有価証券報告書-第62期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

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2018/06/29 9:39
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106項目

(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用情勢の改善が継続し、海外情勢に不透明感は残るものの、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。
当社グループの営業基盤である南九州においては、生産活動や消費関連に持ち直しの傾向が見られるものの、人口減少を背景に、消費マーケットの縮小による競争の激化や人材確保難と労働単価の上昇等による人件費の増加など、経営環境は厳しい状況が続いております。
このような状況の中で当社グループは、「収益性の改善」、「生産性の向上」を最優先課題に掲げ、サービス力の向上やお客様との接点拡大に向けた取組みを強化し、積極的な営業活動による販売シェアの拡大に努めるとともに、社員一人ひとりの生産性を高めるための人材教育・育成を図り人手不足への対応と業務効率の改善に努めました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高はエネルギー関連商品の販売価格が上昇したこと等により574億63百万円(前期比11.0%増)となりました。一方、オプシアミスミのリニューアルに伴う費用が当期発生したこと等により経常利益は13億19百万円(前期比4.4%減)となりましたが、前期に比べ減損損失(特別損失)が減少したこと等により親会社株主に帰属する当期純利益は7億41百万円(前期比38.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
1 エネルギー
「エネルギー」セグメントの石油部門では、法人向けの営業活動を強化し、販売シェアの拡大に取組む一方で、個人向けの「ENEOSカード」等の積極的な発券活動によるユーザーの囲い込みや固定化を図るとともに、サービスステーション(SS)の洗車・タイヤ・オイルなどの油外商品の増販や車検・整備売上の受注拡大に取組むなど利益率の改善に努めました。また、設備の老朽化が進んでいた西郷団地SS(鹿児島市)を2月末で閉店いたしました。
ガス部門では、積極的な営業活動による法人顧客の新規開拓に取組むとともに、訪問活動による接点強化を図り、電力販売の新規契約の獲得や住設機器の提案等による収益の拡大に努めました。また、鹿児島県南薩地域のLPガス等の小売販売において、業務の効率化を図るために、ミスミガス知覧店と加世田店を統合し「ミスミガス南薩店」として1月にリニューアルオープンいたしました。
以上の結果、当期は原油価格の影響等に伴いエネルギー関連商品の販売価格が上昇したこと等により、売上高は451億円(前期比15.3%増)、セグメント利益(営業利益)は11億51百万円(前期比25.4%増)となりました。
2 ライフスタイル
「ライフスタイル」セグメントのカルチャー部門では、季節商材や売れ筋商品を中心に、品揃えの強化と売場レイアウトの変更を実施するとともに、イベントの開催等による集客率のアップとTポイントを活用した販促施策を実施するなど購買意欲を高める取組みを行いました。また、オプシアミスミでは、開業10周年に合わせて施設のリニューアルを実施し、マタニティー&ベビー関連の専門店やファッション関連のショップが新たに出店するとともに、ブックスミスミオプシアの改装に加え、3月にはApple専門店の「Apple Premium Reseller」を「misumi STORE」と店名も新たに、増床リニューアルオープンいたしました。
自動車部門では、イベントや出張展示会を継続的に開催し、プジョー車の認知度向上とショールームへの来場促進を図ることで、新車販売の受注拡大に努めるとともに、タイヤ販売においては、試走会の開催等による新商品のPR活動に加え、更なる収益拡大に向けて営業力の強化に取組みました。
ホームライフ部門では、完成見学会や展示会を計画的に実施することで集客を図り、新築・リフォーム受注の掘起しに努めました。
以上の結果、マーケットの縮小傾向が続くカルチャー部門の売上改善が図れず、売上高は70億34百万円(前期比2.7%減)となり、さらにオプシアミスミのリニューアルに伴う費用が当期発生したこと等により、セグメント利益(営業利益)は22百万円(前期比94.3%減)となりました。
3 フード&ビバレッジ
「フード&ビバレッジ」セグメントの外食部門では、人件費の適正化を中心にコスト管理を徹底するとともに、オペレーション力の強化による品質管理の向上と廃棄ロスの削減を図り、収益性の改善に努めました。一方、宮崎県内のKFCイオン日向店を8月に閉店し、新たにKFC日向店としてロードサイド型の店舗を11月にオープンいたしました。
ミネラルウォーター部門では、電気契約者向けに実施している「6ヶ月間の宅配お試しキャンペーン」を継続し、ガス小売店舗との連携による一般顧客向けの宅配件数の新規獲得に努めました。また、物流・配送コストの上昇に伴い収益性を再検証し、販売価格の改定を実施いたしました。
以上の結果、売上高は53億27百万円(前期比2.0%減)となりましたが、コスト管理の徹底や見直し等によりセグメント利益(営業利益)は3億63百万円(前期比0.3%増)となりました。
(上記金額には、消費税等は含まれておりません。)
② 財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて9億40百万円増加し、355億96百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少した一方、受取手形及び売掛金や有形固定資産が増加したこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて3億19百万円増加し、190億86百万円となりました。これは主に、買掛金が減少した一方、未払金や借入金が増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて6億20百万円増加し、165億10百万円となりました。これは主に、利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益11億73百万円及び減価償却費6億35百万円等の資金の増加がありましたが、固定資産の取得14億68百万円、売上債権の増加6億6百万円及び法人税等の支払い4億85百万円等の資金の減少により、前連結会計年度末に比べ5億62百万円減少し、当連結会計年度末は42億59百万円(前期末比11.7%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加額は、7億1百万円(前期比37.0%減)となりました。これは主に、売上債権の増加6億6百万円、法人税等の支払い4億85百万円及び仕入債務の減少3億8百万円等の資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益11億73百万円及び減価償却費6億35百万円等の資金の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少額は、13億43百万円(前期比293.9%増)となりました。これは主に、固定資産の取得14億68百万円等の資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の増加額は、79百万円(前期は9億50百万円の減少額)となりました。これは主に、配当金の支払い2億11百万円等の資金の減少等がありましたが、借入金の増加3億26百万円等の資金の増加によるものであります。
④ 生産、受注及び販売の実績
販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(千円)前期比(%)
エネルギー45,100,94115.3
ライフスタイル7,034,878△2.7
フード&ビバレッジ5,327,640△2.0
合計57,463,45911.0

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。これらの連結財務諸表の作成にあたっては、決算期の異なる連結子会社については、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。
② 財政状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ2億36百万円増加し、135億72百万円(前連結会計年度末133億35百万円)となりました。これは主に、現金及び預金が5億59百万円減少しましたが、受取手形及び売掛金が6億66百万円、その他(未収入金等)が1億32百万円増加したこと等によるものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ7億3百万円増加し、220億24百万円(前連結会計年度末213億20百万円)となりました。これは主に、オプシアミスミの改装や外食店舗の移転新築等により有形固定資産が7億21百万円増加したこと等によるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ42百万円減少し、113億87百万円(前連結会計年度末114億29百万円)となりました。これは主に、未払金が4億52百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億35百万円増加しましたが、短期借入金が3億20百万円、支払手形及び買掛金が3億8百万円減少したこと等によるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ3億62百万円増加し、76億99百万円(前連結会計年度末73億37百万円)となりました。これは主に、役員の退職に伴い役員退職慰労引当金が1億83百万円減少しましたが、長期借入金が5億11百万円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の部の残高は、前連結会計年度末に比べ6億20百万円増加し、165億10百万円(前連結会計年度末158億89百万円)となりました。これは主に、利益剰余金が5億30百万円、退職給付に係る調整累計額が1億円増加したこと等によるものであります。
③ 経営成績の分析
当連結会計年度における売上高は、574億63百万円(前期比11.0%増)、販売費及び一般管理費は、106億24百万円(前期比0.1%減)、営業利益は9億42百万円(前期比10.0%減)、経常利益は13億19百万円(前期比4.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億41百万円(前期比38.9%増)となりました。
売上高は、主に原油価格の影響等より、エネルギー関連商品の販売価格が前期に比べ上昇したこと等により「エネルギー」セグメントが前連結会計年度に比べ59億83百万円増加したこと等により、全体では56億75百万円の増加となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ9百万円の減少となりました。
営業利益は、主に石油部門の粗利改善と「ミスミでんき」のキャンペーン費用が前期に比べ減少したこと等により「エネルギー」セグメントが前連結会計年度に比べ2億33百万円増加しましたが、オプシアミスミ(商業施設)の改装をはじめ、ブックスミスミオプシアやmisumi STORE(Apple専門店)のリニューアルに伴う費用が当期発生したこと等により「ライフスタイル」セグメントが前連結会計年度に比べ3億77百万円減少し、全体では1億4百万円の減少となりました。
特別利益は、前連結会計年度に比べ11百万円増加し、特別損失は、主に固定資産の減損損失が前連結会計年度に比べ1億90百万円減少したこと等により、全体では1億97百万円の減少となりました。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税、住民税及び事業税が前期に比べ88百万円減少した影響もあり、前連結会計年度に比べ2億7百万円増加し、7億41百万円となりました。
④ 資本の財源及び資金の流動性について
当連結会計年度の運転資金及び資本的支出は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び長期借入れによる収入等のほか、前連結会計年度末の繰越資金等を充当しました。詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
次期の重要な資本的支出につきましては、「ライフスタイル」セグメントにおいて、店舗新設6億48百万円が発生する予定であります。
なお、その所要資金につきましては、自己資金及び借入金を充当する予定であります。

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