有価証券報告書-第63期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 9:17
【資料】
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【項目】
89項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)当連結会計年度の経営成績に関する分析
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ4.9%増加して145億7,073万円となりました。
当社グループの主たる事業である前払金保証の収入保証料は、前連結会計年度に比べ3.7%増加して103億7,696万円となり、契約保証の収入保証料は、前連結会計年度に比べ9.5%増加して36億5,551万円となりました。
保証事業に関連する業務等の売上実績であるその他営業収入は、前連結会計年度に比べ1.9%減少して5億3,823万円となりました。
(保証弁済及び保証弁済予定)
保証債務弁済に支払備金繰入を加えた当連結会計年度の保証弁済及び弁済予定金額は、前連結会計年度に比べ80.8%減少して2億8,905万円となりました。
(営業利益)
当連結会計年度の営業利益は、収入保証料等の増加及び保証債務弁済等の減少により前連結会計年度の34億2,222万円から87.6%増加して64億2,014万円となりました。
(経常利益)
営業外収益は、前連結会計年度に比べ2.1%増加して28億3,963万円となりました。また、営業外費用については、前連結会計年度に比べ24.6%減少して1億6,476万円となりました。
この結果、当連結会計年度の経常利益は、前連結会計年度の59億8,449万円から52.0%増加して90億9,501万円となりました。
(当期純利益)
当連結会計年度の当期純利益は、前連結会計年度の35億5,671万円から46.7%増加して52億1,680万円となりました。
(2)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
営業活動によるキャッシュ・フローでは、60億2,076万円(前連結会計年度は、得られた資金33億8,665万円)の資金を得ております。これは、主に、税金等調整前当期純利益が86億7,595万円であったこと、責任準備金の増加額が6億6,733万円であったこと、預り金の減少額が11億7,267万円であったこと、及び法人税等の支払額が27億9,748万円であったことなどによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローでは、61億2,955万円(前連結会計年度は、使用した資金73億9,129万円)の資金を使用しております。これは、主に、固定資産の取得及び売却による純額の支出が36億5,456万円であったこと、投資有価証券の取得及び有価証券・投資有価証券の償還・売却による純額の支出が21億6,499万円であったことなどによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、22億7,336万円(前連結会計年度は、得られた資金11億6,712万円)の資金を使用しております。これは、主に、短期借入金の減少額が20億3,349万円であったことによるものであります。