四半期報告書-第65期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)

【提出】
2024/02/09 15:00
【資料】
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【項目】
37項目
(追加情報)
(当社連結子会社における火災の発生)
2021年11月29日に当社連結子会社であるロジスティード西日本㈱の舞洲営業所の物流センターにおいて火災が発生し、2021年12月4日に鎮火した。
当第3四半期連結会計期間の火災損失引当金の残高は、9,369百万円であり、火災損失引当金には、焼失した賃借不動産に係る損失や、顧客及びその他の関係者に対して合理的に見積ることのできる弁済金等が含まれている。なお、当第3四半期連結累計期間における「その他の流動負債」及び「その他の非流動負債」に含まれている「火災損失引当金」及び「未払金」の増減は下表のとおりである。
(単位:百万円)
火災損失引当金未払金
期首残高(2023年4月1日)11,221120
期中増加-3
目的使用による減少額等△1,463△221
戻入れによる減少額△285-
未払金への振替△104104
期末残高(2023年12月31日)9,3696
流動負債3,9106
非流動負債5,459-

また、当第3四半期連結累計期間において、当該火災に係る諸費用をその他の費用の「火災損失」として15百万円計上し、また、焼失した建物の解体、撤去に備えて計上していた引当金について工事が完了し金額が確定したことから、確定金額との差額をその他の収益の「火災損失引当金戻入額」として285百万円計上した。当該火災において保険が確定したものについては、その他の収益の「受取保険金」として161百万円計上しているが、処理が未確定となっている保険金が第4四半期以降の当社の連結財務諸表に与える影響については、現時点では未定である。
なお、当該火災の弁済等については関係者と協議中であり、上記の影響額の一部は現時点で判明している入手可能な情報に基づき最善の見積りにより算定したものを含んでいるため、協議の進捗等に応じて会計上の見積りの見直しが必要となった場合、第4四半期以降の当社の連結財務諸表に影響を与える可能性がある。
(当社から当社親会社への吸収分割)
当社は、2023年11月15日開催の取締役会において、当社の全ての事業を、2024年2月1日(予定)を効力発生日として、吸収分割により当社の完全親会社であるロジスティードグループに承継させることを決議し、同日、当社及びロジスティードグループにおいて吸収分割契約を締結した。その後、2023年12月27日付の取締役会決議により、本吸収分割の効力発生日を2024年3月1日(予定)に変更することを決定し、同日付で吸収分割契約の変更契約書を締結した。
本吸収分割の概要は、以下のとおりである。
(1)本吸収分割の目的
当社グループは長期経営戦略の実現に向けて、中長期的な視点で今後の成長を目指すとともに、当社グループの運営を円滑に進める観点から、当社を吸収分割会社、ロジスティードグループを吸収分割承継会社とし、当社の全ての事業を対象とする本吸収分割を実施することとした。
(2)本吸収分割の方法
当社を吸収分割会社、ロジスティードグループを吸収分割承継会社とする吸収分割である。
(3)本吸収分割の効力発生日
2024年3月1日(予定)
(4)本吸収分割に係る割当ての内容
本吸収分割に際し、ロジスティードグループは、同社の普通株式1株を当社に対して交付する。当社は、本吸収分割の効力発生日に、当社の唯一の株主であるロジスティードグループに対し、本吸収分割に際して同社から交付を受けた同社の普通株式全てを配当財産とする剰余金の配当を行う。
(5)本吸収分割に係る割当ての内容の算定根拠
本吸収分割は、当社とその完全親会社であるロジスティードグループとの間で行われるものであり、両社で協議し、割り当てる株式数を決定した。
(6)分割する事業の経営成績
現時点では確定していない。
(7)分割する資産、負債の項目及び金額
現時点では確定していない。