有価証券報告書-第43期(2025/04/01-2026/03/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、まずプレーアビリティの質を左右する酷暑対策と、快適かつ安全なプレーフィールドの最適化に注力いたしました。14番グリーンへの通風用グリーンファン設置に加え、少しでも暑さを凌ぎ、ラウンドをお愉しみいただけるよう、クーラー付カートを配備しております。併せて、乗用カート15台の入れ替えと誘導線の制御盤の交換を行い、安全性に加え、より円滑な運行体制を構築いたしました。
設備インフラの刷新におきましては、消火ポンプや浄化槽の更新に加え、スタートテラスの床の張り替えや、男子トイレの洋式化を完遂いたしました。併せて、女子風呂のろ過装置や厨房用冷凍庫の交換を行い、安全対策の拡充と施設基幹の健全化に努めております。
コース管理におきましては、13番修景池の護岸を復旧させ、本来の美しい景観を蘇らせたほか、大型作業機械の積極的な採用を通じて、生産性の追求と業務の効率化を進めてまいりました。
当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しているスプリングフィールドゴルフクラブの業況は、当事業年度の来場者数38,158名(前期比84名増)となりました。会員来場者数は238名減少の15,389名(前期比1.5%減)、ゲスト来場者数は322名増加の22,769名(前期比1.4%増)となりました。
当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料等で構成されております。当事業年度における年会費収入は84,288千円(前期比1.0%減)、運営委託手数料は72,000千円(前期比24.1%増)、売上高は156,338千円(前期比9.2%増)となりました。
一方で販売費及び一般管理費は151,103千円(前期比4.7%増)となり、営業利益は5,235千円(前期、営業損失1,181千円)、経常利益は12,839千円(前期比166.0%増)、当期純利益は14,250千円(前期、当期純損失7,008千円)となりました。
前事業年度に比べ、資産は8,635千円増加の5,044,872千円、負債は5,615千円減少の218,858千円、純資産は14,250千円増加の4,826,013千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、157,816千円と前事業年度末に比べて18,403千円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は32,471千円(前事業年度は7,249千円の増加)となりました。これは、減価償却費を46,412千円計上したこと、預り保証金の減少18,000千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は80,822千円(前事業年度は88,209千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出80,808千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は29,948千円(前事業年度は資金の増減なし)となりました。これは、セール・アンド・リースバックによる収入が32,784千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。
販売実績
(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は12,839千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は、5,044,872千円となり、前事業年度と比べて8,635千円の増加となりました。これは主に車両運搬具が12,388千円増加したこと等によるものです。
負債合計は、218,858千円となり、前事業年度と比べて5,615千円の減少となりました。これは主にリース債務の増加が37,577千円、未払金の減少が26,468千円、預り保証金の減少が18,000千円あったこと等によるものです。
純資産合計は、4,826,013千円となり、前事業年度と比べて14,250千円の増加となりました。これは、当期純利益が14,250千円あったことによるものです。
経営成績については、「第 2事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は157,816千円、有利子負債は37,577千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当事業年度におけるわが国の経済は、深刻な人手不足や国際情勢の混乱による物価高などの影響を受け、先行き不透明な推移を辿りました。ゴルフ業界におきましても、諸コストの上昇や、異常気象による来場動向の変化など、厳しい経営状況に終始いたしました。
こうした中、当社は事業の継続と競争力の強化を最優先課題に掲げ、施設の老朽化対策や災害への備えに万全を期すとともに、快適性と安全性を高めるための投資を重点的に実施してまいりました。これらは、質の高いサービスを安定してお届けするために欠かせないものであり、中長期的な収益拡大に寄与するものと考えております。
具体的な施策といたしましては、まずプレーアビリティの質を左右する酷暑対策と、快適かつ安全なプレーフィールドの最適化に注力いたしました。14番グリーンへの通風用グリーンファン設置に加え、少しでも暑さを凌ぎ、ラウンドをお愉しみいただけるよう、クーラー付カートを配備しております。併せて、乗用カート15台の入れ替えと誘導線の制御盤の交換を行い、安全性に加え、より円滑な運行体制を構築いたしました。
設備インフラの刷新におきましては、消火ポンプや浄化槽の更新に加え、スタートテラスの床の張り替えや、男子トイレの洋式化を完遂いたしました。併せて、女子風呂のろ過装置や厨房用冷凍庫の交換を行い、安全対策の拡充と施設基幹の健全化に努めております。
コース管理におきましては、13番修景池の護岸を復旧させ、本来の美しい景観を蘇らせたほか、大型作業機械の積極的な採用を通じて、生産性の追求と業務の効率化を進めてまいりました。
当社がリゾートトラストゴルフ事業株式会社に運営委託しているスプリングフィールドゴルフクラブの業況は、当事業年度の来場者数38,158名(前期比84名増)となりました。会員来場者数は238名減少の15,389名(前期比1.5%減)、ゲスト来場者数は322名増加の22,769名(前期比1.4%増)となりました。
当社の売上高は、年会費収入とリゾートトラストゴルフ事業株式会社からの運営委託手数料等で構成されております。当事業年度における年会費収入は84,288千円(前期比1.0%減)、運営委託手数料は72,000千円(前期比24.1%増)、売上高は156,338千円(前期比9.2%増)となりました。
一方で販売費及び一般管理費は151,103千円(前期比4.7%増)となり、営業利益は5,235千円(前期、営業損失1,181千円)、経常利益は12,839千円(前期比166.0%増)、当期純利益は14,250千円(前期、当期純損失7,008千円)となりました。
前事業年度に比べ、資産は8,635千円増加の5,044,872千円、負債は5,615千円減少の218,858千円、純資産は14,250千円増加の4,826,013千円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、157,816千円と前事業年度末に比べて18,403千円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は32,471千円(前事業年度は7,249千円の増加)となりました。これは、減価償却費を46,412千円計上したこと、預り保証金の減少18,000千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は80,822千円(前事業年度は88,209千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出80,808千円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は29,948千円(前事業年度は資金の増減なし)となりました。これは、セール・アンド・リースバックによる収入が32,784千円あったこと等によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
当社はゴルフ場の管理を行っている会社のため、生産実績及び受注実績については該当事項はありません。
販売実績
| 区分 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 年会費収入 | 85,098 | 63.9 | 84,288 | △1.0 |
| 運営委託契約等による手数料収入 | 58,000 | △1.7 | 72,000 | 24.1 |
| その他 | 20 | 100.0 | 50 | 150.0 |
| 合計 | 143,118 | 29.0 | 156,338 | 9.2 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
| 相手先 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| リゾートトラストゴルフ事業㈱ | 58,000 | 40.5 | 72,000 | 46.1 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の経常利益は12,839千円となり、経営上の目標である黒字を達成しております。
資産合計は、5,044,872千円となり、前事業年度と比べて8,635千円の増加となりました。これは主に車両運搬具が12,388千円増加したこと等によるものです。
負債合計は、218,858千円となり、前事業年度と比べて5,615千円の減少となりました。これは主にリース債務の増加が37,577千円、未払金の減少が26,468千円、預り保証金の減少が18,000千円あったこと等によるものです。
純資産合計は、4,826,013千円となり、前事業年度と比べて14,250千円の増加となりました。これは、当期純利益が14,250千円あったことによるものです。
経営成績については、「第 2事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。
② キャッシュ・フローの状況の分析、検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資本の財源及び資金の流動性については、既存施設の維持・管理を目的とした設備投資に必要な資金及びその他の所用資金には手元資金を充当することを基本的な方針とし、必要に応じてグループ会社からの借入等による資金調達を行うこととしております。
なお、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は157,816千円、有利子負債は37,577千円となっております。キャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたって必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。財務諸表の作成にあたって用いた会社の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。