四半期報告書-第102期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金や減価償却による有形固定資産の減少等により前連結会計年度末に比べ1,859百万円(前期比1.9%)減少し、96,083百万円となりました。
負債は、前受金の増加等がありましたものの、未払金の減少等により前連結会計年度末に比べ2,316百万円(前期比4.2%)減少し、52,347百万円となりました。
純資産は、その他有価証券評価差額金の減少等がありましたものの、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べ456百万円(前期比1.1%)増加し、43,735百万円となりました。
(経営成績)
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調にありましたが、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響で、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもとで、当社グループでは安全管理体制の更なる充実を根幹とし、引き続き全事業において積極的な営業活動を展開するとともに、経営基盤の強化および業務の効率化に努めました。
その結果、営業収益は5,373百万円(前年同期比3.2%減 175百万円)、営業利益は1,138百万円(前年同期比1.3%減 15百万円)、経常利益は1,157百万円(前年同期比2.5%減 29百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は804百万円(前年同期比1.9%減 15百万円)となりました。
これをセグメントごとに示すと次のとおりであります。
①(運輸業)
鉄道事業では、安全輸送確保の取り組みとして、デジタルATS工事や常盤平駅および松戸駅の駅舎耐震補強工事をすすめました。このほか諸施設のバリアフリー化として、前原駅の多機能トイレ新設工事、ホーム内方線設置工事およびホーム嵩上げ工事をすすめました。
鎌ケ谷市内の連続立体交差事業につきましては、今年度中の上り線高架切替えを目指して工事をすすめております。これに先立ち、6月には新鎌ヶ谷駅に当社線専用改札口を新設いたしました。
営業面につきましては、沿線健康ハイキングの実施、千葉ロッテマリーンズのラッピング電車の運行、「改元記念きっぷ」や行楽施設の前売り券の販売などを実施し、旅客誘致と増収に努めました。
バス事業では、船橋新京成バス株式会社が停留所1カ所に広告付き上屋を設置し、お客さまサービスの向上に取り組みました。また松戸新京成バス株式会社は、旅客需要に対応するため牧の原線のダイヤ改正を実施するなど、利便性の向上を図りました。
このほか、5月に一般社団法人千葉県バス協会や千葉県警察本部のご協力のもと、バスジャック対応訓練を両社共同で開催し、危機管理能力の向上に努めました。
以上の結果、営業収益は4,107百万円(前年同期比0.7%増 28百万円)、営業利益は663百万円(前年同期比7.6%増 46百万円)となりました。
なお、これら事業の運営におきましては、鉄道事業法等による運賃等の設定や施設の新設・保全等に関して法的な制約を受けているほか、少子高齢化の進行による輸送需要減少など、事業の収益性を低下させるリスク要因を認識しつつ収益基盤の維持に努めてまいります。
(業種別営業成績表)
(提出会社の鉄道事業営業成績表)
(注) 乗車効率の算出方法
②(不動産業)
不動産賃貸業では、4月に船橋市西習志野4丁目で新規賃貸施設が稼働したほか、空室へのテナント誘致を積極的に行い物件稼働率の維持向上に努めました。
以上の結果、分譲土地の売却額の減少もあり、営業収益は818百万円(前年同期比23.9%減 257百万円)となり、営業利益は448百万円(前年同期比11.5%減 58百万円)となりました。
なお、事業の運営におきましては、所有不動産において土壌汚染等による資産価値の下落や、周辺環境の変化等による需要変化等、事業の収益性を低下させるリスク要因を認識しつつ収益基盤の維持に努めてまいります。
(業種別営業成績表)
③(その他)
その他(コンビニ事業等)では、6月に新鎌ヶ谷駅に出店したほか、各種セール、ギフト等のイベントへの取り組みを強化するなど、更なる利便性と収益力の向上を図りました。
以上の結果、営業収益は477百万円(前年同期比16.3%増 66百万円)となり、営業利益は20百万円(前年同期比14.3%減 3百万円)となりました。
なお、事業の運営におきましては、周辺商環境の変化による競争の激化から収益性の低下を招くなど、事業収益を低下させるリスク要因を認識しつつ収益基盤の維持に努めてまいります。
(業種別営業成績表)
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について当第1四半期連結累計期間に著しい変動はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループの主たる事業である運輸業は、鉄道事業法等により、運賃等の設定及び施設の新設・保全等に関し法的な規制を受けており、今後、規制の変更がなされた場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。近年の少子高齢化の進展は、生産年齢人口の減少により、今後も、鉄道事業及びバス事業とも厳しい状況が予想され、中長期的には当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。また、当社グループの借入金は当第1四半期連結会計期間末7,872百万円となっており、今後金利水準が大幅に上昇した場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
当社グループといたしまして、これらの状況を踏まえて、お客さまに安心かつ快適にご利用いただけますよう、引き続き安全管理体制を維持・強化するとともに、安全確保並びにバリアフリー化に向けた諸施設の整備・改善を積極的に推進し、より一層の旅客サービスの向上に取り組みつつ旅客誘致に努めてまいります。金利上昇の影響については、借入金の抑制並びに固定金利化を図るなどにより、金利上昇によるリスクの軽減に努めてまいります。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、運輸業に経営資源を集中的に投入し、安全の確保を目指します。この投資に係る所要資金は、営業活動によって得られる資金を充てるほか、借入金等により調達する予定でありますが、全事業における収益力強化の徹底等により、有利子負債の増加を抑制する所存であります。
(8)経営者の問題認識と今後の方針について
今後の当社グループを取り巻く事業環境は、中長期的には沿線の少子高齢化が一段とすすみ、厳しい状況が予想されます。
このような状況に対応していくため、当社グループでは、「諸施策の結実による経営目標の達成」をテーマに掲げ、各部門・グループ各社の連携、諸施策の結実により強い新京成・選ばれる新京成への進化を達成させるため、長期経営計画最終ステップとなる中期経営計画「S4計画」(2019年度~2021年度)を着実に実行してまいります。
以上の取り組みをすすめるほか、当社グループでは、コンプライアンスの重視、リスク管理の徹底、コーポレートガバナンスの強化、環境対策など、企業の社会的責任の遂行に努めてまいります。さらに、お客さま第一主義による「BMK(ベストマナー向上)推進運動」に取り組み、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーからより信頼いただける企業を目指してまいります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金や減価償却による有形固定資産の減少等により前連結会計年度末に比べ1,859百万円(前期比1.9%)減少し、96,083百万円となりました。
負債は、前受金の増加等がありましたものの、未払金の減少等により前連結会計年度末に比べ2,316百万円(前期比4.2%)減少し、52,347百万円となりました。
純資産は、その他有価証券評価差額金の減少等がありましたものの、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べ456百万円(前期比1.1%)増加し、43,735百万円となりました。
(経営成績)
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調にありましたが、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響で、先行きは不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもとで、当社グループでは安全管理体制の更なる充実を根幹とし、引き続き全事業において積極的な営業活動を展開するとともに、経営基盤の強化および業務の効率化に努めました。
その結果、営業収益は5,373百万円(前年同期比3.2%減 175百万円)、営業利益は1,138百万円(前年同期比1.3%減 15百万円)、経常利益は1,157百万円(前年同期比2.5%減 29百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は804百万円(前年同期比1.9%減 15百万円)となりました。
これをセグメントごとに示すと次のとおりであります。
①(運輸業)
鉄道事業では、安全輸送確保の取り組みとして、デジタルATS工事や常盤平駅および松戸駅の駅舎耐震補強工事をすすめました。このほか諸施設のバリアフリー化として、前原駅の多機能トイレ新設工事、ホーム内方線設置工事およびホーム嵩上げ工事をすすめました。
鎌ケ谷市内の連続立体交差事業につきましては、今年度中の上り線高架切替えを目指して工事をすすめております。これに先立ち、6月には新鎌ヶ谷駅に当社線専用改札口を新設いたしました。
営業面につきましては、沿線健康ハイキングの実施、千葉ロッテマリーンズのラッピング電車の運行、「改元記念きっぷ」や行楽施設の前売り券の販売などを実施し、旅客誘致と増収に努めました。
バス事業では、船橋新京成バス株式会社が停留所1カ所に広告付き上屋を設置し、お客さまサービスの向上に取り組みました。また松戸新京成バス株式会社は、旅客需要に対応するため牧の原線のダイヤ改正を実施するなど、利便性の向上を図りました。
このほか、5月に一般社団法人千葉県バス協会や千葉県警察本部のご協力のもと、バスジャック対応訓練を両社共同で開催し、危機管理能力の向上に努めました。
以上の結果、営業収益は4,107百万円(前年同期比0.7%増 28百万円)、営業利益は663百万円(前年同期比7.6%増 46百万円)となりました。
なお、これら事業の運営におきましては、鉄道事業法等による運賃等の設定や施設の新設・保全等に関して法的な制約を受けているほか、少子高齢化の進行による輸送需要減少など、事業の収益性を低下させるリスク要因を認識しつつ収益基盤の維持に努めてまいります。
(業種別営業成績表)
| 業種別 | 当第1四半期連結累計期間 (2019.4.1~2019.6.30) | |
| 営業収益(百万円) | 前年同期比(%) | |
| 鉄道事業 | 2,916 | 0.9 |
| バス事業 | 1,351 | 1.4 |
| 消去 | △160 | - |
| 営業収益計 | 4,107 | 0.7 |
(提出会社の鉄道事業営業成績表)
| 種別 | 単位 | 当第1四半期連結累計期間 (2019.4.1~2019.6.30) | 前年同期比(%) |
| 営業日数 | 日 | 91 | - |
| 営業キロ | キロ | 26.5 | - |
| 客車走行キロ | 千キロ | 3,678 | △0.7 |
| 輸送人員 | |||
| 定期 | 千人 | 17,405 | 0.0 |
| 定期外 | 〃 | 9,549 | 1.8 |
| 計 | 〃 | 26,955 | 0.6 |
| 旅客運輸収入 | |||
| 定期 | 百万円 | 1,375 | △0.1 |
| 定期外 | 〃 | 1,459 | 1.7 |
| 計 | 〃 | 2,835 | 0.9 |
| 運輸雑収 | 〃 | 81 | 1.1 |
| 運輸収入合計 | 〃 | 2,916 | 0.9 |
| 乗車効率 | % | 40.0 | - |
(注) 乗車効率の算出方法
| 乗車効率 | = | 延人キロ(駅間通過人員×駅間キロ程) | × | 100 |
| (客車走行キロ×平均定員) |
②(不動産業)
不動産賃貸業では、4月に船橋市西習志野4丁目で新規賃貸施設が稼働したほか、空室へのテナント誘致を積極的に行い物件稼働率の維持向上に努めました。
以上の結果、分譲土地の売却額の減少もあり、営業収益は818百万円(前年同期比23.9%減 257百万円)となり、営業利益は448百万円(前年同期比11.5%減 58百万円)となりました。
なお、事業の運営におきましては、所有不動産において土壌汚染等による資産価値の下落や、周辺環境の変化等による需要変化等、事業の収益性を低下させるリスク要因を認識しつつ収益基盤の維持に努めてまいります。
(業種別営業成績表)
| 業種別 | 当第1四半期連結累計期間 (2019.4.1~2019.6.30) | |
| 営業収益(百万円) | 前年同期比(%) | |
| 不動産分譲業 | 0 | △99.8 |
| 不動産賃貸業 | 817 | 0.7 |
| 消去 | - | - |
| 営業収益計 | 818 | △23.9 |
③(その他)
その他(コンビニ事業等)では、6月に新鎌ヶ谷駅に出店したほか、各種セール、ギフト等のイベントへの取り組みを強化するなど、更なる利便性と収益力の向上を図りました。
以上の結果、営業収益は477百万円(前年同期比16.3%増 66百万円)となり、営業利益は20百万円(前年同期比14.3%減 3百万円)となりました。
なお、事業の運営におきましては、周辺商環境の変化による競争の激化から収益性の低下を招くなど、事業収益を低下させるリスク要因を認識しつつ収益基盤の維持に努めてまいります。
(業種別営業成績表)
| 業種別 | 当第1四半期連結累計期間 (2019.4.1~2019.6.30) | |
| 営業収益(百万円) | 前年同期比(%) | |
| コンビニ事業等 | 477 | 16.3 |
| 消去 | - | - |
| 営業収益計 | 477 | 16.3 |
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について当第1四半期連結累計期間に著しい変動はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社グループの主たる事業である運輸業は、鉄道事業法等により、運賃等の設定及び施設の新設・保全等に関し法的な規制を受けており、今後、規制の変更がなされた場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。近年の少子高齢化の進展は、生産年齢人口の減少により、今後も、鉄道事業及びバス事業とも厳しい状況が予想され、中長期的には当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。また、当社グループの借入金は当第1四半期連結会計期間末7,872百万円となっており、今後金利水準が大幅に上昇した場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。
当社グループといたしまして、これらの状況を踏まえて、お客さまに安心かつ快適にご利用いただけますよう、引き続き安全管理体制を維持・強化するとともに、安全確保並びにバリアフリー化に向けた諸施設の整備・改善を積極的に推進し、より一層の旅客サービスの向上に取り組みつつ旅客誘致に努めてまいります。金利上昇の影響については、借入金の抑制並びに固定金利化を図るなどにより、金利上昇によるリスクの軽減に努めてまいります。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、運輸業に経営資源を集中的に投入し、安全の確保を目指します。この投資に係る所要資金は、営業活動によって得られる資金を充てるほか、借入金等により調達する予定でありますが、全事業における収益力強化の徹底等により、有利子負債の増加を抑制する所存であります。
(8)経営者の問題認識と今後の方針について
今後の当社グループを取り巻く事業環境は、中長期的には沿線の少子高齢化が一段とすすみ、厳しい状況が予想されます。
このような状況に対応していくため、当社グループでは、「諸施策の結実による経営目標の達成」をテーマに掲げ、各部門・グループ各社の連携、諸施策の結実により強い新京成・選ばれる新京成への進化を達成させるため、長期経営計画最終ステップとなる中期経営計画「S4計画」(2019年度~2021年度)を着実に実行してまいります。
以上の取り組みをすすめるほか、当社グループでは、コンプライアンスの重視、リスク管理の徹底、コーポレートガバナンスの強化、環境対策など、企業の社会的責任の遂行に努めてまいります。さらに、お客さま第一主義による「BMK(ベストマナー向上)推進運動」に取り組み、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーからより信頼いただける企業を目指してまいります。