四半期報告書-第57期第1四半期(令和1年5月21日-令和1年8月20日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年5月21日から2019年8月20日まで)におけるわが国経済は、緩やかな回復基調で推移しましたが、米中貿易摩擦や海外の政治情勢の不安定化が続き、株価や為替等の動向は不確実であり、先行きは不透明な状況となっております。
当社グループが属するeコマース市場は、配送ドライバー不足等に起因して配送運賃が高止まっており、eコマース各社の経営に大きな影響を与えております。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比4.2%の増収となりました。主力分野であるeコマース事業のBtoB事業は、前年同期比4.2%の増収と順調に推移しました。BtoC事業「LOHACO」の売上高は、期初計画通り前年同期水準で進捗しており、BtoC事業合計としては前年同期比0.4%の増収となりました。これは、独自価値ECへの転換による損益改善の取り組みを最優先課題としている「LOHACO」において、売上高配送費比率の高いボリュームゾーンの飲料の販売方法を見直し、「ひと箱eco」(注1)サービスを開始したことで、飲料品のケース販売は減少しましたが、洗剤等その他商品の販売額が伸長したことによるものです。
差引売上総利益は、売上総利益率が前期から引き続き堅調に推移したことで、増収により増益となりました。また、2019年1月に実施した「LOHACO」の基本配送料が無料となるご注文金額(以下、「配送バー」)の改定後の買い回り効果や2019年7月の「ひと箱eco」サービス等の開始により、売上高配送費比率等が低下し、販売費及び一般管理費が減少しており、売上高販管費比率については22.1%と1.3ポイント改善しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高978億91百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益14億79百万円(前年同期は営業損失1億11百万円)、経常利益14億56百万円(前年同期は経常損失1億46百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、9億10百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2億34百万円)となりました。
セグメント別の経営成績につきましては、以下のとおりです。
当社グループの主力分野であるBtoB事業につきましては、さらなる成長に向けて引き続きeコマース戦略を実行しております。当社で購入経験のないお客様がサーチエンジンで商品を検索した際に当社のWEBサイトが上位に掲載される施策(SEO)やインターネット広告を強化したことにより新規のお客様のご利用が増加いたしました。さらに、ビッグデータやAI(人工知能)を活用したWEBサイト上の検索機能の進化や定期配送サービス、コピー用紙の残量をIoT機器で検知し自動的に配送するサービスにより、従来から当社サービスをご利用いただいているお客様の購入点数・単価ともに増加いたしました。商品の種類別でみると、店舗等で頻繁にご利用される日用消耗品や消耗紙、オフィスでご利用される飲料等の生活用品が成長を牽引し、MRO商材(注2)、医療・介護施設向け商材の売上高も拡大しました。注力分野であるロングテール商品も順調に拡大等しており、前年同期比で31億91百万円増収の795億51百万円(前年同期比4.2%増)となりました。
BtoC事業につきましては、「LOHACO」の売上高は122億70百万円(前年同期比2.5%減)となり前年同期比で3億18百万円の減収、子会社株式会社チャームの増収により、BtoC事業合計では、前年同期比で63百万円増収の160億11百万円(前年同期比0.4%増)となりました。「LOHACO」は、広告等のフィー収入が増加し、「配送バー」の改定と「ひと箱eco」サービス等の効果により売上総利益率が上昇し、売上高配送費比率も低下していることから、損益の改善が着実に進んできております。
以上の結果、両事業を合計したeコマース事業の売上高は955億62百万円(前年同期比3.5%増)となりました。差引売上総利益は、オフィス生活用品やMRO商材等の増収、収益力の高い当社オリジナル商品の拡充等により、224億78百万円(前年同期比4.1%増)となりました。
上述の通り売上高配送費比率が減少し、また、前期に「ASKUL Value Center 日高」の固定資産を減損したことにより減価償却費が減少したため、販売費及び一般管理費が前年同期比1.9%減少の212億24百万円となり、営業利益は12億54百万円(前年同期は営業損失38百万円)となりました。
<ロジスティクス事業>株式会社ecoプロパティーズの物流施設のアセットマネジメント事業による売上高が増加し、これにより営業利益も大幅に増加いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は21億14百万円(前年同期比47.8%増)、営業利益は2億13百万円(前年同期は営業損失96百万円)となりました。
<その他>嬬恋銘水株式会社の売上高は概ね前年同期並みで進捗しました。
当第1四半期連結累計期間の売上高は3億63百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は19百万円(前年同期比47.7%減)となりました。
(注) 1 飲料品のケース販売からの転換を図るため、水・お茶などの飲料対象商品をお求めやすい本数・価格でご提供し、合計18kgまでの組み合わせなら飲料配送手数料がかからないサービスを指します。
2 Maintenance, Repair and Operationsの頭文字をとった略称で、工場・建設現場等で使用される消耗品・補修用品等の間接材全般を指します。
②財政状態の状況
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,657億87百万円となり、前連結会計年度末と比べ33億25百万円減少いたしました。主な減少要因は、電子記録債務の減少等により現金及び預金が10億22百万円、受取手形及び売掛金が7億87百万円、商品及び製品が6億99百万円減少したことであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における負債は1,168億64百万円となり、前連結会計年度末と比べ36億16百万円減少いたしました。主な減少要因は、電子記録債務が23億46百万円減少したことであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は489億22百万円となり、前連結会計年度末と比べ2億90百万円増加いたしました。主な増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益9億10百万円計上に対し、配当金の支払いが9億18百万円あったことで利益剰余金は減少したものの、株式会社エコ配の増資等に関連し、資本剰余金が1億84百万円増加するとともに、非支配株主持分が1億31百万円増加したことであります。
以上の結果、自己資本比率は29.3%(前連結会計年度末は28.6%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2019年5月21日から2019年8月20日まで)におけるわが国経済は、緩やかな回復基調で推移しましたが、米中貿易摩擦や海外の政治情勢の不安定化が続き、株価や為替等の動向は不確実であり、先行きは不透明な状況となっております。
当社グループが属するeコマース市場は、配送ドライバー不足等に起因して配送運賃が高止まっており、eコマース各社の経営に大きな影響を与えております。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比4.2%の増収となりました。主力分野であるeコマース事業のBtoB事業は、前年同期比4.2%の増収と順調に推移しました。BtoC事業「LOHACO」の売上高は、期初計画通り前年同期水準で進捗しており、BtoC事業合計としては前年同期比0.4%の増収となりました。これは、独自価値ECへの転換による損益改善の取り組みを最優先課題としている「LOHACO」において、売上高配送費比率の高いボリュームゾーンの飲料の販売方法を見直し、「ひと箱eco」(注1)サービスを開始したことで、飲料品のケース販売は減少しましたが、洗剤等その他商品の販売額が伸長したことによるものです。
差引売上総利益は、売上総利益率が前期から引き続き堅調に推移したことで、増収により増益となりました。また、2019年1月に実施した「LOHACO」の基本配送料が無料となるご注文金額(以下、「配送バー」)の改定後の買い回り効果や2019年7月の「ひと箱eco」サービス等の開始により、売上高配送費比率等が低下し、販売費及び一般管理費が減少しており、売上高販管費比率については22.1%と1.3ポイント改善しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高978億91百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益14億79百万円(前年同期は営業損失1億11百万円)、経常利益14億56百万円(前年同期は経常損失1億46百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、9億10百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2億34百万円)となりました。
セグメント別の経営成績につきましては、以下のとおりです。
BtoC事業につきましては、「LOHACO」の売上高は122億70百万円(前年同期比2.5%減)となり前年同期比で3億18百万円の減収、子会社株式会社チャームの増収により、BtoC事業合計では、前年同期比で63百万円増収の160億11百万円(前年同期比0.4%増)となりました。「LOHACO」は、広告等のフィー収入が増加し、「配送バー」の改定と「ひと箱eco」サービス等の効果により売上総利益率が上昇し、売上高配送費比率も低下していることから、損益の改善が着実に進んできております。
以上の結果、両事業を合計したeコマース事業の売上高は955億62百万円(前年同期比3.5%増)となりました。差引売上総利益は、オフィス生活用品やMRO商材等の増収、収益力の高い当社オリジナル商品の拡充等により、224億78百万円(前年同期比4.1%増)となりました。
上述の通り売上高配送費比率が減少し、また、前期に「ASKUL Value Center 日高」の固定資産を減損したことにより減価償却費が減少したため、販売費及び一般管理費が前年同期比1.9%減少の212億24百万円となり、営業利益は12億54百万円(前年同期は営業損失38百万円)となりました。
<ロジスティクス事業>株式会社ecoプロパティーズの物流施設のアセットマネジメント事業による売上高が増加し、これにより営業利益も大幅に増加いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は21億14百万円(前年同期比47.8%増)、営業利益は2億13百万円(前年同期は営業損失96百万円)となりました。
<その他>嬬恋銘水株式会社の売上高は概ね前年同期並みで進捗しました。
当第1四半期連結累計期間の売上高は3億63百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は19百万円(前年同期比47.7%減)となりました。
(注) 1 飲料品のケース販売からの転換を図るため、水・お茶などの飲料対象商品をお求めやすい本数・価格でご提供し、合計18kgまでの組み合わせなら飲料配送手数料がかからないサービスを指します。
2 Maintenance, Repair and Operationsの頭文字をとった略称で、工場・建設現場等で使用される消耗品・補修用品等の間接材全般を指します。
②財政状態の状況
(資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,657億87百万円となり、前連結会計年度末と比べ33億25百万円減少いたしました。主な減少要因は、電子記録債務の減少等により現金及び預金が10億22百万円、受取手形及び売掛金が7億87百万円、商品及び製品が6億99百万円減少したことであります。
(負債の部)
当第1四半期連結会計期間末における負債は1,168億64百万円となり、前連結会計年度末と比べ36億16百万円減少いたしました。主な減少要因は、電子記録債務が23億46百万円減少したことであります。
(純資産の部)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は489億22百万円となり、前連結会計年度末と比べ2億90百万円増加いたしました。主な増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益9億10百万円計上に対し、配当金の支払いが9億18百万円あったことで利益剰余金は減少したものの、株式会社エコ配の増資等に関連し、資本剰余金が1億84百万円増加するとともに、非支配株主持分が1億31百万円増加したことであります。
以上の結果、自己資本比率は29.3%(前連結会計年度末は28.6%)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。