有価証券報告書-第64期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/12/24 15:40
【資料】
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【項目】
118項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状況及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、経済が急速に減退し、日常生活が制限されるなど、極めて厳しい環境が続いております。
このような環境の中、当グループは新規顧客の獲得並びに新規会員の獲得に努力してきました。また、山代山中ゴルフ場の名称変更を行い、以前の呼称である「西コース」として、3月からリニューアルオープンし、予約数を増加させることが出来ました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響は緊急事態宣言を機に、大型コンペの相次ぐキャンセルなどで入場者は激減し、6月までの入場者は前年に比べ5,727名減少いたしました。
通年の入場者数については、前期比3,973名減の83,444名となりました。
この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の総資産合計は前連結会計年度に比べ67百万円(0.6%)減少し、10,473百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度に比べ29百万円(0.3%)減少し、8,522百万円となりました。
当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度に比べ38百万円(1.9%)減少し、1,951百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高1,256百万円(前年同期比11.7%減)、営業損失は49百万円で前期は49百万円の営業利益でした。経常損失は29百万円で前期は経常利益68百万円、親会社株主に帰属する当期純損失は38百万円となり、前期は親会社株式に帰属する当期純利益53百万円でした。
当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、事業部門別に示した経営成績は次のとおりであります。
ゴルフ場部門では、新規会員の入会金は減少し、また、新型コロナウイルス感染症の影響で入場者数の減少により営業収入1,138百万円(前期比9.7%減)となりました。
食堂部門では、入場者数の減少、大型コンペのキャンセルに伴うコンペパーティーの減少に伴い、売上高117百万円(前期比27.6%減)となりました。
あ)入場者及び収入の実績
(1)入場者実績
当連結会計年度の入場者実績ならびに増減比較は次のとおりであります。
区分営業日数及び入場者数前年同期比(%)
営業日数(日)3095.1
メンバー(人)41,46612.5
ビジター(人)41,978△17.0
計(人)83,444△4.5

い)収入の実績
当社グループの事業は単一セグメントでありセグメント情報を記載していないため、事業部門別に示した収入実績は次のとおりであります。
区分売上高(千円)前年同期比(%)
ゴルフ場部門1,138,890△9.7
食堂部門117,370△27.6
1,256,261△11.7

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、新型コロナウイルス感染症の影響で業績が悪化し、税金等調整前当期純損失30百万円(前年は58百万円の税金等調整前当期純利益)となり、西コースリニューアルに伴う固定資産の取得や預託金の返還などがあり、当連結会計年度末には123百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は80百万円で前年同期より210百万円減少しております。これは主に、業績の悪化や未払金の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は188百万円で前年同期より80百万円増加しております。これは固定資産の設備投資の増加によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、19百万円で前年同期は174百万円の支出でした。これは主に新型コロナウイルス感染症特別貸付制度による長期借入金によるものです。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末の総資産合計は、前年同期比で67百万円(0.6%)減少し、10,473百万円となりました。流動資産では前年同期比で67百万円(21.4%)減少し、249百万円となりました。これは主に現金及び預金の減少によるものです。固定資産では、構築物等新規資産の取得など前年同期比で2百万円(0.0%)増加し、10,222百万円となりました。
(負債合計)
当連結会計年度末の負債合計は、前年同期末比で29百万円(0.3%)減少し、8,522百万円となりました。流動負債では未払消費税等などの減少により前年同期末比で23百万円(1.6%)減少し、1,428百万円となりました。固定負債では新型コロナウイルス感染症特別貸付制度を利用した長期借入を行いましたが、入会保証金の返還など、前年同期末比で5百万円(0.1%)減少し、7,093百万円となりました。
(純資産合計)
当連結会計年度末の純資産合計は、業績の悪化により、前年同期末比で38百万円(1.9%)の悪化で1,951百万円となりました。この結果、自己資本比率は、前年同期末の18.9%から18.6%となりました。
2)経営成績
当連結会計年度の経営成績は、前連結会計年度に比べ、冬期の天候に恵まれ、また、西コースのリニューアルにより、3月までは入場者が増加しました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響によりキャンセルが相次ぎ、4月から6月までの3か月間で前期比9,752名減少となり大幅な減収となりました。石川県民限定宿泊割や各種キャンペーン企画などを実施し、8月以降は回復の兆しが見え始め、継続中の片山津ゴルフ場単独会員の会員権販売もなんとか目標を達成しましたが、売上高は1,256百万円(前年同期比11.7%減)となりました。費用面では、人件費で入場者数の減少に伴い、キャディ料などが減少しました。物件費でも感染症拡大防止のため、浴場の利用を一定期間中止したことと原油価格の下落により、水道光熱費が減少し、経費では会員権の販売で自社の取り扱い件数が増えたことで委託先への手数料が減少しました。結果、営業損失49百万円(前期は営業利益49百万円)、経常損失29百万円(前期は経常利益68百万円)となりました。また、新型コロナウイルス感染症の影響で先行きが不透明なことから、前連結会計年度に計上した繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討し、全額取り崩したことから、親会社株主に帰属する当期純損失は38百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益53百万円)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2事業等のリスク」に記載されているとおりであります。
当社グループは、このような状況を踏まえて、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底し、安全なゴルフ場経営に努め、さらなる経営改善計画を策定し、新規募集による会員の増加、セルフコースの新規企画によるオープンコンペ等の拡大など幅広いゴルファーに喜ばれるよう努め、株主ならびに会員各位のご期待にお応えする所存であります。
b.資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要の主なものは、ゴルフ場のコース管理維持費、借地料、一般管理費などのほか、預託金の返還があり、設備資金需要としてはカートの導入や施設の更新などがあります。
当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、金融機関からの借入を行っており、運転資金及び設備資金につきましては子会社を含め当社において一元管理しております。また、金融機関には充分な借入枠を有しております。平成30年3月には第三者割当による増資を行っており、ゴルフ場運営に資する新設備の導入や施設のリニューアルの原資とさせていただいております。このように当社グループは事業の拡大や自己資本の充実による経営基盤の安定を図っております。
②重要な会計の見積り及び当該見積もりに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる見積りは、退職給付に係る負債についてであります。これについては一定の会計基準の範囲内で見積りが行われておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なることがあります。
その他重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。

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