有価証券報告書-第44期(平成25年3月1日-平成26年2月28日)

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2014/05/30 13:48
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【項目】
116項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については預金もしくは安全性の高い金融資産で運用することを基本としており、資金調達については主に銀行借入によっております。
デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金並びに未収入金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、当該リスクに関しては、債権管理規程等に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握しております。
また、外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されておりますが、そのリスクを軽減するために、適宜為替予約取引及び外貨建債権の流動化を行っております。
有価証券及び投資有価証券は、主に余資運用目的の債券や投資信託及び業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。なお当該リスクに関しては、定期的に把握した時価を取締役会で報告しております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日であります。外貨建ての営業債務は為替の変動リスクに晒されておりますが、適宜為替予約取引等を行い、そのリスクを軽減しております。
借入金は、主に営業取引に係る資金調達であります。外貨建ての借入金は為替の変動リスクに、また、変動金利の借入金は金利の変動リスクに晒されておりますが、通貨スワップ取引及び金利通貨スワップ取引を利用して、当該リスクを軽減しております。
長期未払金は、役員退職慰労金の打切支給に係る債務であり、各役員の退任時に支給する予定であります。
デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権債務に係る為替の変動リスクを軽減するための為替予約取引及び通貨オプション取引、外貨建借入金に係る為替の変動リスク及び借入金に係る支払利息を軽減するための通貨スワップ取引及び金利通貨スワップ取引であります。デリバティブの利用に当たっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。
デリバティブ取引の実行及び管理は、関係担当部署による為替委員会にて行っております。取引権限及び取引限度額は随時為替委員会において決定され、取引結果については、取締役会に定期的に報告しております。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成26年2月28日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2参照)。
前連結会計年度(平成25年2月28日)
連結貸借対照表計上額
(千円)(*)
時価(千円)(*)差額(千円)
(1)現金及び預金13,057,49013,057,490-
(2)受取手形及び売掛金11,233,87211,233,872-
(3)有価証券及び投資有価証券2,401,9662,405,2053,239
(4)未収入金915,145915,145-
(5)支払手形及び買掛金(2,603,031)(2,603,031)-
(6)短期借入金(1,128,428)(1,128,428)-
(7)未払法人税等(608,306)(608,306)-
(8)長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む)(5,731,310)(5,731,294)△15
(9)長期未払金(565,551)(537,249)△28,302
(10)デリバティブ取引3,4883,488-

(*)負債で計上されているものについては、( )で表示しております。
当連結会計年度(平成26年2月28日)
連結貸借対照表計上額
(千円)(*)
時価(千円)(*)差額(千円)
(1)現金及び預金9,363,0589,363,058-
(2)受取手形及び売掛金14,877,68414,877,684-
(3)有価証券及び投資有価証券2,820,1272,821,9611,834
(4)未収入金1,621,6251,621,625-
(5)支払手形及び買掛金(3,961,359)(3,961,359)-
(6)短期借入金(1,485,754)(1,485,754)-
(7)未払法人税等(308,282)(308,282)-
(8)長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む)(5,552,080)(5,547,965)△4,114
(9)長期未払金(565,551)(542,392)△23,159
(10)デリバティブ取引(4,244)(4,244)-

(*)負債で計上されているものについては、( )で表示しております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金、(4)未収入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、債券及び投資信託等は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。
(5)支払手形及び買掛金、(6)短期借入金、(7)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(8)長期借入金(1年以内に返済予定のものを含む)
長期借入金の時価については、元利金の合計を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。なお、長期借入金のうち金利通貨スワップの対象となっているものについては、当該金利通貨スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(9)長期未払金
長期未払金の時価については、合理的に見積りした支払予定時期に基づき、無リスクの利率で割り引いた現在価値により算定しております。
(10)デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照ください。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)

区分前連結会計年度
(平成25年2月28日)
当連結会計年度
(平成26年2月28日)
非上場株式52,779132,779
匿名組合出資金-220,000
投資事業組合出資金3,813150,652

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3)有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成25年2月28日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金
預金13,047,633---
受取手形及び売掛金11,233,872---
有価証券及び投資有価証券
満期保有目的の債券
社債-200,000300,000-
その他有価証券のうち満期があるもの
その他600,000---
未収入金915,145---
合計25,796,650200,000300,000-

当連結会計年度(平成26年2月28日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金
預金9,359,787---
受取手形及び売掛金14,877,684---
有価証券及び投資有価証券
満期保有目的の債券
社債200,000-200,000-
その他有価証券のうち満期があるもの
債券(社債)--22,000-
その他600,000---
未収入金1,621,625---
合計26,659,098-222,000-

4.短期借入金及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成25年2月28日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金1,128,428-----
長期借入金2,234,9092,258,504244,249-993,648-
合計3,363,3372,258,504244,249-993,648-

当連結会計年度(平成26年2月28日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金1,485,754-----
長期借入金2,957,012942,757658,663993,648--
合計4,442,766942,757658,663993,648--
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