有価証券報告書-第44期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/12/22 14:28
【資料】
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【項目】
91項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、雇用情勢や所得環境の改善が継続し、消費税増税の影響が懸念されたものの経済政策の下支えもあり堅調に推移しておりましたが、昨年12月に発生した新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって経済活動や社会活動が混乱に陥り、その収束時期の見通しは立たず、先行き不透明感が強まる深刻な状況が続いております。
ゴルフ事業を取り巻く環境におきましては、中心顧客層である団塊の世代の高齢化やゴルフ人口の減少に起因する競争激化で客単価の下落傾向が続いているのに加え、新型コロナウイルスの国内感染拡大に伴い、入場者数に著しい影響が出ており、より一層厳しい状況となりました。
このような状況のもと、積極的な営業活動を自粛し、クラブ競技を中止する一方で、衛生対策を強化し来場されるお客さまに安心していただけるプレー環境を提供することで、来場動機の回復を図りました。
また、追加購入を対象とした新たな入会登録料の減額キャンペーンを実施し、倶楽部の活性化を図るとともに、あらゆるコストの削減・見直し、報酬の減額等を行いました。
子会社の株式会社AGファミリーにつきましては、すべての事業から完全撤退することとし、現在その準備を進めております。
これらの結果、当事業年度における来場者数は5ゴルフ場で前期に比べ17,470名減の277,372人となりました。財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態の状況
当事業年度末における資産につきましては、11,189,330千円(前事業年度末11,411,776千円)と、222,446千円減少いたしました。負債につきましては4,821,368千円(同5,111,004千円)と289,636千円減少いたしました。純資産につきましては6,367,962千円(同6,300,771千円)と、67,190千円増加いたしました。
b.経営成績の状況
当事業年度の業績につきましては、売上高は前期比18.2%減の2,426,587千円となりました。また、営業損失は8,423千円(前年同期は営業利益126,773千円)、経常利益は前期比76.6%減の40,527千円となりました。当期純利益は前期比60.7%減の67,190千円となりました。
当社の事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ96,096千円減少し、当事業年度末は670,095千円(前年同期比12.6%減)となりました。
また当事業年度中における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は192,783千円(前年同期比36.3%減)となりました。これは主に税引前当期純利益の計上及び減価償却費の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果得られた資金は2,549千円(前年同期末は35,145千円の使用)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は291,429千円(前年同期比31.6%減)となりました。これは主に長期借入金及び入会預り保証金の返済によるものであります。
③仕入及び販売の実績
当社はゴルフ場の経営及びこれに付随する事業を営む単一セグメントであるため、以下の記載についてはゴルフ場別に記載しております。
a.商品仕入
ゴルフ場別前事業年度
(自 平成30年10月1日
至 令和元年9月30日)
当事業年度
(自 令和元年10月1日
至 令和2年9月30日)
前年同期比(%)
(プロショップ商品等)
明智ゴルフ場(千円)16,98413,37778.7
賑済寺ゴルフ場(千円)9,8886,49165.6
かしおゴルフ場(千円)11,9058,87374.5
ひるかわゴルフ場(千円)18,18715,61785.8
荘川ゴルフ場(千円)597763127.9
計(千円)57,56245,12478.3

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.原材料仕入
ゴルフ場別前事業年度
(自 平成30年10月1日
至 令和元年9月30日)
当事業年度
(自 令和元年10月1日
至 令和2年9月30日)
前年同期比(%)
(レストラン食材等)
明智ゴルフ場(千円)89,98111,07912.3
賑済寺ゴルフ場(千円)53,65441,27476.9
かしおゴルフ場(千円)54,92749,11689.4
ひるかわゴルフ場(千円)68,75655,29980.4
荘川ゴルフ場(千円)33,23621,78665.5
計(千円)300,556178,55559.4

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当事業年度の販売実績をゴルフ場別に示すと次のとおりであります。
ゴルフ場別前事業年度
(自 平成30年10月1日
至 令和元年9月30日)
当事業年度
(自 令和元年10月1日
至 令和2年9月30日)
前年同期比(%)
明智ゴルフ場プレー収入(千円)500,692439,75487.8
レストラン収入(千円)262,74669,44126.4
商品売上収入(千円)34,31619,85957.8
小計(千円)797,755529,05466.3
賑済寺ゴルフ場プレー収入(千円)282,294241,26385.4
レストラン収入(千円)155,896126,37681.0
商品売上収入(千円)12,7579,77676.6
小計(千円)450,948377,41683.6
かしおゴルフ場プレー収入(千円)311,803286,27891.8
レストラン収入(千円)162,197141,54787.2
商品売上収入(千円)14,67510,02168.2
小計(千円)488,676437,84789.5
ひるかわゴルフ場プレー収入(千円)321,184305,65995.1
レストラン収入(千円)194,621157,79181.0
商品売上収入(千円)22,69119,78687.1
小計(千円)538,497483,23789.7
荘川ゴルフ場プレー収入(千円)131,108106,48081.2
レストラン収入(千円)114,32479,69469.7
商品売上収入(千円)9381,300138.5
小計(千円)246,372187,47576.0
本部登録料収入(千円)127,017101,24379.7
年会費収入(千円)313,925310,31398.8
小計(千円)440,942411,55693.3
合計(千円)2,963,1922,426,58781.8

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものです。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態の分析
(流動資産)
流動資産は前事業年度末と比較して669,131千円(41.3%)減少し、951,018千円となりました。この主な要因は、現金及び預金が646,096千円減少したことによるものです。
(固定資産)
固定資産は同446,685千円(4.5%)増加し10,238,311千円となりました。この主な要因は、長期預金が450,000千円増加したことによるものです。
(流動負債)
流動負債は同233,368千円(31.2%)減少し、515,274千円となりました。この主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が216,513千円減少、未払金が9,391千円減少したことによるものです。
(固定負債)
固定負債は同56,266千円(1.3%)減少し、4,306,093千円となりました。この主な要因は、長期借入金16,685千円、入会預り保証金91,770千円の減少と、リース債務35,639千円の増加によるものであります。
(純資産)
当事業年度末の純資産の部合計は、前事業年度末の純資産の部合計と比較して67,190千円(1.0%)増加し、6,367,962千円となりました。この要因は主に当期純利益の計上によるものであります。
b.経営成績の分析
(売上高)
当事業年度の売上高は前事業年度に比べ536,605千円減少し、2,426,587千円となりました。これは新型コロナイウルス感染症拡大による影響と、令和元年8月より明智ゴルフ場のレストランの運営委託を開始したことにより運営委託先から受け取る手数料収入を売上高とした影響によるものです。
(売上原価、売上総利益)
当事業年度の売上原価は、前事業年度と比べ357,099千円減少し、1,937,405千円となりました。これは主に売上高減少に伴う労務費の減少及び原材料費の減少によるものです。この結果、当事業年度の売上総利益は489,181千円(前期比26.9%減)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当事業年度の販売費及び一般管理費は、前事業年度と比べ44,309千円減少し、497,604千円となりました。これは主に広告宣伝費、役員報酬、労務費の減少によるものです。この結果、当事業年度の営業損失は8,423千円(前期同期は営業利益126,773千円)となりました。
(営業外損益、経常利益)
営業外収益、営業外費用はいずれも前事業年度と同水準となりました。この結果、当事業年度の経常利益は40,527千円(前期比76.5%減)となりました。
(特別損益、当期純利益)
特別利益については、前事業年度と比べ21,735千円増加し、32,363千円となりました。これは主に入会預り保証金償還益の増加によるものです。特別損失については、前事業年度と比べ7,001千円減少し、377千円となりました。これは固定資産除却損の減少によるものです。この結果、当事業年度の当期純利益は67,190千円(前期比60.7%減)となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
b.資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は運転資金需要と設備投資資金需要があります。運転資金需要の主なものは、売上原価等の営業費用であります。当社は日々の収入金があることから、必要な流動性資金は十分確保しております。設備投資資金需要の主なものは、建物、コース維持管理機械等であり、必要な資金については、自己資金において充当しております。
なお、当事業年度中において、長期借入金のうち劣後返済となっている800百万円について返済交渉開始時期の変更契約を行いました。また長期借入金について、資金の流動性確保を目的に、元本の一部につき1年間の返済猶予契約の締結を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響により先行きが不確実な状況が続いておりますので、業況を注視し必要に応じた資金調達等を行うことにより流動性を確保できると考えております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって、当社が採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計方針)」に記載のとおりであります。
なお、財務諸表の作成にあたって、資産・負債や収益・費用に影響を与える見積りは、一定の会計基準の範囲内において過去の実績やその時点での入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は、これらの見積りと異なる可能性があります。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りにつきましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 追加情報」に記載の通りであります。

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