当社グループは、快適・スピーディーな鉄道の実現や沿線の魅力を高めることを目指すとともに、事故防止等の安全防災対策に積極的に取り組んでいることから、鉄道事業を中心に継続的に設備投資を行っています。当連結会計年度における設備投資額は91,599百万円となり、前連結会計年度に比べ11.4%増となりました。なお、設備投資の金額には、無形固定資産等への投資額も含めて記載しています。

	当連結会計年度 (百万円)		対前期増減率 (%)
運輸業	40,940		△5.1
流通業	5,498		△50.3
不動産業	29,547		41.2
その他の事業	15,612		120.2
計	91,599		11.4
消去又は全社	-		-
合計	91,599		11.4

運輸業では、鉄道事業を中心に40,940百万円となりました。主な内容は、快適な輸送サービスを実現するための通勤車両代替新造工事4,009百万円、ホーム上の安全性を高めるためのホームドア整備関連工事2,031百万円です。
流通業では、新規店舗の開業や既存店舗のリニューアル等を中心に、5,498百万円となりました。主な内容は、㈱白鳩における新本社物流センター建設工事1,993百万円です。
不動産業では、賃貸施設の取得、新設や改良工事により29,547百万円となりました。主な内容は、当社における海老名駅間地区開発計画1,862百万円です。
その他の事業では、㈱小田急リゾーツが運営する「箱根ゆとわ」や「HOTEL CLAD」をはじめとしたホテル施設の新設、改修工事を中心に15,612百万円となりました。