有価証券報告書-第53期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
(重要な会計上の見積り)
株式会社ビー・ワイー・オーに係る投資有価証券の評価
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社の持分法適用関連会社であり、外食事業を営む株式会社ビー・ワイ・オー(以下、同社)においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、売上高の減少等の影響が生じております。当社は、同社が策定した事業計画の妥当性を検証し、同社への投資に係る減損の要否を判断しております。当連結会計年度においては、同社の売上高が2021年4月に見直した事業計画を下回って推移していることから、同社への投資に含まれるのれんに減損の兆候を識別し、同社の事業から得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、帳簿価額と比較した結果、減損の認識は不要と判断しております。
同社の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積りにおいては、新型コロナウイルス感染症の感染状況及び経営環境への影響を踏まえ、徐々に状況は改善するものの、当該状況による影響は、2025年3月期までにおおむね回復するという仮定を設定しております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響は不確定要素が多く、事業計画の達成状況に加えて上記の仮定に変化が生じた場合には、翌年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。
株式会社ビー・ワイー・オーに係る投資有価証券の評価
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円) | ||
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | |
投資有価証券 | 1,219 | 1,137 |
持分法による投資損失 | 744 | 80 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
当社の持分法適用関連会社であり、外食事業を営む株式会社ビー・ワイ・オー(以下、同社)においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、売上高の減少等の影響が生じております。当社は、同社が策定した事業計画の妥当性を検証し、同社への投資に係る減損の要否を判断しております。当連結会計年度においては、同社の売上高が2021年4月に見直した事業計画を下回って推移していることから、同社への投資に含まれるのれんに減損の兆候を識別し、同社の事業から得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、帳簿価額と比較した結果、減損の認識は不要と判断しております。
同社の事業計画に基づく将来キャッシュ・フローの見積りにおいては、新型コロナウイルス感染症の感染状況及び経営環境への影響を踏まえ、徐々に状況は改善するものの、当該状況による影響は、2025年3月期までにおおむね回復するという仮定を設定しております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響は不確定要素が多く、事業計画の達成状況に加えて上記の仮定に変化が生じた場合には、翌年度以降の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。