有価証券報告書-第37期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/24 16:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
114項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

①財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3億15百万円減少し、374億65百万円となりました。現金及び預金の増加19億59百万円はありましたが、建物及び構築物7億51百万円の減少、土地の減少10億41百万円によるものです。負債は、前連結会計年度末に比べ11億47百万円減少し186億17百万円となりました。主に長期借入金21億11百万円及び負ののれん2億72百万円減少によるものです。
少数株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末に比べ8億32百万円増加し188億47百万円となりました。
1株当たり純資産は、前連結会計年度末に比べ104.15円増加し1,883.28円となり、自己資本比率は前連結会計年度末の47.0%から3.2ポイント上昇し50.2%となりました。
②経営成績の分析
当社グループの売上高におきましては、当社グループが属する「食」の分野での消費者の生活防衛意識の高まりによる節約志向、低採算店舗の閉鎖、集約などから、売上高は、前連結会計年度より14億19百万円減少し、486億16百万円(前年同期比2.8%減)、売上原価は、前連結会計年度より8億55百万円減少し、371億39百万円(前年同期比2.3%減)となりました。
この結果、売上総利益は、前連結会計年度より5億63百万円減少し、114億77百万円(前年同期比4.7%減)となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度から継続して企業グループとしての体制及び体質強化に重点を置き、人件費、広告宣伝費、その他全般にわたってコスト削減を徹底し、前連結会計年度より7億83百万円減少し、106億44百万円(前年同期比6.9%減)となりました。
この結果、営業損益においては、売上高の減少に伴なう売上総利益の減少がありましたが、販売費及び一般管理費が前連結会計年度より減少したため、営業利益は前連結会計年度より2億20百万円増加し8億33百万円(前年同期比35.9%増)となりました。また、経常利益は、連結子会社の株式を追加取得したことによる持分法による投資利益の増加と、支払利息の減少により、前連結会計年度より2億37百万円増加し15億75百万円(前年同期比17.7%増)となりました。
特別損益では、連結子会社株式を追加取得したことによる負ののれん発生益を計上いたしましたが、持ち帰り弁当事業、店舗委託事業及びその他事業の一部店舗について、減損損失及び固定資産除却損を計上いたしました。
この結果、当期純利益は前連結会計年度から8億39百万円減少し12億30百万円(前年同期比40.6%減)となり、1株当たり当期純利益は前連結会計年度に比べ84.08円減少し123.23円となりました。
③キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、第2 事業の状況、1業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー に記載のとおりです。