有価証券報告書-第57期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/30 9:51
【資料】
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【項目】
88項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は、主に流動性の高い金融商品で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブ取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形、売掛金及び完成工事未収入金は、顧客の信用リスクに晒されております。
投資有価証券は、業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
営業債務である支払手形、買掛金及び工事未払金は、そのほとんどが4ヶ月以内の支払期日であります。
借入金は、運転資金(主として短期)及び設備投資資金(長期)であり、このうち一部は、金利の変動リスクに晒されております。長期借入金は全て固定金利であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等にかかるリスク)管理
当社は、与信管理規程に従い、営業債権について、各事業部門及び管理部が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社は、投資有価証券については、四半期ごとに時価を把握し、投資事業有限責任組合に対する出資金については6ヶ月ごとに組合からの決算報告を入手し、財務状況を把握しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払をできなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
当事業年度(平成27年3月31日)
貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金559,322559,322-
(2)受取手形285,803285,803-
(3)売掛金698,668698,668-
(4)完成工事未収入金184,695184,695-
(5)投資有価証券13,60013,600-
資産計1,742,0891,742,089-
(1)支払手形541,703541,703-
(2)買掛金300,265300,265-
(3)工事未払金132,305132,305-
(4)短期借入金125,000125,000-
(5)長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)478,034484,8386,804
負債計1,577,3071,584,1116,804

(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資産
(1)現金及び預金、(2)受取手形、(3)売掛金、(4)完成工事未収入金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(5)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。
負債
(1)支払手形、(2)買掛金、(3)工事未払金、(4)短期借入金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(5)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、金融商品の時価情報の「(5)投資有価証券」には含めておりません。
(単位:千円)

区分当事業年度
(平成27年3月31日)
非上場株式2,960
投資事業組合出資16,405
合計19,365

非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、時価開示の対象としておりません。
投資事業組合出資については、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されていることから、時価開示の対象としておりません。
3.金銭債権の決算日後の償還予定額
当事業年度(平成27年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金559,322---
受取手形285,803---
売掛金698,668---
完成工事未収入金184,695---
合計1,728,489---

4.長期借入金の決算日後の返済予定額
当事業年度(平成27年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金125,000-----
長期借入金43,19643,19643,19643,19643,196262,054
合計168,19643,19643,19643,19643,196262,054