有価証券報告書-第95期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/27 16:40
【資料】
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【項目】
170項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度、厚生年金基金制度及び退職一時金制度を設けているほか、確定拠出型の制度として、確定拠出年金制度を設けている。従業員の退職に際して割増退職金を支払う場合がある。また、当社の退職一時金制度には、退職給付信託が設定されている。
なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債、退職給付に係る資産及び退職給付費用を計算しており、主として退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いている。
2 確定給付制度(簡便法を適用した制度を除く。)
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(2017年4月1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月1日から
2019年3月31日まで)
退職給付債務の期首残高421,572百万円415,695百万円
勤務費用13,657百万円13,554百万円
利息費用3,401百万円3,302百万円
数理計算上の差異の発生額△164百万円530百万円
退職給付の支払額△22,693百万円△24,159百万円
過去勤務費用の発生額△77百万円69百万円
その他-百万円-百万円
退職給付債務の期末残高415,695百万円408,992百万円

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(2017年4月1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月1日から
2019年3月31日まで)
年金資産の期首残高336,106百万円338,750百万円
期待運用収益7,034百万円7,276百万円
数理計算上の差異の発生額6,149百万円△8,861百万円
事業主からの拠出額6,825百万円6,756百万円
退職給付の支払額△17,365百万円△17,409百万円
年金資産の期末残高338,750百万円326,512百万円

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資
産の調整表
前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
積立型制度の退職給付債務409,190百万円402,204百万円
年金資産△338,750百万円△326,512百万円
70,439百万円75,692百万円
非積立型制度の退職給付債務6,505百万円6,788百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額76,945百万円82,480百万円
退職給付に係る負債92,010百万円95,845百万円
退職給付に係る資産△15,065百万円△13,364百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額76,945百万円82,480百万円


(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(2017年4月1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月1日から
2019年3月31日まで)
勤務費用13,657百万円13,554百万円
利息費用3,401百万円3,302百万円
期待運用収益△7,034百万円△7,276百万円
数理計算上の差異の費用処理額4,804百万円6,105百万円
過去勤務費用の費用処理額△1,980百万円658百万円
その他160百万円240百万円
確定給付制度に係る退職給付費用13,009百万円16,585百万円

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。
前連結会計年度
(2017年4月1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月1日から
2019年3月31日まで)
過去勤務費用△1,903百万円589百万円
数理計算上の差異11,118百万円△3,287百万円
合計9,215百万円△2,698百万円

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりである。
前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
未認識過去勤務費用△1,108百万円△519百万円
未認識数理計算上の差異△13,208百万円△16,496百万円
合計△14,317百万円△17,015百万円

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりである。
前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
債券42%42%
株式27%26%
生保一般勘定18%19%
その他13%13%
合計100%100%

②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮している。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2017年4月1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月1日から
2019年3月31日まで)
割引率主として1.0%主として1.0%
長期期待運用収益率主として2.0%主として2.0%

3 簡便法を適用した確定給付制度
(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債と資産の純額の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(2017年4月1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月1日から
2019年3月31日まで)
退職給付に係る負債と資産の純額の期首残高3,019百万円2,899百万円
退職給付費用443百万円574百万円
退職給付の支払額△246百万円△144百万円
制度への拠出額△318百万円△307百万円
退職給付に係る負債と資産の純額の期末残高2,899百万円3,021百万円

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資
産の調整表
前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
積立型制度の退職給付債務5,894百万円6,078百万円
年金資産△5,446百万円△5,653百万円
447百万円425百万円
非積立型制度の退職給付債務2,451百万円2,595百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額2,899百万円3,021百万円
退職給付に係る負債3,595百万円3,755百万円
退職給付に係る資産△695百万円△734百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額2,899百万円3,021百万円

(3) 退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 前連結会計年度443百万円 当連結会計年度574百万円
4 確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度2,200百万円、当連結会計年度2,251百万円
であった。