有価証券報告書-第71期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/25 13:23
【資料】
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【項目】
116項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 財務状態の分析
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、17,444百万円と前期比3,272百万円増加しました。これは現金及び預金が3,078百万円増加したこと主な要因です。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は、93,676百万円と前期比1,546百万円増加しました。これは、投資有価証券が326百万円増加、繰延税金資産731百万円増加などにより1,235百万円増加したことが主な要因です。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、19,268百万円と前期比2,929百万円増加しました。これは、株式会社JALホテルズにおいて、流動負債その他が2,217百万円増加したことが主な要因です。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は、39,668百万円と前期比2,407百万円減少しました。これは、長期借入金が3,897百万円減少したことが主な要因です。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は、52,199百万円と前期比4,285百万円増加しました。これは、利益剰余金が2,795百万円増加したこと、為替換算調整勘定が1,041百万円増加したこと、その他有価証券評価差額金が677百万円増加したことが主な要因です。
(2) 経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、68,243百万円と前期比10.6%、6,542百万円の増収となりました。ホテルオークラアムステルダムの業績が過去最高の売上高を記録し、円換算で対前年43.0%増の5,384百万円となったこと、また連結子会社となりました株式会社ホテルオークラ東京ベイの下半期分の売上高3,724百万円が加わったことが主な要因です。
(営業利益)
当連結会計年度における営業利益は、4,090百万円と前期比40.9%、1,187百万円の増益となりました。売上原価、販売費及び一般管理費などが売上高増収に伴い増加し、営業費用としては前期比9.1%の増加となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における経常利益は、3,991百万円と前期比39.7%、1,135百万円の増益となりました。営業外収益では為替差益は増加しましたが、カスタマーポイントの失効益の減少などで76百万円の減少となり、営業外費用では支払利息の減少などで24百万円の減少となりました。
(特別損益)
当連結会計年度における特別損益は、特別利益が投資有価証券清算益414百万円、負ののれん発生益259百万円、及び東京電力からの受取補償金56百万円があり、前期比361百万円減少の730百万円となりました。特別損失では退職給付会計に係る原則法変更時差異143百万円、固定資産除却損72百万円、及び特別退職金22百万円があり、前期比111百万円増加の239百万円となりました。
(当期純損益)
当連結会計年度における税金等調整前当期純利益は、4,482百万円と前期比17.3%、662百万円の増益となりました。法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額及び少数株主利益を加味しました当期純利益は、3,095百万円となり前期比28.7%、690百万円の増益となりました。
(3) キャッシュ・フロー状況の分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。