有価証券報告書-第69期(2024/10/01-2025/09/30)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状況及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調となっておりますが、食料品やエネルギー等の価格上昇が続いております。世界経済においては、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化やトランプ関税の影響など様々な不透明要因があります。
このような情勢のなか、当社のゴルフ場運営は、ゲリラ豪雨や猛暑など異常気象ともいえる天候に左右されながらも、入場者の確保に努めてまいりました。昨年10月から11月までは前期から取り組んでいるインターネット予約の拡大などの効果がみられ、前期に比べて3,849人増となりました。しかしながら、2月は降雪によりほとんど営業が出来ず、4月からのシーズンインでは、様々な日用品の値上げがレジャーへの支出を圧迫し、夏の猛暑は高齢メンバーの稼働率をさげたため、入場者は減少傾向となりました。通年の入場者数については、前期比6,718名減の78,906名となりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりになりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度に比べ467百万円(4.2%)減少し、10,598百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度に比べ512百万円(5.0%)減少し、9,671百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度に比べ45百万円(5.2%)増加し、926百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高1,659百万円で前年に比べ65百万円(4.1%)増加しました。費用面ではエネルギー資源の高騰による水道光熱費や燃料費の増加や松枯れの伐採処理、クラブハウス周辺の整備などで増加しておりますが、会員権販売による委託手数料が減少しており、営業利益は前年に比べ42百万円(131.2%)増加の74百万円となりました。経常利益は44百万円(132.9%)増加の77百万円で、税引前当期純利益は72百万円となりました。税効果会計による法人税等調整額を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は45百万円となりました。前期は収益認識に関する会計基準により履行義務へ分配する前の額が課税対象となり、法人税等は216百万円となっておりましたので、親会社株主に帰属する当期純損失154百万円でした。
当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、事業部門別に示した経営成績は次のとおりであります。
ゴルフ場部門では、新規の会員権収入は順調に推移し、172口の販売ができました。入場者数は減少しましたが、ビジター比率があがり、客単価が上がったため、営業収入は76百万円(5.4%)増の1,491百万円となりました。
食堂部門では、企業コンペの復活やコンペパーティーが増えましたが、入場者の減少もあり、売上高は11百万円(6.1%)減の168百万円となりました。
あ)入場者及び収入の実績
(1)入場者実績
当連結会計年度の入場者実績ならびに増減比較は次のとおりであります。
い)収入の実績
当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、事業部門別に示した収入実績は次のとおりであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は業績の改善がみられ、税金等調整前当期純利益72百万円(前年に比べ41百万円増)となりました。借入金の返済や預託金の返還、設備投資などがあり、当連結会計年度末には225百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は133百万円で前年同期は802百万円の獲得でした。これは主に、法人税等の支払いによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は262百万円で前年同期より181百万円増加しております。これは主に、設備投資の支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は268百万円で前年同期より135百万円増加しております。これは主に借入金の返済によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末の資産合計は、前年同期比で467百万円(4.2%)減少し、10,598百万円となりました。流動資産では前年同期比で529百万円(50.9%)減少し、510百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少によるものです。固定資産では、設備投資などで前年同期比62百万円(0.6%)増加し、10,087百万円となりました。
(負債合計)
当連結会計年度末の負債合計は、前年同期末比で512百万円(5.0%)減少し、9,671百万円となりました。これは主に借入金の返済、預託金の返還、未払法人税等の減少によるものです。流動負債では借入金の返済や未払法人税等の減少により前年同期末比で368百万円(16.3%)減少し、1,886百万円となりました。固定負債では預託金の返還などにより、前年同期末比で144百万円(1.8%)減少し、7,785百万円となりました。
(純資産合計)
当連結会計年度末の純資産合計は、前年同期末比で45百万円(5.2%)の増加で926百万円となりました。この結果、自己資本比率は、前年同期末の8.0%から8.7%となりました。
2)経営成績
当連結会計年度の経営成績は、昨年10月から11月までは前期から取り組んでいるインターネット予約の拡大の効果により、ここ10年で最高の入場者数で各月1万1千名を超え、前期に比べて3,849人増加いたしました。しかしながら、2月は降雪によりほとんど営業が出来ず、4月からは様々な日用品が値上げし、レジャーへの支出を圧迫、夏の猛暑は高齢メンバーの来場回数を下げ、年間の総入場者数は前期比6,718人減の78,906人となりました。白山・加賀・日本海コース単独会員の会員権販売は172口と順調に推移し、ビジターの比率が上がり、客単価が上昇したため、売上高は1,659百万円となり(前期は1,594百万円)、コスト面では材料費、燃料費の高騰など水道光熱費の増加やハウス・コース管理の維持費が増大しましたが、会員権販売委託手数料が減少しております。
この結果、営業利益74百万円(前期は32百万円)で、経常利益77百万円(前期は33百万円)となりました。法人税等は20百万円にとどまり、税効果会計による法人税等調整額を6百万円計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は45百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失154百万円)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載されているとおりであります。
当社グループは、このような状況を踏まえて、新規募集による会員の増加、若年層に向けたセルフコースの新規企画によるキャンペーンや企業コンペ等の誘致、富裕層向けの企画など幅広いゴルファーに喜ばれるよう努め、株主ならびに会員各位のご期待にお応えする所存であります。
b.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要の主なものは、ゴルフ場のコース管理維持費、借地料、一般管理費などのほか、預託金の返還があり、設備資金需要としてはカートの導入や施設の更新などがあります。
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、金融機関からの借入を行っており、運転資金及び設備資金につきましては子会社を含め当社において一元管理しております。また、金融機関には十分な借入枠を有しております。平成30年3月には第三者割当による増資を行っており、ゴルフ場運営に資する新設備の導入や施設のリニューアルの原資とさせていただいております。このように当社グループは事業の拡大や自己資本の充実による経営基盤の安定を図っております。
②重要な会計の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり、経営者による会計方針の採用や、資産・負債、収益・費用の計上及び開示に関する見積りを必要とします。これについては一定の会計基準の範囲内で見積りが行われておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
その他重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状況及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調となっておりますが、食料品やエネルギー等の価格上昇が続いております。世界経済においては、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化やトランプ関税の影響など様々な不透明要因があります。
このような情勢のなか、当社のゴルフ場運営は、ゲリラ豪雨や猛暑など異常気象ともいえる天候に左右されながらも、入場者の確保に努めてまいりました。昨年10月から11月までは前期から取り組んでいるインターネット予約の拡大などの効果がみられ、前期に比べて3,849人増となりました。しかしながら、2月は降雪によりほとんど営業が出来ず、4月からのシーズンインでは、様々な日用品の値上げがレジャーへの支出を圧迫し、夏の猛暑は高齢メンバーの稼働率をさげたため、入場者は減少傾向となりました。通年の入場者数については、前期比6,718名減の78,906名となりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりになりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度に比べ467百万円(4.2%)減少し、10,598百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度に比べ512百万円(5.0%)減少し、9,671百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度に比べ45百万円(5.2%)増加し、926百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高1,659百万円で前年に比べ65百万円(4.1%)増加しました。費用面ではエネルギー資源の高騰による水道光熱費や燃料費の増加や松枯れの伐採処理、クラブハウス周辺の整備などで増加しておりますが、会員権販売による委託手数料が減少しており、営業利益は前年に比べ42百万円(131.2%)増加の74百万円となりました。経常利益は44百万円(132.9%)増加の77百万円で、税引前当期純利益は72百万円となりました。税効果会計による法人税等調整額を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は45百万円となりました。前期は収益認識に関する会計基準により履行義務へ分配する前の額が課税対象となり、法人税等は216百万円となっておりましたので、親会社株主に帰属する当期純損失154百万円でした。
当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、事業部門別に示した経営成績は次のとおりであります。
ゴルフ場部門では、新規の会員権収入は順調に推移し、172口の販売ができました。入場者数は減少しましたが、ビジター比率があがり、客単価が上がったため、営業収入は76百万円(5.4%)増の1,491百万円となりました。
食堂部門では、企業コンペの復活やコンペパーティーが増えましたが、入場者の減少もあり、売上高は11百万円(6.1%)減の168百万円となりました。
あ)入場者及び収入の実績
(1)入場者実績
当連結会計年度の入場者実績ならびに増減比較は次のとおりであります。
| 区分 | 営業日数及び入場者数 | 前年同期比(%) |
| 営業日数(日) | 306 | 3.7 |
| メンバー(人) | 28,365 | △19.4 |
| ビジター(人) | 50,541 | 0.3 |
| 計(人) | 78,906 | △7.8 |
い)収入の実績
当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、事業部門別に示した収入実績は次のとおりであります。
| 区分 | 売上高(千円) | 前年同期比(%) |
| ゴルフ場部門 | 1,491,094 | 5.4 |
| 食堂部門 | 168,864 | △6.1 |
| 計 | 1,659,959 | 4.1 |
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は業績の改善がみられ、税金等調整前当期純利益72百万円(前年に比べ41百万円増)となりました。借入金の返済や預託金の返還、設備投資などがあり、当連結会計年度末には225百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は133百万円で前年同期は802百万円の獲得でした。これは主に、法人税等の支払いによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は262百万円で前年同期より181百万円増加しております。これは主に、設備投資の支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は268百万円で前年同期より135百万円増加しております。これは主に借入金の返済によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末の資産合計は、前年同期比で467百万円(4.2%)減少し、10,598百万円となりました。流動資産では前年同期比で529百万円(50.9%)減少し、510百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少によるものです。固定資産では、設備投資などで前年同期比62百万円(0.6%)増加し、10,087百万円となりました。
(負債合計)
当連結会計年度末の負債合計は、前年同期末比で512百万円(5.0%)減少し、9,671百万円となりました。これは主に借入金の返済、預託金の返還、未払法人税等の減少によるものです。流動負債では借入金の返済や未払法人税等の減少により前年同期末比で368百万円(16.3%)減少し、1,886百万円となりました。固定負債では預託金の返還などにより、前年同期末比で144百万円(1.8%)減少し、7,785百万円となりました。
(純資産合計)
当連結会計年度末の純資産合計は、前年同期末比で45百万円(5.2%)の増加で926百万円となりました。この結果、自己資本比率は、前年同期末の8.0%から8.7%となりました。
2)経営成績
当連結会計年度の経営成績は、昨年10月から11月までは前期から取り組んでいるインターネット予約の拡大の効果により、ここ10年で最高の入場者数で各月1万1千名を超え、前期に比べて3,849人増加いたしました。しかしながら、2月は降雪によりほとんど営業が出来ず、4月からは様々な日用品が値上げし、レジャーへの支出を圧迫、夏の猛暑は高齢メンバーの来場回数を下げ、年間の総入場者数は前期比6,718人減の78,906人となりました。白山・加賀・日本海コース単独会員の会員権販売は172口と順調に推移し、ビジターの比率が上がり、客単価が上昇したため、売上高は1,659百万円となり(前期は1,594百万円)、コスト面では材料費、燃料費の高騰など水道光熱費の増加やハウス・コース管理の維持費が増大しましたが、会員権販売委託手数料が減少しております。
この結果、営業利益74百万円(前期は32百万円)で、経常利益77百万円(前期は33百万円)となりました。法人税等は20百万円にとどまり、税効果会計による法人税等調整額を6百万円計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は45百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失154百万円)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載されているとおりであります。
当社グループは、このような状況を踏まえて、新規募集による会員の増加、若年層に向けたセルフコースの新規企画によるキャンペーンや企業コンペ等の誘致、富裕層向けの企画など幅広いゴルファーに喜ばれるよう努め、株主ならびに会員各位のご期待にお応えする所存であります。
b.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要の主なものは、ゴルフ場のコース管理維持費、借地料、一般管理費などのほか、預託金の返還があり、設備資金需要としてはカートの導入や施設の更新などがあります。
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、金融機関からの借入を行っており、運転資金及び設備資金につきましては子会社を含め当社において一元管理しております。また、金融機関には十分な借入枠を有しております。平成30年3月には第三者割当による増資を行っており、ゴルフ場運営に資する新設備の導入や施設のリニューアルの原資とさせていただいております。このように当社グループは事業の拡大や自己資本の充実による経営基盤の安定を図っております。
②重要な会計の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり、経営者による会計方針の採用や、資産・負債、収益・費用の計上及び開示に関する見積りを必要とします。これについては一定の会計基準の範囲内で見積りが行われておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
その他重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。