四半期報告書-第48期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)

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2022/11/14 16:16
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40項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間における国内外の経済は、ウクライナ情勢の長期化等による継続的な原材料価格、エネルギー価格の上昇を抑えるために各国がとった金融引き締め政策により急激な円安が進むとともに、生活に欠かすことができない財やサービスの価格上昇が続いており、景気減速の懸念が強まっています。また、国内では新型コロナウイルス感染症による行動制限は緩和されましたが、感染への警戒が緩んだわけではなく、景気の悪化と物価高が同時に進行する中、個人消費を中心に停滞感が強まりました。
このような状況の下、当社グループの状況につきましては、世界的な脱コロナへの動きを受け需要を取り込んだアスモトレーディング事業、及び香港における外食需要の回復により来客数が増加したASMO CATERING(HK)事業では好調に推移いたしましたが、感染リスクが高い高齢者向けの事業を行っているアスモフードサービス事業とアスモ介護サービス事業においては、主なサービス提供先である高齢者施設の入居率や介護サービス利用者数の回復に時間を要しており、引き続き慎重な事業運営が求められています。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高9,867百万円(前年同四半期比4.5%増)、営業利益147百万円(前年同四半期比53.5%減)、経常利益195百万円(前年同四半期比42.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、89百万円(前年同四半期比57.4%減)となりました。
売上高の増加は、アスモトレーディング事業、及びASMO CATERING(HK)事業におけるコロナ禍で低迷していた業績の回復によるものであります。営業利益、経常利益の減少は原材料費の上昇と円安基調の影響を受けたアスモトレーディング事業における売上原価率の上昇とアスモフードサービス事業における人件費、光熱費の増加、及びアスモ介護サービス事業における利用者の減少と新規施設開設に伴う費用の発生によるものであります。今後におきましては、コロナ禍前の水準への業績回復に向け、グループ一丸となって邁進してまいります。
セグメントごとの状況は次のとおりであります。
セグメント名称
(セグメントに該当する会社)
主要な事業の内容
アスモ事業
(株式会社アスモ)
グループ会社の統制・管理、不動産賃貸
アスモトレーディング事業
(株式会社アスモトレーディング)
食肉の輸入、食肉及び食肉加工品の販売
アスモフードサービス事業
(株式会社アスモフードサービス)
(株式会社アスモフードサービス首都圏)
(株式会社アスモフードサービス東日本)
(株式会社アスモフードサービス中日本)
(株式会社アスモフードサービス西日本)
高齢者介護施設等における給食の提供
アスモ介護サービス事業
(株式会社アスモ介護サービス)
(株式会社アスモライフサービス)
訪問・居宅介護事業所の運営、有料老人ホームの運営
ASMO CATERING (HK) 事業
(ASMO CATERING (HK) CO., LIMITED)
香港における外食店舗の運営、食品加工販売
その他(ASMO CATERING(TAIWAN)COMPANY LIMITED)台湾における外食店舗の運営 ※事業を休止中

① アスモトレーディング事業
アスモトレーディング事業におきましては、国内で新型コロナウイルス感染症が7、8月に再拡大した際、移動制限措置の発動等に伴う個人消費等への影響が懸念されたものの、特段の措置はなく夏季の外食需要が高まり、外食業界に対して、当社の主力であるメキシコ産牛肉を中心に販売が増加いたしました。特に、アメリカやオーストラリア等の輸入牛肉の価格が高騰している状況において、当社では、メキシコ産牛肉を現地から安定的に購買できる強みや価格面での優位性を活かし、新規並びに既存の顧客への売上高を伸ばしております。また、国内通販事業部門においても安定的な販売が続き、前年同四半期を上回る実績となりましたが、一方で、原油価格の高騰による物流費の高止まりや保管料の上昇に加え、円安の影響により、営業利益は前年同期比で微増に留まりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、2,165百万円(前年同四半期比36.2%増)、セグメント利益(営業利益)は51百万円(前年同四半期比1.4%増)となりました。
今後におきましては、円安基調の継続が懸念されますが、外食産業の回復に伴い食肉需要もコロナ禍以前の状態に戻ると見込まれることから、年末需要期に向けた各取引先への営業の強化、ならびに新規開拓によりさらなる業績の向上を目指してまいります。
② アスモフードサービス事業
アスモフードサービス事業におきましては、主要マーケットが高齢者施設利用者様向けの給食提供であり、未だ新型コロナウイルス感染症への警戒感が残る高齢者向けサービス業界において、高齢者施設の入居率や介護サービス利用者数が新型コロナウイルス感染症蔓延前の水準まで回復しておらず、足元が不透明な厳しい状況で推移いたしました。また、原材料費や物流費、光熱費の高騰に加え、人件費の負担が利益を圧迫いたしました。
そのような中で、当事業では、給食提供を行う現場従業員に対する食材・資材コストの管理意識を高めるべく、会議や研修を通じた積極的な意見交換や、食数管理システムを用いてリアルタイムに食材費、原価率を確認することを習慣化し、給食提供食数の予定数量を算出した上で、適正な発注食材数量や在庫数量を随時追求してまいりました。また、使用する食材に関して、生野菜から冷凍野菜への移行、総合食品メーカーからの仕入取引を推進するなどの方策により原価を抑えつつ、給食提供先に対する提供単価や内容についての交渉を行うなどの対策を講じることによって利益への影響を抑えてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、3,742百万円(前年同四半期比1.3%減)、セグメント利益(営業利益)は104百万円(前年同四半期比50.0%減)となりました。
引き続き、原価管理の徹底に加え、受託施設を増やすべく営業活動に取り組むことで収益力の回復に努めてまいります。
③ アスモ介護サービス事業
介護業界全体としては、恒常的な人手不足と、それに伴う人件費の上昇に加え、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響によるご利用者様数の減少で、足元・先行きとも厳しい状況にあります。そのような状況の中、サービス提供先でも複数の施設においてご利用者様やスタッフの感染により一時的にサービスの提供が減少する事象があり、売上、利益ともに厳しい結果となりました。
これにより当第2四半期連結会計期間末現在、訪問介護事業所36事業所(前年同四半期末は37事業所)、居宅介護支援事業所12事業所(前年同四半期末は12事業所)で支援させていただいておりますご利用者様(※)は1,884名(前年同四半期末は1,944名)となりました。また、有料老人ホーム7施設(前年同四半期末は6施設)のご入居者様は321名(前年同四半期末は308名)となりました。(※)介護タクシーでの介護保険利用者を除く
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、2,768百万円(前年同四半期比5.0%減)、セグメント利益(営業利益)は75百万円(前年同四半期比52.5%減)となりました。
今後におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で自重していました新規入居者様獲得に向けて積極的な促進活動を行いながら、介護需要を取り込むことに注力してまいります。また、5月に開設いたしました自社運営施設(ベストライフ一橋学園)の速やかな収益化を図るとともに、職員の定着率向上に向けた取り組みと積極的な新規採用により十分な職員数を確保していることを強みとして、コロナ後の需要をしっかりと取り込むことで業績の向上を図ってまいります。
④ ASMO CATERING (HK) 事業
香港では、新型コロナウイルス感染症に対するディナータイムの営業禁止など、最も強い措置を含む各規制は緩和されたものの、新型コロナウイルスワクチン接種者にのみ商業・娯楽施設などの利用を認める「ワクチンパス(第3段階)」制度が厳格に運用されており、主要国の情勢と比較しても、新型コロナウイルス感染症への対応が依然として求められている状況にあります。
そのような状況の中、ASMO CATERING HK事業におきましては、こまめな価格改定・メニュー内容の見直しや値上げを実施し、回復しつつある外食需要への対応を進めてまいりました。 また、前連結会計年度にISO22000(食品安全)を認証取得した食品加工販売部門では新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客である日系レストラン事業を営む各社からの受注が増加いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,188百万円(前年同四半期比28.4%増)、セグメント利益(営業利益)は21百万円(前年同四半期はセグメント利益0百万円)となりました。
インバウンド消費への依存度が高い香港の小売・飲食業において、9月より入境時の指定ホテルでの隔離が不要となったことで、町には徐々に人出が戻りつつあります。大きな需要が見込める中国からの入境が完全に再開されるまでには時間を要すると思われますが、状況を見極めつつアフターコロナの需要を取り込めるよう準備してまいります。また、業績が安定して推移している食品加工販売部門では、取扱品目を充実させることにより、さらなる取引先の拡大に繋げ、収益力を強化してまいります。
⑤ その他の事業
その他セグメントに含めておりましたサーバントラスト信託株式会社につきましては、基幹事業分野への経営資源の集中を図ることを目的として当社が保有する全株式を2022年5月27日付で譲渡したことに伴い第1四半期連結会計期間の期首をみなし譲渡日として連結の範囲から除外しております。
また、その他セグメントに含まれておりますASMO CARTERING(TAIWAN)COMPANY LIMITEDは2019年3月を期末とする連結会計年度以降、事業を休止しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のセグメント損失(営業損失)は0百万円(前年同四半期はセグメント利益0百万円)となりました。
(2) 財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は8,930百万円となり、前連結会計年度末に比べ284百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が527百万円、受取手形及び売掛金が51百万円、商品が84百万円増加し、未収入金が328百万円、差入保証金が22百万円減少し、貸倒引当金が25百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は2,705百万円となり、前連結会計年度末に比べ286百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が55百万円、短期借入金が104百万円、未払法人税等が103百万円、賞与引当金が35百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は6,225百万円となり、前連結会計年度末に比べ1百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金が45百万円減少し、為替換算調整勘定が25百万円、非支配株主持分が17百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は69.1%(前連結会計年度末は71.6%)となりました。
(3) キャッシュ・フロー
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は5,075百万円となり、前年同四半期末に比べて340百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは497百万円の収入となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益221百万円や減価償却費41百万円に加えて、売上債権の減少による収入126百万円、その他の資産の減少による収入303百万円、その他の負債の減少による支出113百万円、法人税等の支払額114百万円および法人税等の還付額43百万円などによるものであります。
また、前第2四半期連結累計期間に比べてキャッシュ・イン・フローが218百万円増加した主な要因として、税金等調整前当期純利益は120百万円減少したものの、売上債権の増減による収入が151百万円増加し、その他の資産の増減による収入が151百万円増加したことなどが挙げられます。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは30百万円の収入となりました。これは主に貸付けによる支出51百万円、貸付金の回収による収入25百万円、建設協力金の回収による収入8百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入48百万円などによるものであります。
また、前第2四半期連結累計期間に比べてキャッシュ・イン・フローが17百万円減少している主な要因として、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入が48百万円増加したものの、差入保証金の差入・回収差による収入が56百万円減少したことなどが挙げられます。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは34百万円の支出となりました。これは主に短期借入れによる収入104百万円、配当金の支払額115百万円などによるものです。
また、前第2四半期連結累計期間に比べてキャッシュ・アウト・フローが268百万円減少している主な要因として、短期借入れによる収入が98百万円増加したこと、また自己株式の取得による支出が162百万円減少したことなどが挙げられます。
以上のとおり、当社グループの当第2四半期連結累計期間の資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フロー収入と投資活動によるキャッシュ・フロー収入を合わせた、いわゆるフリー・キャッシュ・フローが528百万円の収入であることから、財務活動によるキャッシュ・フローにおける配当金支払やリース債務の返済を十分にカバーできる水準となっております。
資本の財源につきまして、当社グループの運転資金・設備投資資金は期中の一時的な子会社の借入やリース債務を除き、自己資金により充当しております。当第2四半期連結会計期間末の有利子負債残高はリース債務147百万円および短期借入金120百万円のみであります。リース債務は順調な返済により前連結会計年度末と比較して23百万円減少しております。短期借入金は104百万円増加しておりますが、これはアスモトレーディング事業において主力商品であるメキシコ産牛肉の販売が着実に増えてきており、特に需要期において予定以上の購買が必要になった際、資金繰りのために購買を控え販売機会損失を起こさないよう、当座貸越枠を新たに設けて借入を行ったことによるものであります。
資金の流動性につきましても、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高が5,075百万円であることから、十分な資金を確保できており、小規模なM&Aや隣接事業への拡大についても対応できる水準であります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。

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