四半期報告書-第33期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/13 15:03
【資料】
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【項目】
32項目
文中における将来に関する事項につきましては、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年6月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が継続しており、企業活動や個人消費は引き続き一定程度の制限が強いられる状況となりました。また、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が開始されるなど収束に向けた対策が見える一方で、感染力の高い変異ウイルスへの感染拡大が懸念されており収束時期については依然として不透明なことから、予断を許さない状況が続いております。
このような環境の中、当社グループは、お客様と店舗スタッフの安全を第一に考え、新型コロナウイルス感染症拡大の予防措置を講じながら、新規顧客の獲得と更なる顧客サービスの向上に努めてまいりました。
当第1四半期連結累計期間におきましては、6月に「サイクルウェーブ」を宮野木店内へオープンしました。自転車本体の販売・パンクなどの修理全般・自転車保険の加入に至るまで、総合的な自転車サービスの提供体制を整えました。株式会社あさひと提携することで、店頭には同社のPB自転車を中心に常時200台を展示しております。また、自転車安全整備士・自転車技士の有資格者を配置し、専門的な修理サービスの提供を開始しました。
引き続き異業種との店舗複合化を推進することで、新たな客層の来店促進や、土地の有効活用による収益基盤の強化を図ってまいります。
以上の結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間における売上高は1,792百万円(前年同四半期比15.2%増)、営業利益は4百万円(前年同四半期は営業損失2百万円)、経常利益は27百万円(前年同四半期比41.6%増)、前連結会計年度において税務上の繰越欠損金が解消されたことに伴い、繰延税金資産の減少などによる影響もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は9百万円(前年同四半期比34.4%減)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財務状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況
の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は7,670百万円と、前連結会計年度末比359百万円(4.5%)の減少となりました。負債は4,344百万円となり前連結会計年度末比337百万円(7.2%)の減少、純資産は3,325百万円で、前連結会計年度末比22百万円(0.7%)の減少となりました。この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比1.7ポイント増の43.4%となりました。なお、運転資金の効率的な調達を目的とした取引銀行との当座貸越契約及び貸出コミットメント契約の借入金につきましては、勘定科目を長期借入金から短期借入金に変更しております。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題についての重要な変更、または、新たに生じた優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。