四半期報告書-第93期第1四半期(平成26年1月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/05/13 15:15
【資料】
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【項目】
29項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間のガス販売量は、前年同期比1.6%減の8,609万1千㎥となりました。ガス売上高は、原料費調整制度に基づく販売単価の調整により、同8.0%増の116億5千6百万円となりました。ガス事業におけるガス売上高、受注工事収益及び器具販売収益の増加、並びに不動産事業における買取再販の売上高増加により、連結売上高は同12.5%増の142億2千3百万円となりました。
利益につきましては、ガス事業における減価償却の進捗や経営効率化による経費全般の削減、不動産事業における売上高増加により、営業利益は前年同期比24.3%増の20億3百万円となりました。
また、経常利益は持分法適用関連会社である静浜パイプライン㈱の損益が、静岡-浜松間を結ぶ静浜幹線の部分供用開始(静岡-掛川間)に伴う減価償却費の増加で一時的にマイナスとなり、持分法投資損失が計上されたため、同11.0%増の19億3千万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(ガス事業)
当第1四半期連結会計期間末のお客さま戸数は、230,700戸となりました。ガス販売量につきましては、家庭用は前年同期比1.8%の減少となり、業務用は同1.5%の減少となりました。この結果、ガス販売量全体としましては、同1.6%減の8,609万1千㎥となりました。
当事業の売上高(付随する受注工事及び器具販売を含む)は、ガス販売量は減少したものの原料費調整制度に基づく販売単価の調整により、前年同期比11.0%増の133億7千6百万円となりました。営業利益は、同21.6%増の19億6千万円となりました。
(不動産事業)
当事業の売上高は、戸建住宅用地の買取再販等が増加し、前年同期比70.1%増の6億6千1百万円となりました。営業利益は、1千8百万円(前年同期は営業損失2千9百万円)となりました。
(その他の事業)
当事業の売上高は、前年同期比2.9%減の2億9千1百万円となりました。営業利益は、スポーツクラブ事業において、テニススクール各店舗の会員数が目標を下回ったこと等の影響により、同21.6%減の1千4百万円となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ25億6千2百万円増加しました。これは主に、供給設備が2億2百万円増加、建設仮勘定が11億9百万円増加、受取手形及び売掛金が4億2千9百万円増加、静浜パイプライン㈱への貸付けにより関係会社長期貸付金が11億9千万円増加したことに対し、現金及び預金が6億1千7百万円減少したことによるものであります。
なお、当第1四半期連結会計期間末における静浜幹線建設工事に係る主な資産の残高は、磐浜ライン工事の建設仮勘定74億8千7百万円、静浜パイプライン㈱への関係会社長期貸付金73億2千万円であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ14億8千9百万円増加しました。これは主に、長期借入金が6億6千6百万円増加、1年以内に期限到来の固定負債が5億8千2百万円増加、短期借入金が4億5千万円増加、未払法人税等が1億4千1百万円増加したことに対し、賞与引当金が3億8百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ10億7千3百万円増加しました。これは主に、四半期純利益により13億5千8百万円増加したことに対し、利益剰余金が配当の実施により1億9千9百万円減少、その他有価証券評価差額金が8千9百万円減少したことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。