有価証券報告書-第14期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/29 16:39
【資料】
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【項目】
148項目
(企業結合等関係)
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
取得による企業結合
SMBC信託銀行によるシティバンク銀行のリテールバンク事業統合
当社の完全子会社である株式会社SMBC信託銀行(以下、「SMBC信託」)は、平成27年11月1日を効力発生日とする吸収分割により、シティグループ・インクの完全子会社であるシティバンク銀行株式会社(以下、「シティバンク銀行」)から、同社のリテールバンク事業を承継いたしました。取得による企業結合の概要は、以下のとおりであります。
1 企業結合の概要
(1) 相手企業の名称及び取得した事業の内容
相手企業の名称 シティバンク銀行株式会社
取得した事業の内容 リテールバンク事業
(2) 企業結合を行った主な理由
シティバンク銀行のリテールバンク事業が有していた顧客基盤獲得や、約1兆円の外貨預金獲得による海外業務の更なる強化、外貨運用やマーケティングなどのノウハウの共有により、SMFGグループ全体としての持続的成長を目指すことを狙いとして、同事業を取得いたしました。
(3) 企業結合日
平成27年11月1日
(4) 企業結合の法的形式
SMBC信託を吸収分割承継会社とする吸収分割
(5) 結合後企業の名称
株式会社SMBC信託銀行
(6) 取得企業を決定するに至った主な根拠
SMBC信託が取得の対価として無議決権株式を交付したため。
2 連結財務諸表に含まれている取得した事業の業績の期間
平成27年11月1日から平成28年3月31日まで
3 取得した事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価無議決権株式900千株45,000百万円
取得原価45,000百万円

(注)SMBC信託が取得の対価として無議決権株式をシティバンク銀行に交付し、当該株式を当社の完全子会社である株式会社三井住友銀行が現金を対価として取得しております。
4 主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等 286百万円
5 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1) 発生したのれんの金額
14,476百万円
(2) 発生原因
取得原価が企業結合時における時価純資産を上回ったため、その差額をのれんとして認識しております。
(3) 償却方法及び償却期間
20年間で均等償却
6 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳
(1) 資産の額
資産合計 2,407,085百万円
うち現金預け金 2,296,106百万円
(2) 負債の額
負債合計 2,376,561百万円
うち預金 2,361,907百万円
7 取得原価のうちのれん以外の無形固定資産に配分された金額及びその種類別の内訳並びに全体及び種類別の加重平均償却期間
のれん以外の無形固定資産に配分された金額 36,807百万円 償却期間 20年
うちコア預金 27,487百万円 償却期間 20年
うち顧客関連資産 9,320百万円 償却期間 20年
8 企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法
当該影響の概算額に重要性が乏しいため、記載を省略しております。