半期報告書-第53期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当上半期のわが国の経済は、米中貿易摩擦の影響により輸出が低迷したものの、大型連休や耐久財を主とした駆け込み需要により個人消費が増加したほか公共投資、民間設備投資も底堅く推移し、緩やかな回復傾向が続きました。北海道におきましても個人消費や道外からの観光需要の増勢に加え、公共投資が持ち直す等同様に回復基調を辿りました。
このような状況にあって当社グループ(当社及び連結子会社)は、経営基盤の強化に努め、利用者のニーズを捉えた積極的な営業展開を図ってまいりました。
経営成績については、当中間連結会計期間の業績は売上高が26,655百万円と前年同期に比べ701百万円(△2.6%)減少しましたが、営業利益は3,426百万円と前年同期比747百万円(+27.9%)増加、経常利益は3,112百万円と前年同期比716百万円(+29.9%)増加、親会社株主に帰属する中間純利益は2,148百万円と前年同期比486百万円(+29.3%)増加いたしました。
当社グループは、通常の営業の形態として、上半期に比べ下半期の売上高は減少するため、連結会計年度の上半期の売上高と下半期の売上高との間に著しい相違があり、上半期と下半期の業績に季節的変動があります。
ちなみに、当中間連結会計期間の売上高は26,655百万円でありましたが、前中間連結会計期間の売上高は27,356百万円、前連結会計年度における売上高は49,714百万円であります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(海運業)
当社の上半期における旅客、乗用車部門の輸送実績は、小樽―新潟航路の団体客が減少しましたが、大型連休となったことによりすべての航路で大幅に利用が増加し、両部門とも前年同期の輸送を上回りました。片や、貨物車部門の輸送実績は、北海道と舞鶴、敦賀間の各航路は秋刀魚の漁獲量が激減したことからその輸送は大幅に落ち込みましたが、雑貨や車両部品は堅調に推移し、概ね前年同期並みの輸送量となりました。また、北海道と新潟間の二航路は、猛暑により飲料の輸送が順調に伸びましたが、建材や冷凍食品の輸送需要が漸減し、前年同期の輸送量を確保することができませんでした。
一方、上半期のクルーズ客船部門は、屋久島、奄美大島へのクルーズや東北の祭り、三陸クルーズ等好評裡に終えましたが、低気圧と台風の影響により集客の多かった4クルーズが日程短縮や中止を余儀なくされたことやチャーターによるクルーズが減ったことにより前年同期の営業収益を下回りました。
以上の結果、当部門の売上高は18,025百万円(前年同期比4.2%減)となりました。しかしながら、燃料価格の下落等により、営業利益は3,410百万円(同24.9%増)となりました。
(貨物運送事業)
定期航路を利用した当部門は車両を積極的に拡充し、顧客のニーズに応え、売上高は7,338百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は46百万円(前年同期は営業損失54百万円)となりました。
(石油製品販売業)
船舶燃料油等を販売している当部門の売上高は269百万円(前年同期比66.8%減)、営業損失は3百万円(前年同期は営業利益1百万円)となりました。
(ホテル業)
オーセントホテル小樽の経営を行っている当部門の売上高は653百万円(前年同期比6.3%減)、営業損失は25百万円(前年同期は営業利益29百万円)となりました。
(その他)
不動産賃貸業等の売上高は367百万円(前年同期比30.2%増)、営業損失は0百万円(前年同期は営業損失56百万円)となりました。
財政状態については、当中間連結会計期間の資産の部は72,297百万円と前連結会計年度末に比べ565百万円減少しております。これは主に、現金及び預金の減少であります。当中間連結会計期間の負債の部は59,112百万円と前連結会計年度末に比べ2,393百万円減少しております。これは主に短期借入及び長期借入金の減少であります。当中間連結会計期間の純資産の部は13,185百万円と前連結会計年度末に比べ1,827百万円増加しております。これは主に親会社株主に帰属する中間純利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
セグメントごとの財政状態は次のとおりであります。
(海運業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は58,581百万円(前連結会計年度末58,760百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して減少した主な内容は、減価償却による固定資産減少によるものであります。
(貨物運送事業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は8,374百万円(前連結会計年度末7,377百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、定期的な車両の入替えに伴う車両の取得によるものであります。
(石油製品販売業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は1,367百万円(前連結会計年度末866百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、受取手形及び営業未収金の増加によるものであります。
(ホテル業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は2,982百万円(前連結会計年度末1,998百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、建設仮勘定の増加によるものであります。
(その他)
当中間連結会計期間のセグメント資産は2,721百万円(前連結会計年度末2,599百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、建物の取得によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,444百万円となり、前連結会計年度末残高4,530百万円に比べ2,085百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前中間純利益3,091百万円、減価償却費2,815百万円等により4,904百万円(前年同期比10.7%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は4,945百万円(前年同期比294.4%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,043百万円(前年同期比44.7%減)となりました。これは主に、長期借入金よる収入によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10を超える相手先は該当ありません。
3.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
4.当社グループの販売実績には季節的変動があります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等 (1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。なお、将来の見通しに関する記述については、現在入手可能な情報や過去の実績等に基づき合理的に作成していますが、実際の業績・結果は見積りと異なる場合があります。
②当中間連結会計期間の経営成績等の分析
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載したとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、輸送等に関連する運転資金および船舶や運送車両等の設備投資資金を自己資金または金融機関からの借入による調達を行うこととしているほか、貨物運送事業における車両に関しましてはリース等を活用しております。
借入等の資金調達にあたっては、安定的な資金調達と資金調達コストの低減の両立を目指して交渉することとしております。当中間連結会計期間においては、建物取得のための長期借入金により資金を調達いたしました。
なお、当中間連結会計期間末における借入金およびリース債務等の有利子負債の残高は44,816百万円となっており、当中間連結会計期間における現金および現金同等物の残高は2,444百万円となっております。
セグメントごとの経営成績及び財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載したとおりであります。
当中間連結会計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当上半期のわが国の経済は、米中貿易摩擦の影響により輸出が低迷したものの、大型連休や耐久財を主とした駆け込み需要により個人消費が増加したほか公共投資、民間設備投資も底堅く推移し、緩やかな回復傾向が続きました。北海道におきましても個人消費や道外からの観光需要の増勢に加え、公共投資が持ち直す等同様に回復基調を辿りました。
このような状況にあって当社グループ(当社及び連結子会社)は、経営基盤の強化に努め、利用者のニーズを捉えた積極的な営業展開を図ってまいりました。
経営成績については、当中間連結会計期間の業績は売上高が26,655百万円と前年同期に比べ701百万円(△2.6%)減少しましたが、営業利益は3,426百万円と前年同期比747百万円(+27.9%)増加、経常利益は3,112百万円と前年同期比716百万円(+29.9%)増加、親会社株主に帰属する中間純利益は2,148百万円と前年同期比486百万円(+29.3%)増加いたしました。
当社グループは、通常の営業の形態として、上半期に比べ下半期の売上高は減少するため、連結会計年度の上半期の売上高と下半期の売上高との間に著しい相違があり、上半期と下半期の業績に季節的変動があります。
ちなみに、当中間連結会計期間の売上高は26,655百万円でありましたが、前中間連結会計期間の売上高は27,356百万円、前連結会計年度における売上高は49,714百万円であります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(海運業)
当社の上半期における旅客、乗用車部門の輸送実績は、小樽―新潟航路の団体客が減少しましたが、大型連休となったことによりすべての航路で大幅に利用が増加し、両部門とも前年同期の輸送を上回りました。片や、貨物車部門の輸送実績は、北海道と舞鶴、敦賀間の各航路は秋刀魚の漁獲量が激減したことからその輸送は大幅に落ち込みましたが、雑貨や車両部品は堅調に推移し、概ね前年同期並みの輸送量となりました。また、北海道と新潟間の二航路は、猛暑により飲料の輸送が順調に伸びましたが、建材や冷凍食品の輸送需要が漸減し、前年同期の輸送量を確保することができませんでした。
一方、上半期のクルーズ客船部門は、屋久島、奄美大島へのクルーズや東北の祭り、三陸クルーズ等好評裡に終えましたが、低気圧と台風の影響により集客の多かった4クルーズが日程短縮や中止を余儀なくされたことやチャーターによるクルーズが減ったことにより前年同期の営業収益を下回りました。
以上の結果、当部門の売上高は18,025百万円(前年同期比4.2%減)となりました。しかしながら、燃料価格の下落等により、営業利益は3,410百万円(同24.9%増)となりました。
(貨物運送事業)
定期航路を利用した当部門は車両を積極的に拡充し、顧客のニーズに応え、売上高は7,338百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は46百万円(前年同期は営業損失54百万円)となりました。
(石油製品販売業)
船舶燃料油等を販売している当部門の売上高は269百万円(前年同期比66.8%減)、営業損失は3百万円(前年同期は営業利益1百万円)となりました。
(ホテル業)
オーセントホテル小樽の経営を行っている当部門の売上高は653百万円(前年同期比6.3%減)、営業損失は25百万円(前年同期は営業利益29百万円)となりました。
(その他)
不動産賃貸業等の売上高は367百万円(前年同期比30.2%増)、営業損失は0百万円(前年同期は営業損失56百万円)となりました。
財政状態については、当中間連結会計期間の資産の部は72,297百万円と前連結会計年度末に比べ565百万円減少しております。これは主に、現金及び預金の減少であります。当中間連結会計期間の負債の部は59,112百万円と前連結会計年度末に比べ2,393百万円減少しております。これは主に短期借入及び長期借入金の減少であります。当中間連結会計期間の純資産の部は13,185百万円と前連結会計年度末に比べ1,827百万円増加しております。これは主に親会社株主に帰属する中間純利益の計上による利益剰余金の増加によるものであります。
セグメントごとの財政状態は次のとおりであります。
(海運業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は58,581百万円(前連結会計年度末58,760百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して減少した主な内容は、減価償却による固定資産減少によるものであります。
(貨物運送事業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は8,374百万円(前連結会計年度末7,377百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、定期的な車両の入替えに伴う車両の取得によるものであります。
(石油製品販売業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は1,367百万円(前連結会計年度末866百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、受取手形及び営業未収金の増加によるものであります。
(ホテル業)
当中間連結会計期間のセグメント資産は2,982百万円(前連結会計年度末1,998百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、建設仮勘定の増加によるものであります。
(その他)
当中間連結会計期間のセグメント資産は2,721百万円(前連結会計年度末2,599百万円)となりました。前連結会計年度末と比較して増加した主な内容は、建物の取得によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,444百万円となり、前連結会計年度末残高4,530百万円に比べ2,085百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前中間純利益3,091百万円、減価償却費2,815百万円等により4,904百万円(前年同期比10.7%減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は4,945百万円(前年同期比294.4%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,043百万円(前年同期比44.7%減)となりました。これは主に、長期借入金よる収入によるものであります。
③生産、受注及び販売の状況
販売実績
当中間連結会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当中間連結会計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年9月30日) | 前年同期比(%) |
| 海運業(百万円) | 18,025 | 95.8 |
| 貨物運送事業(百万円) | 7,338 | 108.7 |
| 石油製品販売業(百万円) | 269 | 33.2 |
| ホテル業(百万円) | 653 | 93.7 |
| 報告セグメント計(百万円) | 26,288 | 97.1 |
| その他(百万円) | 367 | 130.2 |
| 合計(百万円) | 26,655 | 97.4 |
(注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10を超える相手先は該当ありません。
3.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
4.当社グループの販売実績には季節的変動があります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等 (1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。なお、将来の見通しに関する記述については、現在入手可能な情報や過去の実績等に基づき合理的に作成していますが、実際の業績・結果は見積りと異なる場合があります。
②当中間連結会計期間の経営成績等の分析
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績等は「(1) 経営成績等の状況の概要」に記載したとおりであります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、輸送等に関連する運転資金および船舶や運送車両等の設備投資資金を自己資金または金融機関からの借入による調達を行うこととしているほか、貨物運送事業における車両に関しましてはリース等を活用しております。
借入等の資金調達にあたっては、安定的な資金調達と資金調達コストの低減の両立を目指して交渉することとしております。当中間連結会計期間においては、建物取得のための長期借入金により資金を調達いたしました。
なお、当中間連結会計期間末における借入金およびリース債務等の有利子負債の残高は44,816百万円となっており、当中間連結会計期間における現金および現金同等物の残高は2,444百万円となっております。
セグメントごとの経営成績及び財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載したとおりであります。