半期報告書-第52期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2018/12/21 10:21
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【項目】
96項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当上半期におけるわが国の経済は、引き続き好調な企業収益と改善の続く雇用環境のもと民間設備投資や個人消費に加え、世界経済の成長持続により輸出も増加し、緩やかな回復が続きました。北海道におきましても個人消費等の持ち直しが続き、緩やかな拡大基調を辿りましたが、9月に入り胆振東部地震により堅調であった旅行需要に陰りがあらわれました。
このような状況にあって当社グループ(当社及び連結子会社)は、経営基盤の強化に努め、利用者のニーズを捉えた積極的な営業展開を図ってまいりました。
経営成績については、当中間連結会計期間の業績は売上高が27,356百万円と前年同期に比べ2,553百万円(+10.3%)増加し、営業利益は2,678百万円と前年同期比86百万円(△3.1%)減少、経常利益は2,396百万円と前年同期比9百万円(△0.4%)減少、親会社株主に帰属する中間純利益は1,661百万円と前年同期比42百万円(△2.5%)減少いたしました。
当社グループは、通常の営業の形態として、上半期に比べ下半期の売上高は減少するため、連結会計年度の上半期の売上高と下半期の売上高との間に著しい相違があり、上半期と下半期の業績に季節的変動があります。
ちなみに、当中間連結会計期間の売上高は27,356百万円でありましたが、前中間連結会計期間の売上高は24,803百万円、前連結会計年度における売上高は45,446百万円であります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(海運業)
当社の上半期の輸送実績は、小樽―舞鶴、苫小牧―敦賀航路では7月の西日本豪雨復興の特殊需要がありましたが、前年と同水準の輸送になりました。小樽―新潟航路は団体客が減少したことに加え、ゴールデンウイークの日並び要因により苫小牧―秋田―新潟―敦賀航路とともに前年同期の乗船人数を下回りました。しかしながら乗用車部門は、ガソリン価格の高騰にも拘らず、全航路とも前年同期並みの輸送需要がありました。一方、貨物車部門は、夏季の北海道の多雨、日照不足に続き、胆振東部地震による一次産業被害により9月の輸送実績は落ち込みましたが、上半期通しての北海道と舞鶴、敦賀間の各航路は、総じて堅調に推移いたしました。また、苫小牧―秋田―新潟―敦賀航路は紙類、建設機械等の輸送需要が減少し、前年同期の輸送量を下回りましたが、新造高速フェリー就航2年目の小樽―新潟航路の利便性が周知され、雑貨のほか飲料、冷凍食品、建材が増加し、航路全体では前年同期並みの輸送量を確保することができました。
一方、クルーズ客船部門は、6月から9月にかけてチャータークルーズを含め5クルーズが台風の影響により日程短縮や中止を余儀なくされましたが、客船「ぱしふぃっく びいなす」の就航20周年を記念した企画や集客活動を行った結果、前年同期の営業収益を上回りました。
以上の結果、当部門の売上高は18,808百万円(前年同期比8.8%増)となりました。しかしながら、燃料価格の上昇等により、営業利益は2,730百万円(同1.6%減)となりました。
(貨物運送事業)
定期航路を利用した当部門は車両を積極的に拡充し、顧客のニーズに応え、売上高は6,754百万円(前年同期比7.1%増)、営業損失は54百万円(前年同期は営業損失77百万円)となりました。
(石油製品販売業)
船舶燃料油等を販売している当部門の売上高は813百万円(前年同期比186.5%増)、営業利益は1百万円(前年同期比91.5%減)となりました。
(ホテル業)
オーセントホテル小樽の経営を行っている当部門の売上高は697百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は29百万円(同61.6%減)となりました。
(その他)
不動産賃貸業等の売上高は281百万円(前年同期比8.2%増)、営業損失は56百万円(前年同期は営業損失16百万円)となりました。
財政状態については、当中間連結会計期間の資産の部は71,543百万円と前連結会計年度末に比べ1,622百万円増加しております。これは主に、受取手形及び営業未収金の増加であります。当中間連結会計期間の負債の部は58,852百万円と前連結会計年度末に比べ1,600百万円減少しております。これは主に長期借入金の減少であります。当中間連結会計期間の純資産の部は12,691百万円と前連結会計年度末に比べ3,223百万円増加しております。これは主に親会社株主に帰属する中間純利益の計上による利益剰余金の増加及び非支配株主持分の増加によるものであります。
セグメントごとの財政状態は次のとおりであります。
(海運業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は57,536百万円(前連結会計年度末58,115百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して減少した主な内容は、減価償却による固定資産減少によるものであります。
(貨物運送事業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は7,629百万円(前連結会計年度末6,207百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、北海サンユー㈱を連結範囲に含めたこと及び定期的な車両の入替えに伴う車両の取得によるものであります。
(石油製品販売業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は1,943百万円(前連結会計年度末872百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、受取手形及び営業未収金の増加によるものであります。
(ホテル業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は2,099百万円(前連結会計年度1,718百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、オーセントホテルズ㈱を連結範囲に含めたことによるものであります。
(その他)
当中間連結会計期間のセグメント資産は2,712百万円(前連結会計年度2,701百万円)となりました。当中間連結会計期間において大きな変動はありませんでした。
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は3,728百万円となり、前連結会計年度末残高3,178百万円に比べ550百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前中間純利益2,366百万円、減価償却費2,825百万円等により5,493百万円(前年同期比57.5%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は1,253百万円(前年同期比82.7%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3,695百万円(前年同期は3,401百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 平成30年4月1日
至 平成30年9月30日)
前年同期比(%)
海運業(百万円)18,808108.8
貨物運送事業(百万円)6,754107.1
石油製品販売業(百万円)813286.5
ホテル業(百万円)697103.9
報告セグメント計(百万円)27,074110.3
その他(百万円)281108.2
合計(百万円)27,356110.3

(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10を超える相手先は該当ありません。
3.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
4.当社グループの販売実績には季節的変動があります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
②当中間連結会計期間の経営成績等の分析
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載したとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、輸送等に関連する運転資金および船舶や運送車両等の設備投資資金を自己資金または金融機関からの借入による調達を行うこととしているほか、貨物運送事業における車両に関しましてはリース等を活用しております。
借入等の資金調達にあたっては、安定的な資金調達と資金調達コストの低減の両立を目指して交渉することとしております。
なお、当中間連結会計期間末における借入金およびリース債務等の有利子負債の残高は43,912百万円となっており、当中間連結会計期間における現金および現金同等物の残高は3,728百万円となっております。
セグメントごとの経営成績及び財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1) 経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営実績の状況」に記載したとおりであります。

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