四半期報告書-第69期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社及び連結子会社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、政府による経済政策の効果もあり、緩やかな景気回復基調が続いているものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や夏季の天候不順の影響もあり、個人消費の伸びは鈍化いたしました。
医療用医薬品市場は、高齢化の進展に伴う生活習慣病関連薬剤・抗悪性腫瘍剤等の市場拡大や新薬の寄与があったものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や薬価改定、後発医薬品の使用促進などの影響があり、マイナス成長となりました。
また、お得意さまニーズの多様化・高度化への対応など、医薬品卸を取り巻く経営環境は引続き厳しい状況にあります。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は1兆4,760億54百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は106億20百万円(前年同期比1.6%増)、経常利益は235億10百万円(前年同期比0.7%減)、四半期純利益は147億46百万円(前年同期比1.0%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 医薬品卸売事業
「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」による「緊急提言」を受け、引続き流通改善に取組んでおります。具体的には、お得意さまごとに個々の医療用医薬品の価値に見合った粘り強い価格交渉に努めております。また、多様化・高度化するお得意さまニーズに対応し、顧客信頼度ナンバーワンを実現するため、お得意さまに提供するサービスの最適化と強い物流機能の確立に取組んでおります。
売上高は、個々のお得意さまのニーズにお応えする活動に継続して取組んでいるものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や薬価改定、後発医薬品の使用促進などの影響があり、前年同期比0.8%の減収となりました。
営業利益は、適正な利益の確保に向けた活動を徹底したものの、減収などの影響により減益となりました。
これらの結果、売上高は1兆4,060億44百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は49億50百万円(前年同期比13.1%減)となりました。なお、現時点における販売価格の未決定先につきましては、合理的見積価格としております。
② 医薬品製造事業
売上高につきましては、糖尿病関連商品を中心に販売促進に努めてまいりましたが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や薬価改定の影響により減収となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費の削減により増益となりました。
これらの結果、売上高は480億54百万円(前年同期比3.9%減)、営業利益は38億97百万円(前年同期比55.9%増)となりました。
③ 保険薬局事業
売上高は、M&Aや新規出店により増収となりました。営業利益は、人材確保に伴う人件費などが増加したものの、前年同期にのれん償却を計上していた影響もあり増益となりました。
これらの結果、売上高は656億86百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は19億39百万円(前年同期比5.2%増)となりました。
④ 医療関連サービス等事業
主に、介護事業において、新規に開設した施設を中心に順調に利用者が増加いたしました。一方、更なる地域密着サービスの強化に向けた施設の新規開設や介護従事者の確保により、売上原価が増加いたしました。
また、医薬品メーカーを対象とした物流受託の企画・管理、および希少疾病薬領域を中心とした医薬品の流通コーディネートをおこなう㈱エス・ディ・コラボにおいて、希少疾病薬の流通受託などにより売上高は増加いたしました。一方、新規の大型物流案件を受託したことにより、売上原価が増加いたしました。
これらの結果、売上高は246億35百万円(前年同期比17.7%増)、営業損失は4億1百万円(前年同期は1億25百万円の営業利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,313億79百万円増加し1兆1,585億12百万円となりました。主な要因は以下のとおりであります。
流動資産は前連結会計年度末に比べ1,149億76百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が734億71百万円、受取手形及び売掛金が307億74百万円、有価証券が47億10百万円増加したことによるものであります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ164億2百万円増加いたしました。これは主に減価償却などにより無形固定資産が11億14百万円減少したものの、保有株式の時価上昇などにより投資その他の資産が168億90百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,109億64百万円増加し8,121億1百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が1,106億23百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ204億14百万円増加し3,464億11百万円となりました。これは主に剰余金の配当を50億47百万円支払ったものの、四半期純利益を147億46百万円計上したことおよび保有株式の時価上昇などによりその他有価証券評価差額金が103億95百万円増加したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、40億16百万円であります。
また、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の変更内容は、次のとおりであります。
当社の連結子会社である㈱三和化学研究所は、気道過敏性診断薬「SK-1211」の臨床試験を小児および成人を対象に終了し、製造販売承認を申請すべく準備中であります。
さらに、選択的DPP-4阻害剤「スイニー錠」に関するインスリン分泌促進薬であるグリニド併用試験を終了し、承認事項の一部変更承認を申請すべく準備中であります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、政府による経済政策の効果もあり、緩やかな景気回復基調が続いているものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や夏季の天候不順の影響もあり、個人消費の伸びは鈍化いたしました。
医療用医薬品市場は、高齢化の進展に伴う生活習慣病関連薬剤・抗悪性腫瘍剤等の市場拡大や新薬の寄与があったものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や薬価改定、後発医薬品の使用促進などの影響があり、マイナス成長となりました。
また、お得意さまニーズの多様化・高度化への対応など、医薬品卸を取り巻く経営環境は引続き厳しい状況にあります。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は1兆4,760億54百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は106億20百万円(前年同期比1.6%増)、経常利益は235億10百万円(前年同期比0.7%減)、四半期純利益は147億46百万円(前年同期比1.0%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① 医薬品卸売事業
「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」による「緊急提言」を受け、引続き流通改善に取組んでおります。具体的には、お得意さまごとに個々の医療用医薬品の価値に見合った粘り強い価格交渉に努めております。また、多様化・高度化するお得意さまニーズに対応し、顧客信頼度ナンバーワンを実現するため、お得意さまに提供するサービスの最適化と強い物流機能の確立に取組んでおります。
売上高は、個々のお得意さまのニーズにお応えする活動に継続して取組んでいるものの、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や薬価改定、後発医薬品の使用促進などの影響があり、前年同期比0.8%の減収となりました。
営業利益は、適正な利益の確保に向けた活動を徹底したものの、減収などの影響により減益となりました。
これらの結果、売上高は1兆4,060億44百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は49億50百万円(前年同期比13.1%減)となりました。なお、現時点における販売価格の未決定先につきましては、合理的見積価格としております。
② 医薬品製造事業
売上高につきましては、糖尿病関連商品を中心に販売促進に努めてまいりましたが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動や薬価改定の影響により減収となりました。営業利益は、販売費及び一般管理費の削減により増益となりました。
これらの結果、売上高は480億54百万円(前年同期比3.9%減)、営業利益は38億97百万円(前年同期比55.9%増)となりました。
③ 保険薬局事業
売上高は、M&Aや新規出店により増収となりました。営業利益は、人材確保に伴う人件費などが増加したものの、前年同期にのれん償却を計上していた影響もあり増益となりました。
これらの結果、売上高は656億86百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は19億39百万円(前年同期比5.2%増)となりました。
④ 医療関連サービス等事業
主に、介護事業において、新規に開設した施設を中心に順調に利用者が増加いたしました。一方、更なる地域密着サービスの強化に向けた施設の新規開設や介護従事者の確保により、売上原価が増加いたしました。
また、医薬品メーカーを対象とした物流受託の企画・管理、および希少疾病薬領域を中心とした医薬品の流通コーディネートをおこなう㈱エス・ディ・コラボにおいて、希少疾病薬の流通受託などにより売上高は増加いたしました。一方、新規の大型物流案件を受託したことにより、売上原価が増加いたしました。
これらの結果、売上高は246億35百万円(前年同期比17.7%増)、営業損失は4億1百万円(前年同期は1億25百万円の営業利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は次のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,313億79百万円増加し1兆1,585億12百万円となりました。主な要因は以下のとおりであります。
流動資産は前連結会計年度末に比べ1,149億76百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が734億71百万円、受取手形及び売掛金が307億74百万円、有価証券が47億10百万円増加したことによるものであります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ164億2百万円増加いたしました。これは主に減価償却などにより無形固定資産が11億14百万円減少したものの、保有株式の時価上昇などにより投資その他の資産が168億90百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,109億64百万円増加し8,121億1百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が1,106億23百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ204億14百万円増加し3,464億11百万円となりました。これは主に剰余金の配当を50億47百万円支払ったものの、四半期純利益を147億46百万円計上したことおよび保有株式の時価上昇などによりその他有価証券評価差額金が103億95百万円増加したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、40億16百万円であります。
また、当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の状況の変更内容は、次のとおりであります。
当社の連結子会社である㈱三和化学研究所は、気道過敏性診断薬「SK-1211」の臨床試験を小児および成人を対象に終了し、製造販売承認を申請すべく準備中であります。
さらに、選択的DPP-4阻害剤「スイニー錠」に関するインスリン分泌促進薬であるグリニド併用試験を終了し、承認事項の一部変更承認を申請すべく準備中であります。