有価証券報告書-第184期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/16 13:11
【資料】
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【項目】
158項目
(収益認識関係)
1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報
顧客との契約から生じる収益を顧客との契約に基づき、セグメント別に分解しています。当社グループのセグメントは、事業別のセグメントから構成されており、当社グループの構成単位のうち、分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。分解した収益とセグメントごとの営業収益との関連は、次のとおりです。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2021年4月 1日
至 2022年3月31日)
都市交通事業161,623
鉄道事業118,539
自動車事業34,098
流通事業10,921
都市交通その他事業8,696
調整額△10,633
不動産事業230,526
賃貸事業112,468
分譲・その他事業135,484
調整額△17,425
エンタテインメント事業62,864
スポーツ事業29,432
ステージ事業33,364
調整額67
情報・通信事業59,181
旅行事業60,419
国際輸送事業143,296
ホテル事業25,554
その他51,666
調整額△48,914
合計746,217

(注)上記には「顧客との契約から生じる収益」のほか、「その他の源泉から生じる収益」77,694百万円が含まれています。「その他の源泉から生じる収益」は主に不動産事業の賃貸事業における賃料収入です。
2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の「4 会計方針に関する事項」「(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりです。
3 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1) 契約資産及び契約負債の残高等
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2021年4月 1日
至 2022年3月31日)
顧客との契約から生じた債権(期首残高)65,826
顧客との契約から生じた債権(期末残高)104,967
契約資産(期首残高)6,459
契約資産(期末残高)6,586
契約負債(期首残高)33,276
契約負債(期末残高)41,573

契約資産は、主に建設業における工事請負契約において、履行義務の充足に係る進捗度に基づいて認識した対価に対する未請求の権利であり、顧客の検収時に顧客との契約から生じた債権に振り替えています。
契約負債は、主に都市交通事業、旅行事業等における顧客からの前受金であり、収益の認識に伴い取り崩しています。当連結会計年度の期首時点の契約負債残高は、概ね当連結会計年度の収益として認識しており、翌連結会計年度以降に繰り越される金額に重要性はありません。
(2) 残存履行義務に配分した取引価格
当社グループでは、当初の予想契約期間が1年を超える重要な取引はないため、残存履行義務に係る開示を省略しています。