訂正有価証券報告書-第56期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2015/05/15 10:32
【資料】
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【項目】
68項目

有報資料

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成されています。
連結財務諸表を作成するに当たり、重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しております。
(2)当連結会計年度の経営成績
① 概要
当連結会計年度における業績に関する概要につきましては、1 業績等の概要(1)業績に記載のとおりであります。
② 売上収益
売上収益は、前年同期比6.1%減少し、3,093億85百万円となりました。
これは、店舗の顧客層に応じた柔軟なブランド編集や、オリジナル商材の開発強化した「シューラルー」や「オペーク・ドット・クリップ」が好調だったことによるストア業態の増加、及びスマートフォン対応強化やコンビニ後払い決済の開始等利便性追及したEC売上の増加はあったものの、商品テイストのトレンドの取込加減や、ターゲット層と乖離等商品開発に課題があった百貨店SPA、バイイングSPA及びコモディディ業態が減少したことによるものであります。子会社においては㈱ファッション・コ・ラボ等が売上を伸ばしたものの、前年同期比200億52百万円の減少となりました。
③ 売上総利益
売上総利益は、前年同期比6.2%減少し、1,768億3百万円となりました。
これは、主として当社においてプロパー時期のバーゲン売上構成比が拡大したこと、セール時期の販売掛率の低下及び円安による仕入原価の上昇等によるものであり、前年同期比116億94百万円の減少となりました。
④ 営業利益
営業利益は、前年同期比17.9%減少し、92億91百万円となりました。
これは、主として売上総利益の減少、販売費及び一般管理費における派遣社員から時給制社員への切替による店頭人件費の減少、仕入の適正化に伴う物流費の減少等により96億28百万円減少によるものであり、営業利益は前年同期比20億29百万円の減少となりました。
⑤ 当期利益
当期利益(親会社の所有者に帰属)は、前年同期比35.2%減少し、20億41百万円となりました。
これは、主として営業利益の減少、2012年のシーズン在庫廃棄したことによる商品廃棄損の増加7億円や、世界時装(中国)有限公司及び海外生産子会社の再編による関係会社整理損の増加4億38百万円、借換え等による支払利息の減少等により金融費用の減少7億21百万円等によるものであり、前年同期比11億7百万円の減少となりました。
(3)財政状態に関する分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて41億1百万円減少し、786億86百万円となりました。
これは、主として社債の償還、A種優先株式の取得等により現金及び現金同等物が18億64百万円、仕入適正化等により棚卸資産が8億67百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
非流動資産は、前連結会計年度末に比べて21億73百万円減少し、1,216億86百万円となりました。
これは、主として減価償却等により有形固定資産が17億円、差入保証金の減少等によりその他の金融資産が2億97百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて62億75百万円減少し、2,003億72百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて47億17百万円減少し、656億32百万円となりました。
これは、主として借入金が32億26百万円減少したこと等によるものであります。
非流動負債は、前連結会計年度末に比べて41億71百万円減少し、1,235億5百万円となりました。
これは、主として早期償還により社債が30億円減少したこと等により社債及び借入金が16億円2百万円、A種優先株式の取得によりその他の有利子負債が30億12百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて88億88百万円減少し、1,891億38百万円となりました。
(資本)
資本合計は、前連結会計年度末に比べて26億13百万円増加し、112億34百万円となりました。
これは、利益剰余金が17億41百万円、その他の資本の構成要素が8億74百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
135億22百万円の収入(前年同期比68億51百万円 収入増)となりました。収入の主な内訳は、税引前当期利益43億70百万円に減価償却費及び償却費80億65百万円の調整項目を加えた金額であり、収入増加の主な内訳は、仕入適正化による仕入債務及びその他の債務の支払の減少99億21百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
2億70百万円の支出(前年同期比20億58百万円 支出減)となりました。支出減少の主な内訳は有形固定資産の取得による支出の減少6億63百万円、差入保証金の回収による増加5億29百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
153億17百万円の支出(前年同期比59億44百万円 支出増)となりました。これは主に、支出においてその他の金融負債の返済48億54百万円、社債及び借入金の純減額46億91百万円、その他の有利子負債の返済による支出30億円、金融費用の支払額24億73百万円が生じたこと等によるものであります。
この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末より18億64百万円減少して162億97百万円となりました。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社経営陣が承知している限り、経営者及び内部統制上重要な権限を有している従業員による不正行為、法令・定款違反行為及び不当行為はありません。また、取締役の競業取引、取締役と会社間の利益相反取引、会社が行った無償の利益供与、子会社又は株主との通例的でない取引並びに自己株式の取得及び処分等について取締役の義務違反はありません。
(6)中長期的な経営戦略
当社グループは、1992年、顧客価値と生産性の最大化を目的に、消費者を起点に小売りから生産までを一気通貫させ、ロス・無駄を価値に変える「スパークス(SPARCS) 構想」を発表いたしました。ファッション産業においてこれまで分断されていたビジネスプロセスをつなぎ、在庫ロスと機会ロスを最小化すると同時に、当社グループにおいてコアとなる生産系、開発系、マーチャンダイジング系、店舗運営系のそれぞれの業務において再現性のある仕組みをプラットフォーム化することで競争優位性を高め、進化する顧客ニーズにスピーディーに応えることを可能にする「スパークス(SPARCS)モデル」の構築を目指してまいります。
また、常に消費者の嗜好、マーケットやチャネルの変化を見極めながら、新たな業態開発、ブランド開発、店舗開発、商品開発を行うことで、永続的な成長を目指してまいります。

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