有価証券報告書-第62期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりである。
①経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済は、海外経済減速の影響がみられるとともに消費増税による影響もあったものの、雇用環境の改善を背景にした個人消費が底堅く推移し、緩やかな回復がつづいた。しかしながら、年度末にかけて新型コロナウィルス感染症の経済に与える影響が徐々に増していき注意が必要な状況となった。
ゴルフ場業界においては、少子化の進行や団塊世代の高齢化とともにゴルフ人口の先細りが懸念されている上、セルフプレー化が進む等低価格傾向が続いている。更に、新型コロナウィルス感染症拡大が国民生活に大きく影響し、ゴルフ場業界を取り巻く環境も厳しさを増してきている。
このような状況の中で当社では、当事業年度の営業日数は306日(前期比増減なし)と比較的温暖な日が多く2月迄は順調な回復傾向がみられた。しかしながら3月は、新型コロナウィルス感染症による混乱の影響でビジタ―の来場が大幅に落ち込んだことにより、全体の来場者数は前期比276人(0.7%)増加の34,889人にとどまり、売上高は前期比4,667千円(0.8%)減少の560,622千円になった。
売上原価、販売費及び一般管理費については、消耗品費・修繕費などの経常費用の大幅な抑制に努めたが、60周年行事に関わる費用と前期に導入した乗用カート等の減価償却費増加が大きく影響し、前期比10,363千円(1.4%)増加の708,387千円となった。
この結果、営業損失は前期比15,030千円(11.3%)悪化の147,765千円となり、営業外収益の会員登録料104,200千円(前期比1,700千円増)、不動産賃貸料36,842千円(前期比微増)、受取補償金18,897千円(前期比増減なし)等と営業外費用を加減し、経常利益は前期比14,759千円(44.8%)減少の18,168千円、当期純利益は前期比10,467千円(53.1%)減少の9,226千円となった。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べ84,722千円増加の496,672千円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果獲得した資金は107,917千円で、前期比63.1%増加した。
これは主に税引前当期純利益、減価償却費の計上及び未払金(主に消費税)の増加、売上債権の減少、仕入
債務の減少、会員預り金の減少によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は23,194千円で、前期比76.4%減少した。
これは主に有形固定資産の取得による支出によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の収支はなかった。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社は、生産を行っていないため、該当事項なし。
b.受注実績
当社は、受注生産を行っていないため、該当事項なし。
c.販売実績
当事業年度の営業収入の実績を科目別に示すと次のとおりである。
(注)上記の金額には消費税等は含まれていない。
④財政状態の状況
当事業年度の財政状態については、当事業年度末における総資産は1,871,508千円となり、前期末と比較し6,926千円増加した。
その主な要因は、現金及び預金が84,722千円増加したこと、未収入金が8,215千円、有形固定資産が59,410千円、長期前払費用が7,380千円減少したことなどによるものである。
負債合計は190,229千円で、前期末と比べ2,299千円減少した。
その主な要因は、未払金が15,768千円増加(主に消費税)したこと、買掛金が3,877千円、未払費用が3,237千円、預り金が3,121千円、会員預り金が4,000千円減少したことなどによるものである。
純資産合計は1,681,279千円で、前期末と比べ9,226千円増加となった。
その主な要因は、当期純利益9,226千円を計上したことによるものである。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものである。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されている。
財務諸表の作成に当たっては、営業債権、有形・無形固定資産、法人税等、退職給付引当金等の計上に関して、重要な会計方針及び見積りによる判断を行っている。実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合がある。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社の経営成績に重要な影響を与える要因としては、当社は、良好なコース施設、サービス等の品質面での優位性を強調して来場者の獲得を図っているが、当業界でさらに激化している顧客獲得のための低価格競争が大きく影響する。また、天候不順や自然災害が来場者数に与える影響も大きい。
当事業年度の経営成績は、年度末にかけて新型コロナウィルス感染症拡大による混乱が影響しビジターの来場者数が減少したことで、売上高は前期に比べ減少した。一方の経費面では、消耗品費や修繕費等を抑制したものの、60周年記念行事に関わる費用の計上と減価償却費の増加等により前期に比べ増加した。その結果、営業損失は拡大し、当期純利益は前期比10,467千円減少の9,226千円となった。
資本の財源及び資金の流動性については、当社の運転資金需要のうち主なものは、人件費・コース維持費・修繕費・固定資産税等の売上原価と販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、コース内設備やクラブハウス等を維持更新していく為の設備投資等によるものである。
当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針にしている。
短期運転資金及び設備投資などの長期運転資金については、何れも内部留保による自己資金を基本としている。
当事業年度は、売上債権の減少、未払金の増加等により営業活動によるキャッシュ・フローが増加したが、設備投資の抑制で投資活動に使用した資金は減少し、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は前期比84,722千円増加の496,672千円となった。
財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要、④財政状態の状況」に記載のとおりである。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりである。
①経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済は、海外経済減速の影響がみられるとともに消費増税による影響もあったものの、雇用環境の改善を背景にした個人消費が底堅く推移し、緩やかな回復がつづいた。しかしながら、年度末にかけて新型コロナウィルス感染症の経済に与える影響が徐々に増していき注意が必要な状況となった。
ゴルフ場業界においては、少子化の進行や団塊世代の高齢化とともにゴルフ人口の先細りが懸念されている上、セルフプレー化が進む等低価格傾向が続いている。更に、新型コロナウィルス感染症拡大が国民生活に大きく影響し、ゴルフ場業界を取り巻く環境も厳しさを増してきている。
このような状況の中で当社では、当事業年度の営業日数は306日(前期比増減なし)と比較的温暖な日が多く2月迄は順調な回復傾向がみられた。しかしながら3月は、新型コロナウィルス感染症による混乱の影響でビジタ―の来場が大幅に落ち込んだことにより、全体の来場者数は前期比276人(0.7%)増加の34,889人にとどまり、売上高は前期比4,667千円(0.8%)減少の560,622千円になった。
売上原価、販売費及び一般管理費については、消耗品費・修繕費などの経常費用の大幅な抑制に努めたが、60周年行事に関わる費用と前期に導入した乗用カート等の減価償却費増加が大きく影響し、前期比10,363千円(1.4%)増加の708,387千円となった。
この結果、営業損失は前期比15,030千円(11.3%)悪化の147,765千円となり、営業外収益の会員登録料104,200千円(前期比1,700千円増)、不動産賃貸料36,842千円(前期比微増)、受取補償金18,897千円(前期比増減なし)等と営業外費用を加減し、経常利益は前期比14,759千円(44.8%)減少の18,168千円、当期純利益は前期比10,467千円(53.1%)減少の9,226千円となった。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前期末に比べ84,722千円増加の496,672千円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果獲得した資金は107,917千円で、前期比63.1%増加した。
これは主に税引前当期純利益、減価償却費の計上及び未払金(主に消費税)の増加、売上債権の減少、仕入
債務の減少、会員預り金の減少によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は23,194千円で、前期比76.4%減少した。
これは主に有形固定資産の取得による支出によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の収支はなかった。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社は、生産を行っていないため、該当事項なし。
b.受注実績
当社は、受注生産を行っていないため、該当事項なし。
c.販売実績
当事業年度の営業収入の実績を科目別に示すと次のとおりである。
| 第62期 (自 平成31年4月1日 至 令和2年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| メンバーフィ | 52,795 | 102.2 |
| ビジターフィ | 162,304 | 96.7 |
| キャディーフィ | 167,617 | 99.4 |
| ロッカーフィ | 3,330 | 97.7 |
| カートフィ | 18,633 | 106.0 |
| 食堂委託 | 20,804 | 95.2 |
| 売店 | 8,587 | 104.6 |
| 会費 | 84,925 | 99.5 |
| その他 | 41,624 | 101.4 |
| 合計 | 560,622 | 99.1 |
(注)上記の金額には消費税等は含まれていない。
④財政状態の状況
当事業年度の財政状態については、当事業年度末における総資産は1,871,508千円となり、前期末と比較し6,926千円増加した。
その主な要因は、現金及び預金が84,722千円増加したこと、未収入金が8,215千円、有形固定資産が59,410千円、長期前払費用が7,380千円減少したことなどによるものである。
負債合計は190,229千円で、前期末と比べ2,299千円減少した。
その主な要因は、未払金が15,768千円増加(主に消費税)したこと、買掛金が3,877千円、未払費用が3,237千円、預り金が3,121千円、会員預り金が4,000千円減少したことなどによるものである。
純資産合計は1,681,279千円で、前期末と比べ9,226千円増加となった。
その主な要因は、当期純利益9,226千円を計上したことによるものである。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものである。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されている。
財務諸表の作成に当たっては、営業債権、有形・無形固定資産、法人税等、退職給付引当金等の計上に関して、重要な会計方針及び見積りによる判断を行っている。実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合がある。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社の経営成績に重要な影響を与える要因としては、当社は、良好なコース施設、サービス等の品質面での優位性を強調して来場者の獲得を図っているが、当業界でさらに激化している顧客獲得のための低価格競争が大きく影響する。また、天候不順や自然災害が来場者数に与える影響も大きい。
当事業年度の経営成績は、年度末にかけて新型コロナウィルス感染症拡大による混乱が影響しビジターの来場者数が減少したことで、売上高は前期に比べ減少した。一方の経費面では、消耗品費や修繕費等を抑制したものの、60周年記念行事に関わる費用の計上と減価償却費の増加等により前期に比べ増加した。その結果、営業損失は拡大し、当期純利益は前期比10,467千円減少の9,226千円となった。
資本の財源及び資金の流動性については、当社の運転資金需要のうち主なものは、人件費・コース維持費・修繕費・固定資産税等の売上原価と販売費及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、コース内設備やクラブハウス等を維持更新していく為の設備投資等によるものである。
当社は、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針にしている。
短期運転資金及び設備投資などの長期運転資金については、何れも内部留保による自己資金を基本としている。
当事業年度は、売上債権の減少、未払金の増加等により営業活動によるキャッシュ・フローが増加したが、設備投資の抑制で投資活動に使用した資金は減少し、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は前期比84,722千円増加の496,672千円となった。
財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要、④財政状態の状況」に記載のとおりである。