54511,472--

※ 長期貸付金のうち、償還予定額が見込めない20,472千円は含めておりません。
4.長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成30年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金7,686,000-----
長期借入金115,504115,504565,504115,504115,504362,880
リース債務19,29719,29719,02518,56718,28975,934
合計7,820,801134,801584,529134,071133,793438,814

当連結会計年度(平成31年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金8,082,000-----
長期借入金115,504565,504115,504115,504115,504247,376
リース債務19,29719,02518,56718,28915,79760,136
合計8,216,801584,529134,071133,793131,301307,512