有価証券報告書-第94期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/28 10:38
【資料】
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【項目】
114項目

研究開発活動

当連結会計年度における研究開発費の総額は23億48百万円であり、このうち電気事業は23億45百万円である。
ほくでんグループにおける電気事業に係る研究開発は総合研究所が中心となって推進しており、経営計画等に基づいた研究開発を重点的に実施している。当連結会計年度における主な研究開発は次のとおりである。
(1)電力の安定供給と効率性を両立するための研究開発
平成31年2月に運転開始を予定している石狩湾新港発電所など新型設備の導入を見据えた保全技術の確立やコスト低減および長時間の供給支障の早期復旧のための保全・運用技術の高度化と自然災害復旧支援などに必要な技術課題に資する研究を進めている。
地域の資源である再生可能エネルギーについて、国や地域と一体となって推進している各種の実証事業を着実に進めるとともに、導入拡大に資する新技術の調査・研究を進めている。
(2)新たな経営環境に対応するための研究開発
電力小売における競争が進展するなかにおいても、お客さまに当社を選択していただけるよう、サービスの向上、省エネルギー、快適なくらしなどの実現に向けた研究開発に取り組んでいる。
電気事業を取り巻く将来の環境変化を想定し、今から取り組む必要がある技術の調査や適用検討を積極的に進めている。