有価証券報告書-第26期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 15:38
【資料】
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【項目】
91項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している「重要な会計方針」については、「第5[経理の状況]連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しているため省略しております。
(2)財政状態の分析
①資産及び負債
当連結会計年度末の資産合計は、主に現金及び預金、未収手数料の減少により155億96百万円となり、前期末に比較して3億81百万円の減少となりました。また、負債合計は、主に未払金及び前受金の減少により122億55百万円となり、前期末に比較して2億29百万円の減少となりました。
②純資産
当連結会計年度末の純資産は、33億40百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億52百万円の減少となりました。これは、当期純損失の計上により株主資本が1億41百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は21.9%から21.4%となり、また、1株当たり純資産額は4,239.98円減少し92,802.40円となりました。
(3)キャッシュ・フローの分析
「第2[事業の状況]1[業績等の概要](2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4)経営成績の分析
提出会社の経営成績がグループ全体の大半を占めるため、提出会社の経営成績について記載しております。
①取扱高
当事業年度の総取扱高は、769億5百万円となり、前事業年度と比べ33億64百万円の減少(前年同期比95.8%)となりました。
部門別にみますと、国内旅行部門は取扱高は652億64百万円となり、前事業年度と比べ13億17百万円の減少(前年同期比98.0%)となりました。
海外旅行部門は、取扱高は93億69百万円となり、前事業年度と比べ20億29百万円の減少(前年同期比82.2%)となりました。
訪日旅行につきましては取扱高は12億48百万円となり前事業年度と比べ71百万円の増加(前年同期比106.1%)となりました。
その他取扱高は、10億23百万円となり、前事業年度と比べ89百万円の減少(前年同期比91.9%)となりました。
②営業収益、営業費及び一般管理費
当事業年度の営業収益は、取扱高の減少により109億42百万円となり、前事業年度と比べ10億5百万円の減少(前年同期比91.6%)となりました。
一方、営業費及び一般管理費は、諸経費の削減に努め、109億18百万円となり、前事業年度と比べ6億90百万円の減少(前年同期比94.1%)となりました。
③営業外損益及び特別損益
当事業年度の営業外収益は、長期退蔵旅行券雑益の減少等により2億79百万円となり、前事業年度と比べ21百万円の減少(前年同期比92.9%)にとどまりました。営業外費用は旅行券引換引当金繰入額等の増加等により1億96百万円となり、前事業年度と比べ19百万円の増加(前年同期比111.2%)となりました。
特別利益につきましては、投資有価証券売却益等の増加により1億80百万円(前年同期比229.6%)となり、特別損失につきましては、関係会社株式評価損の計上等により80百万円(前年同期比118.4%)となりました。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2[事業の状況]4[事業等のリスク]に記載のとおりであります。