有価証券報告書-第38期(2025/04/01-2026/03/31)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の政策動向や中国経済の先行き、エネルギー情勢の不安定さ等により、景気の下振れリスクが存在しております。また、物価上昇や国内各地における災害が個人消費に与える影響に加え、世界各地の紛争に起因する金融資本市場の変動にも、引き続き留意が必要な状況にあります。こうした国内外の諸課題を背景とした資源・原材料価格の高騰等により、先行きの経済状況は依然として不透明な状況が続くものと見込まれます。
ゴルフ場業界におきましては、プレーヤーの高齢化が進行する中、同業他社間における顧客獲得競争の激化により、価格は低下傾向で推移しております。さらに、冬季の積雪や夏季の酷暑、ゲリラ豪雨等の異常気象の影響が年々増大しており、引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当クラブにおきましては、「災害時の地域貢献」の一環として、開場当初より設置しているヘリポートをNHK報道用ヘリコプターの給油基地として賃貸し、土地賃借料を収受いたしました。また、プレー料金につきましては運営環境の変化等を踏まえ値上げを実施しました。一方で、春先の低温および降雨の影響に加え、夏季の記録的な酷暑やコース内への熊の出没により2日間のクローズを余儀なくされるなど、厳しい営業環境となり、年間の入場者数は29,206名(前年同期比4.9%減)となりました。
これらの結果、当事業年度の売上高は339,124千円(前事業年度比0.5%減)となり、経常利益は5,987千円(前事業年度は経常損失18,079千円)、当期純利益は特別利益として「なりわい支援金」34,002千円を計上したことにより39,660千円(前事業年度は当期純損失18,407千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ、30,196千円増加し、当事業年度末には、133,605千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得したキャッシュ・フローは61,768千円(前事業年度は48,768千円の使用)となりました。これは主に、減価償却費29,793千円、税引前当期純利益39,989千円によるものであります。
なお、当期においては、地震災害に伴う「なりわい支援金」34,002千円の受給があり、営業活動によるキャッシュ・フローの増加要因となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは3,677千円(前事業年度は92,032千円の獲得)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出1,010千円、保険積立金の積立による支出2,667千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは27,894千円(前事業年度は25,151千円の使用)となりました。これは、リース債務の返済による支出によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社の実態に即した内容を記載するため、生産実績に代えて入場者実績を記載しております。なお、受注実績につきましては、該当事項はありません。
(1)入場者実績
当社は、ゴルフ場運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。なお、当事業年度の入場者実績は、次のとおりであります。
(2)販売実績
当社は、ゴルフ場運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。なお、当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。
(注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。
なお、将来に関する予想、見積り等の事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであり、先行きに不確実性を含んでいるため、実際の結果と異なることがありますので、ご留意下さい。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は、次のとおりであります。
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ30,273千円増加し、1,034,720千円となりました。
流動資産は、前事業年度末に比べ42,548千円増加し、162,271千円となりました。これは主に現金及び預金の増加によるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ12,275千円減少し、872,448千円となりました。これは主に有形固定資産の減価償却によるものであります。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ9,387千円減少し、247,604千円となりました。
流動負債は、前事業年度末に比べ6,609千円増加し、84,810千円となりました。これは主に未払金及び前受金の増加によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ15,997千円減少し、162,793千円となりました。これは主に長期前受収益及びリース債務の減少によるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ39,660千円増加し、787,116千円となりました。これは主に当期純利益の計上によるものであります。
2)経営成績
(売上高)
前事業年度と比べ来場者数は5%減少しましたが、プレーフィの値上げを実施した結果、売上高は339,124千円(前事業年度は340,700千円)となりました。
(営業損益)
前事業年度と比べ売上原価が23,443千円減少したこと等により、営業利益は5,964千円(前事業年度は18,464千円の損失)となりました。
(経常損益)
前事業年度と比べ営業外収益は615千円減少し、1,389千円、営業外費用は253千円減少し、1,366千円となりました。この結果、経常利益は5,987千円(前事業年度は18,079千円の損失)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当社の資本の財源及び資金の流動性についてキャッシュ・フローの状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、第2[事業の状況] 3[事業等のリスク]に記載の内容が見込まれます。
当社は、ゴルフ人口の減少、低価格競争に巻き込まれることなく運営をする為、他社との差別化をめざし、顧客満足度の向上を実現していく事が最重要課題と認識しております。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は、主なものとして、コース管理機械の更新、及びカートの更新などがございますが、すべてリース契約による更新を考えており、現在の現金及び預金にて十分賄えるものと考えております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
中期経営計画は次のとおりであります。
(単位:百万円)
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、米国の政策動向や中国経済の先行き、エネルギー情勢の不安定さ等により、景気の下振れリスクが存在しております。また、物価上昇や国内各地における災害が個人消費に与える影響に加え、世界各地の紛争に起因する金融資本市場の変動にも、引き続き留意が必要な状況にあります。こうした国内外の諸課題を背景とした資源・原材料価格の高騰等により、先行きの経済状況は依然として不透明な状況が続くものと見込まれます。
ゴルフ場業界におきましては、プレーヤーの高齢化が進行する中、同業他社間における顧客獲得競争の激化により、価格は低下傾向で推移しております。さらに、冬季の積雪や夏季の酷暑、ゲリラ豪雨等の異常気象の影響が年々増大しており、引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当クラブにおきましては、「災害時の地域貢献」の一環として、開場当初より設置しているヘリポートをNHK報道用ヘリコプターの給油基地として賃貸し、土地賃借料を収受いたしました。また、プレー料金につきましては運営環境の変化等を踏まえ値上げを実施しました。一方で、春先の低温および降雨の影響に加え、夏季の記録的な酷暑やコース内への熊の出没により2日間のクローズを余儀なくされるなど、厳しい営業環境となり、年間の入場者数は29,206名(前年同期比4.9%減)となりました。
これらの結果、当事業年度の売上高は339,124千円(前事業年度比0.5%減)となり、経常利益は5,987千円(前事業年度は経常損失18,079千円)、当期純利益は特別利益として「なりわい支援金」34,002千円を計上したことにより39,660千円(前事業年度は当期純損失18,407千円)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ、30,196千円増加し、当事業年度末には、133,605千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得したキャッシュ・フローは61,768千円(前事業年度は48,768千円の使用)となりました。これは主に、減価償却費29,793千円、税引前当期純利益39,989千円によるものであります。
なお、当期においては、地震災害に伴う「なりわい支援金」34,002千円の受給があり、営業活動によるキャッシュ・フローの増加要因となっております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは3,677千円(前事業年度は92,032千円の獲得)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出1,010千円、保険積立金の積立による支出2,667千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは27,894千円(前事業年度は25,151千円の使用)となりました。これは、リース債務の返済による支出によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
当社の実態に即した内容を記載するため、生産実績に代えて入場者実績を記載しております。なお、受注実績につきましては、該当事項はありません。
(1)入場者実績
当社は、ゴルフ場運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。なお、当事業年度の入場者実績は、次のとおりであります。
| 区分 | 第38期 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | 前年同期比(%) |
| メンバー(人) | 12,120 | 103.3 |
| ビジター(人) | 17,086 | 90.0 |
| 合計(人) | 29,206 | 95.1 |
(2)販売実績
当社は、ゴルフ場運営事業の単一セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。なお、当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。
| 区分 | 第38期 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | 前年同期比(%) |
| プレー収入(千円) | 206,349 | 100.7 |
| レストラン(千円) | 43,851 | 92.6 |
| ショップ(千円) | 24,733 | 103.0 |
| 年会費(千円) | 30,542 | 100.4 |
| その他(千円) | 33,646 | 99.3 |
| 合計(千円) | 339,124 | 99.5 |
(注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) | ||
| 金額(千円) | 割合(%) | 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社ゴールドウイン | 34,481 | 10.1 | 33,432 | 9.9 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。
なお、将来に関する予想、見積り等の事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであり、先行きに不確実性を含んでいるため、実際の結果と異なることがありますので、ご留意下さい。
②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度の経営成績等は、次のとおりであります。
| 指標 | 計画 | 実績 | 計画比 | 前年 | 前年比 |
| 売上高 | 353,067千円 | 339,124千円 | 96.0% | 340,700千円 | 99.5% |
| 営業損益 | 9,371千円 | 5,964千円 | 63.8% | △18,464千円 | -% |
| 経常損益 | 8,611千円 | 5,987千円 | 69.5% | △18,079千円 | -% |
| 来場者数 | 31,000人 | 29,206人 | 94.2% | 30,723人 | 95.1% |
a.経営成績等
1)財政状態
(資産合計)
当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ30,273千円増加し、1,034,720千円となりました。
流動資産は、前事業年度末に比べ42,548千円増加し、162,271千円となりました。これは主に現金及び預金の増加によるものであります。
固定資産は、前事業年度末に比べ12,275千円減少し、872,448千円となりました。これは主に有形固定資産の減価償却によるものであります。
(負債合計)
当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ9,387千円減少し、247,604千円となりました。
流動負債は、前事業年度末に比べ6,609千円増加し、84,810千円となりました。これは主に未払金及び前受金の増加によるものであります。
固定負債は、前事業年度末に比べ15,997千円減少し、162,793千円となりました。これは主に長期前受収益及びリース債務の減少によるものであります。
(純資産合計)
当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ39,660千円増加し、787,116千円となりました。これは主に当期純利益の計上によるものであります。
2)経営成績
(売上高)
前事業年度と比べ来場者数は5%減少しましたが、プレーフィの値上げを実施した結果、売上高は339,124千円(前事業年度は340,700千円)となりました。
(営業損益)
前事業年度と比べ売上原価が23,443千円減少したこと等により、営業利益は5,964千円(前事業年度は18,464千円の損失)となりました。
(経常損益)
前事業年度と比べ営業外収益は615千円減少し、1,389千円、営業外費用は253千円減少し、1,366千円となりました。この結果、経常利益は5,987千円(前事業年度は18,079千円の損失)となりました。
3)キャッシュ・フローの状況
当社の資本の財源及び資金の流動性についてキャッシュ・フローの状況は、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、第2[事業の状況] 3[事業等のリスク]に記載の内容が見込まれます。
当社は、ゴルフ人口の減少、低価格競争に巻き込まれることなく運営をする為、他社との差別化をめざし、顧客満足度の向上を実現していく事が最重要課題と認識しております。
c.資本の財源及び資金の流動性
当社の資金需要は、主なものとして、コース管理機械の更新、及びカートの更新などがございますが、すべてリース契約による更新を考えており、現在の現金及び預金にて十分賄えるものと考えております。
d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
中期経営計画は次のとおりであります。
(単位:百万円)
| 2026年度(39期) | 2027年度(40期) | 2028年度(41期) | |
| 売上高 | 346 | 401 | 402 |
| 営業利益 | △44 | 12 | 20 |
| 経常利益 | △45 | 12 | 20 |