有価証券報告書-第125期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/25 16:36
【資料】
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【項目】
71項目

業績等の概要

(1) 業績
当事業年度における日本経済は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられましたが、緩やかな回復を続けております。しかしながら、本格的な景気回復にはまだ時間を要するものと思われます。
その中でも演劇興行業界は、旅行業界等と比較すると回復が遅く、買い控えやレジャー予算の削減は未だ継続しており、依然厳しい状況が続いております。
このような環境の中、当社は再開発期間中も毎年歌舞伎公演をご覧いただける様、金山にあります日本特殊陶業市民会館をお借りして「錦秋名古屋顔見世」を行うとともに、歌謡ショー等の短期公演を実施し、幅広いお客様に公演を楽しんでいただきました。
その結果、当事業年度の業績は、売上高4億8千万円(前年同期比5.5%減)となりました。利益面では、営業損失4千7百万円(前事業年度は営業損失3億3千2百万円)、経常損失4千3百万円(前事業年度は経常損失5億9百万円)、当期純利益5千7百万円(前年同期比97.7%減)となりました。
なお、当事業年度より、当社の報告セグメントは単一セグメントとなりましたので、セグメント別の記載は省略しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、2億3千9百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、2千4百万円の支出となりました。これは主に、売上債権の減少2千7百万円、未収入金の減少8百万円、仕入債務の減少4千5百万円、未払消費税等の増加3千1百万円、関係会社清算益の計上7千9百万円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、1千1百万円の収入となりました。これは主に関係会社の清算による収入1千1百万円によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、4百万円の支出となりました。これは主に、リース債務の返済による支出3百万円によるものであります。
(注) 前事業年度においては、連結ベースでのキャッシュ・フロー計算書を作成しておりましたので、前年同期との比較は行っておりません。