有価証券報告書-第57期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/12 13:14
【資料】
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【項目】
70項目

有報資料

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成されています。
連結財務諸表を作成するに当たり、重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」に記載しております。
(2)当連結会計年度の経営成績
① 概要
当連結会計年度における業績に関する概要につきましては、1 業績等の概要(1)業績に記載のとおりであります。
② 売上収益
売上収益は、前年同期比3.5%減少し、2,985億11百万円となりました。
これは、広域商圏型SC(RSC)を中心に駅ビルから百貨店まで幅広い立地と顧客に適応した「オペーク・ドット・クリップ」や、地域に密着した近隣小商圏型SC(NSC)のマーケットニーズに対応して客層の幅を広げた「シューラルー」が好調に推移したことに加え、「ワールド オンライン ストア」を中心にブランドの世界観を伝える独自のECサイトの強化やスマートフォンの普及に合わせた購買スタイルにも対応したことでEC売上が増加しましたが、百貨店SPA、バイイングSPA及びコモディディ業態の減少等によるものであります。子会社においては株式会社ワールドリビングスタイル、株式会社イッツデモ、株式会社ファッション・コ・ラボ等が増加したものの、前年同期比108億74百万円の減少となりました。
③ 売上総利益
売上総利益は、前年同期比5.2%減少し、1,675億46百万円となりました。
これは、主として円安による原材料等の輸入コストの上昇等によるものであり、前年同期比92億57百万円の減少となりました。
④ 営業利益
営業利益は、前年同期比43.4%減少し、52億63百万円となりました。
これは、販売費及び一般管理費においては従業員給付費用や歩率家賃の減少等により52億29百万円減少となったものの、主として売上総利益の減少によるものであり、営業利益は前年同期比40億29百万円の減少となりました。
⑤ 当期利益
当期利益(親会社の所有者に帰属)は、前年同期比120.9%増加し、45億9百万円となりました。
これは、主として営業利益の減少はあるものの、固定資産売却益等のその他の収益の増加19億76百万円、商品廃棄損等のその他の費用の減少15億13百万円、匿名組合投資利益等の金融収益の増加18億60百万円、支払利息等の金融費用の減少11億52百万円等によるものであり、前年同期比24億68百万円の増加となりました。
(3)財政状態に関する分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて9億24百万円減少し、777億62百万円となりました。
これは主に、棚卸資産が24億23百万円増加したものの、売上債権及びその他の債権が33億52百万円減少したこと等によるものであります。
非流動資産は、前連結会計年度末に比べて6億44百万円増加し、1,223億30百万円となりました。
これは主に、有形固定資産が14億46百万円減少したものの、繰延税金資産が12億91百万円、その他の金融資産が7億82百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて2億81百万円減少し、2,000億92百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて280億28百万円増加し、936億61百万円となりました。
これは主に、借入金が285億84百万円増加したこと等によるものであります。
非流動負債は、前連結会計年度末に比べて297億48百万円減少し、937億58百万円となりました。
これは主に、借入金が258億95百万円、その他の有利子負債が44億64百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて17億19百万円減少し、1,874億18百万円となりました。
(資本)
資本合計は、前連結会計年度末に比べて14億39百万円増加し、126億73百万円となりました。
これは主に、利益剰余金が45億9百万円、自己株式が35億42百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
(4)キャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
83億32百万円の収入(前年同期比51億90百万円 収入減)となりました。収入減少の主な要因は、税引前当期利益の増加24億72百万円はあるものの、棚卸資産の増加30億71百万円と仕入債務及びその他の債務の減少43億97百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
7億4百万円の収入(前年同期比9億74百万円 収入増)となりました。収入増加の主な内訳は、有形固定資産の売却による収入の増加26億93百万円、利息及び配当金の受取額の増加22億44百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
96億66百万円の支出(前年同期比56億51百万円 支出減)となりました。支出の主な内訳は、優先株式の取得による支出で45億14百万円、リース債務の返済による支出で49億78百万円によるものであります。
この結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末より3億59百万円減少して、159億38百万円となりました。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社経営陣が承知している限り、経営者及び内部統制上重要な権限を有している従業員による不正行為、法令・定款違反行為及び不当行為はありません。また、取締役の競業取引、取締役と会社間の利益相反取引、会社が行った無償の利益供与、子会社又は株主との通例的でない取引並びに自己株式の取得及び処分等について取締役の義務違反はありません。
(6)中長期的な経営戦略
当社グループは、1992年、顧客価値と生産性の最大化を目的に、消費者を起点に店頭から生産までを一気通貫させ、ロス・無駄を価値に変える「スパークス(SPARCS) 構想」を発表いたしました。ファッション産業においてこれまで分断されていたビジネスプロセスをつなぎ、在庫ロスと機会ロスを最小化すると同時に、当社グループにおいてコアとなる生産系、開発系、マーチャンダイジング系、店舗運営系のそれぞれの業務において再現性のある仕組みをプラットフォーム化することで競争優位性を高め、進化する顧客ニーズにスピーディーに応えることを可能にする「スパークス(SPARCS)モデル」の構築を目指してまいります。
また、常に消費者の嗜好、マーケットやチャネルの変化を見極めながら、新たな業態開発、ブランド開発、店舗開発、商品開発を行うことで、永続的な成長を目指してまいります。

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