四半期報告書-第29期第3四半期(平成30年8月1日-平成30年10月31日)

【提出】
2018/12/12 11:22
【資料】
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【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、政府の景気対策等により堅調に推移しておりますが、米国や中国、EUなどの動向により世界経済が受ける影響は未知数であり、依然として先行き不透明な状況にあります。
当社グループが属する分譲マンション業界におきましては、住宅ローンの低金利が需要を下支えしており、市況は堅調に推移したものの、建設用地の取得競争は激化しており、今後の消費税増税の影響も含め、多くの懸念材料があります。
このような事業環境のもと、当社グループは、ファミリーマンション及び資産運用型マンションの販売を継続して行うとともに、新規物件の開発に取り組みました。
この結果、売上高 4,429,984千円(前年同期比62.7%減)、営業利益 267,697千円(前年同期比86.1%減)、経常利益 257,332千円(前年同期比86.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益 167,085千円(前年同期比86.8%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
① ファミリーマンション販売事業
福岡市で2棟45戸(グランフォーレ大橋テラス、グランフォーレ大濠西)を完成させ、東京都墨田区に1棟17戸(Jワザック押上エクセレント)を仕入れたほか、前期繰越在庫の引渡しを進め、中古物件を含み53戸(前年同期は145戸)を引渡しました。また、当期完成予定の3棟(グランフォーレ諏訪野プレミアム、グランフォーレ南福岡レジデンス、グランフォーレ西田エムディア)は販売を継続し、順調に契約高を積み上げました。この結果、売上高 1,768,669千円(前年同期比66.0%減)、セグメント利益 125,919千円(前年同期比87.2%減)となりました。
② 資産運用型マンション販売事業
福岡市で2棟57戸(グランフォーレ高宮プレミア、グランフォーレ西新ヒルズ)を完成させ、全戸を引渡したほか、中古物件64戸を引渡し、合計121戸(前年同期は428戸)を引渡しました。この結果、売上高 1,823,530千円(前年同期比70.8%減)、セグメント利益 69,967千円(前年同期比93.6%減)となりました。
③ 不動産賃貸管理事業
管理戸数は2,929戸となり、売上高 280,183千円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益 122,070千円(前年同期比18.1%増)となりました。
④ ビルメンテナンス事業
マンション管理戸数は順調に増加し、売上高 143,144千円(前年同期比19.0%増)、セグメント利益 11,571千円(前年同期比18.0%減)となりました。
⑤ その他の事業
不動産売買の仲介業が好調に推移したほか、商業施設用地(福岡市)を売却し、売上高 414,458千円(前年同期比989.3%増)、セグメント利益 159,089千円(前年同期比666.8%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。