四半期報告書-第171期第1四半期(平成31年1月1日-平成31年3月31日)
- 【提出】
- 2019/05/15 15:39
- 【資料】
- PDFをみる
四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)
1.報告企業
株式会社電通(以下、当社)は日本の会社法に基づいて設立された株式会社であり、日本に所在する企業であります。
当社の登記している本社および主要な事業所の住所は、ホームページ(http://www.dentsu.co.jp/)で開示しております。
当社およびその子会社(以下、当社グループ)の事業内容および主要な活動は、「5.セグメント情報」に記載しております。
当社の要約四半期連結財務諸表は、2019年5月15日に代表取締役社長執行役員山本敏博および最高財務責任者曽我有信によって承認されております。
2.作成の基礎
IFRSに準拠している旨
当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて使用されるべきものです。
3.重要な会計方針
当社グループが当要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の会計方針の変更を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した重要な会計方針と同一であります。なお、当第1四半期連結累計期間における法人所得税費用は、年間の見積実効税率に基づいて算定しております。
(会計方針の変更)
当社グループは、当第1四半期連結会計期間からIFRS第16号「リース」を適用しております。
当社グループは、適用開始による累積的影響を2019年1月1日の剰余金において認識する修正遡及アプローチを用いてIFRS第16号を適用しました。
IFRS第16号への移行にあたり、当社グループは、取引がリースであるか否かに関する従前の判定を引き継ぐ実務上の便法を適用することを選択しました。従来リースとして識別されていた契約にのみIFRS第16号を適用し、IAS第17号およびIFRIC第4号のもとでリースとして識別されなかった契約については、リースであるか否かの再評価を行っておりません。したがって、IFRS第16号に基づくリースの定義は、2019年1月1日以降に締結または変更された契約にのみ適用しております。
当社グループは借手として、従来、原資産の所有に伴うリスクと経済価値が実質的にすべて当社グループに移転するか否かの評価に基づいて、リースをオペレーティング・リースとファイナンス・リースに分類していました。IFRS第16号では、当社グループは、ほとんどのリースについて使用権資産とリース債務を認識しております。ただし、短期リースおよび少額資産のリースについては、認識の免除規定を適用しております。
IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースについては、移行日時点の残存リース料総額を2019年1月1日現在の当社グループの追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しました。使用権資産は以下のいずれかの方法で測定しております。
・リース開始時点からIFRS第16号を適用していたと仮定して算定した帳簿価額。ただし、割引率については、適用開始日現在の借手の追加借入利子率を用いる。
・リース債務の測定額に等しい金額。
当社グループは、従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースにIFRS第16号を適用する際に、以下の実務上の便法を適用しました。
・特性が類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用する
・減損レビューの代替として、適用開始日の直前におけるIAS第37号に基づく不利な契約に係る引当金の金額で使用権資産を調整する
・残存リース期間が12ヶ月以内のリースに、使用権資産とリース債務を認識しない免除規定を適用する
・適用開始日の使用権資産の測定から当初直接コストを除外する
・延長または解約オプションが含まれている契約のリース期間を算定する際に、事後的判断を使用する
IAS第17号のもとでファイナンス・リースに分類していたリースについて、2019年1月1日現在の使用権資産とリース債務の帳簿価額は、その直前の日におけるIAS第17号に基づくリース資産とリース債務の帳簿価額で算定しております。
当社グループが貸手となるリースについては、サブリースを除き、IFRS第16号への移行時に調整は必要ありません。
IFRS第16号では、原資産ではなく使用権資産を参照して、サブリースを分類することが要求されます。移行時において、当社グループは従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたサブリース契約の分類を再評価し、当該サブリースはIFRS第16号のもとでファイナンス・リースであると結論づけました。
IFRS第16号への移行にあたり、当社グループは、128,246百万円の使用権資産、141,066百万円のリース債務を追加的に認識し、8,417百万円の期首利益剰余金(税効果会計等考慮後)の減少を認識しております。
使用権資産は「有形固定資産」または「無形資産」に含まれており、リース債務は「その他の金融負債(流動)」または「その他の金融負債(非流動)」に含まれております。
4.重要な会計上の判断、見積りおよび仮定
当社グループは、要約四半期連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積りおよび仮定を用いております。見積りおよび仮定は、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づく経営者の最善の判断に基づいております。しかしながら実際の結果は、その性質上、見積りおよび仮定と異なることがあります。
見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間および将来の期間において認識しております。
当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える会計上の判断、見積りおよび仮定は、以下の注記に含まれるものを除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
注記3.重要な会計方針
注記10.金融収益および金融費用
5.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主として広告を中心にコミュニケーションに関連するサービスを提供する事業を行っており、国内事業と海外事業に区分して管理をしております。
したがって、当社グループは「国内事業」、「海外事業」の2つを報告セグメントとしております。
(2) 報告セグメントに関する情報
報告セグメントの利益又は損失は、営業利益から「買収により生じた無形資産の償却」および「その他の調整項目」を調整した利益又は損失をベースとしております。
セグメント間収益は市場実勢価格に基づいております。
(注) 1 売上高は当社グループが顧客に対して行った請求額および顧客に対する請求可能額の総額(割引および消費税等の関連する税金を除く)であります。
経営者は売上高の情報は財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、IFRSに準拠した開示ではないものの、自主的に開示しております。
2 収益の調整額は、セグメント間取引(売上高と同額)の消去によるものであります。
3 売上総利益およびセグメント利益又は損失(△)(調整後営業利益又は損失(△))の調整額は、セグメント間取引の消去によるものであります。
4 セグメント資産の調整額は、セグメント間取引の消去によるものであります。
5 IFRS第16号の適用の影響(「3.重要な会計方針」参照)により、2019年1月1日時点のセグメント資産は、国内事業において43,192百万円、海外事業において85,054百万円増加しております。
6.資本
配当金支払額は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)
当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
7.収益
顧客との契約から認識した収益の分解は、以下のとおりであります。
8.その他の収益
その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。
9.その他の費用
その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
10.金融収益および金融費用
(1) 金融収益の内訳は、以下のとおりであります。
(2) 金融費用の内訳は、以下のとおりであります。
(注) 当第1四半期連結累計期間において、一部の連結子会社に係る株式買取債務について、当該株式買取債務の償還時期に関する見積りの変更を行いました。これにより、当第1四半期連結累計期間の金融費用が4,449百万円増加しております。
11.1株当たり四半期利益又は損失
(1) 基本的1株当たり四半期利益又は損失および希薄化後1株当たり四半期利益又は損失
(2) 基本的1株当たり四半期利益又は損失および希薄化後1株当たり四半期利益又は損失の算定上の基礎
12.金融商品
(1) 金融商品の帳簿価額および公正価値
金融商品の帳簿価額および公正価値は、以下のとおりであります。
なお、長期借入金および社債以外の償却原価で測定する金融資産および金融負債の公正価値は帳簿価額と近似しております。
(注) 1年内に返済予定の残高を含んでおります。
長期借入金の公正価値については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
長期借入金の公正価値ヒエラルキーはレベル3に該当しております。
社債の公正価値については、市場価格に基づき算定する方法によっております。また、公正価値ヒエラルキーはレベル2に該当しております。
(2) 金融商品の公正価値ヒエラルキー
当初認識後に経常的に公正価値で測定する金融商品は、測定に使用したインプットの観察可能性および重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しております。公正価値のヒエラルキーは以下のように定義しております。
レベル1: 活発な市場における公表価格により測定した公正価値
レベル2: レベル1以外の直接または間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値
レベル3: 観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しております。
なお、前第1四半期連結累計期間および当第1四半期連結累計期間において、レベル1とレベル2の間における振替はありません。
経常的に公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーに基づくレベル別分類は、以下のとおりであります。
また、以下の表には株式買取債務を含めております。
前連結会計年度(2018年12月31日)
当第1四半期連結会計期間(2019年3月31日)
デリバティブ資産およびデリバティブ負債に含まれる金利スワップ、為替予約等の公正価値は、金融機関より入手した見積価格または観察可能な市場データを用いて算定した金額で評価しているため、レベル2に分類しております。
株式およびその他(金融資産)のうち活発な市場が存在する銘柄の公正価値は市場価格に基づいて算定しているため、レベル1に分類しております。また、活発な市場が存在しない銘柄のうち、公正価値を観察可能な市場データを用いて算定した金額で評価した銘柄についてレベル2に分類し、公正価値を観察不能なインプットを用いて主としてマーケット・アプローチ(類似企業比較法)で算定した金額で評価した銘柄についてレベル3に分類しております。なお、重要な観察不能なインプットは主として株価純資産倍率であり、公正価値は株価純資産倍率の上昇(低下)により増加(減少)することとなります。使用した株価純資産倍率は前連結会計年度および当第1四半期連結会計期間においてそれぞれ0.58倍および0.63倍であります。
株式買取債務およびその他(金融負債)の公正価値等は、観察不能なインプットを用いて割引キャッシュ・フロー法で算定した金額で評価しているため、レベル3に分類しております。重要な観察不能なインプットは、主として将来時点における利益水準であり、公正価値等は、利益水準の改善(悪化)により増加(減少)することとなります。
レベル3に区分された資産、負債については公正価値測定の評価方針および手続きに従い、担当部署が対象資産、負債の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値の測定結果については適切な責任者が承認しております。
レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。
(注) 1 その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動に含まれております。
2 損益を通じて公正価値で測定する金融負債に関するものであり、金融収益および金融費用に含まれております。損益のうち、四半期連結会計期間末において保有する金融商品に係るものは、前第1四半期連結累計期間において643百万円(金融収益)および2,562百万円(金融費用)、当第1四半期連結累計期間において7,216百万円(金融費用)であります。
13.重要な後発事象
該当事項はありません。
株式会社電通(以下、当社)は日本の会社法に基づいて設立された株式会社であり、日本に所在する企業であります。
当社の登記している本社および主要な事業所の住所は、ホームページ(http://www.dentsu.co.jp/)で開示しております。
当社およびその子会社(以下、当社グループ)の事業内容および主要な活動は、「5.セグメント情報」に記載しております。
当社の要約四半期連結財務諸表は、2019年5月15日に代表取締役社長執行役員山本敏博および最高財務責任者曽我有信によって承認されております。
2.作成の基礎
IFRSに準拠している旨
当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて使用されるべきものです。
3.重要な会計方針
当社グループが当要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の会計方針の変更を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した重要な会計方針と同一であります。なお、当第1四半期連結累計期間における法人所得税費用は、年間の見積実効税率に基づいて算定しております。
(会計方針の変更)
当社グループは、当第1四半期連結会計期間からIFRS第16号「リース」を適用しております。
当社グループは、適用開始による累積的影響を2019年1月1日の剰余金において認識する修正遡及アプローチを用いてIFRS第16号を適用しました。
IFRS第16号への移行にあたり、当社グループは、取引がリースであるか否かに関する従前の判定を引き継ぐ実務上の便法を適用することを選択しました。従来リースとして識別されていた契約にのみIFRS第16号を適用し、IAS第17号およびIFRIC第4号のもとでリースとして識別されなかった契約については、リースであるか否かの再評価を行っておりません。したがって、IFRS第16号に基づくリースの定義は、2019年1月1日以降に締結または変更された契約にのみ適用しております。
当社グループは借手として、従来、原資産の所有に伴うリスクと経済価値が実質的にすべて当社グループに移転するか否かの評価に基づいて、リースをオペレーティング・リースとファイナンス・リースに分類していました。IFRS第16号では、当社グループは、ほとんどのリースについて使用権資産とリース債務を認識しております。ただし、短期リースおよび少額資産のリースについては、認識の免除規定を適用しております。
IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースについては、移行日時点の残存リース料総額を2019年1月1日現在の当社グループの追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しました。使用権資産は以下のいずれかの方法で測定しております。
・リース開始時点からIFRS第16号を適用していたと仮定して算定した帳簿価額。ただし、割引率については、適用開始日現在の借手の追加借入利子率を用いる。
・リース債務の測定額に等しい金額。
当社グループは、従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースにIFRS第16号を適用する際に、以下の実務上の便法を適用しました。
・特性が類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用する
・減損レビューの代替として、適用開始日の直前におけるIAS第37号に基づく不利な契約に係る引当金の金額で使用権資産を調整する
・残存リース期間が12ヶ月以内のリースに、使用権資産とリース債務を認識しない免除規定を適用する
・適用開始日の使用権資産の測定から当初直接コストを除外する
・延長または解約オプションが含まれている契約のリース期間を算定する際に、事後的判断を使用する
IAS第17号のもとでファイナンス・リースに分類していたリースについて、2019年1月1日現在の使用権資産とリース債務の帳簿価額は、その直前の日におけるIAS第17号に基づくリース資産とリース債務の帳簿価額で算定しております。
当社グループが貸手となるリースについては、サブリースを除き、IFRS第16号への移行時に調整は必要ありません。
IFRS第16号では、原資産ではなく使用権資産を参照して、サブリースを分類することが要求されます。移行時において、当社グループは従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたサブリース契約の分類を再評価し、当該サブリースはIFRS第16号のもとでファイナンス・リースであると結論づけました。
IFRS第16号への移行にあたり、当社グループは、128,246百万円の使用権資産、141,066百万円のリース債務を追加的に認識し、8,417百万円の期首利益剰余金(税効果会計等考慮後)の減少を認識しております。
使用権資産は「有形固定資産」または「無形資産」に含まれており、リース債務は「その他の金融負債(流動)」または「その他の金融負債(非流動)」に含まれております。
4.重要な会計上の判断、見積りおよび仮定
当社グループは、要約四半期連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積りおよび仮定を用いております。見積りおよび仮定は、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づく経営者の最善の判断に基づいております。しかしながら実際の結果は、その性質上、見積りおよび仮定と異なることがあります。
見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間および将来の期間において認識しております。
当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える会計上の判断、見積りおよび仮定は、以下の注記に含まれるものを除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
注記3.重要な会計方針
注記10.金融収益および金融費用
5.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主として広告を中心にコミュニケーションに関連するサービスを提供する事業を行っており、国内事業と海外事業に区分して管理をしております。
したがって、当社グループは「国内事業」、「海外事業」の2つを報告セグメントとしております。
(2) 報告セグメントに関する情報
報告セグメントの利益又は損失は、営業利益から「買収により生じた無形資産の償却」および「その他の調整項目」を調整した利益又は損失をベースとしております。
セグメント間収益は市場実勢価格に基づいております。
前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | (単位:百万円) | ||||
国内事業 | 海外事業 | 計 | 調整額 | 連結 | |
売上高(注)1 | 493,677 | 761,278 | 1,254,955 | △4,116 | 1,250,838 |
収益(注)2 | 118,190 | 128,033 | 246,223 | △4,116 | 242,107 |
売上総利益(注)3 | 102,340 | 124,385 | 226,725 | △60 | 226,665 |
セグメント利益(調整後営業利益)(注)3 | 30,439 | 2,309 | 32,748 | △3 | 32,744 |
(調整項目) | |||||
買収により生じた無形資産の償却 | - | - | - | - | △8,792 |
その他の調整項目(販売費及び一般管理費) | - | - | - | - | △346 |
その他の調整項目(その他の収益) | - | - | - | - | 9 |
その他の調整項目(その他の費用) | - | - | - | - | △1,221 |
営業利益 | - | - | - | - | 22,393 |
持分法による投資利益 | - | - | - | - | 916 |
金融収益 | - | - | - | - | 1,502 |
金融費用 | - | - | - | - | 5,789 |
税引前四半期利益 | - | - | - | - | 19,023 |
セグメント資産(注)4 | 1,346,194 | 2,094,466 | 3,440,661 | △117,545 | 3,323,116 |
当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) | (単位:百万円) | ||||
国内事業 (注)5 | 海外事業 (注)5 | 計 | 調整額 | 連結 | |
売上高(注)1 | 493,435 | 724,271 | 1,217,707 | △2,993 | 1,214,714 |
収益(注)2 | 117,921 | 135,650 | 253,571 | △2,993 | 250,578 |
売上総利益(注)3 | 101,561 | 126,482 | 228,043 | △68 | 227,974 |
セグメント利益又は損失(△) (調整後営業利益又は損失(△))(注)3 | 24,655 | △183 | 24,471 | 0 | 24,472 |
(調整項目) | |||||
買収により生じた無形資産の償却 | - | - | - | - | △9,004 |
その他の調整項目(販売費及び一般管理費) | - | - | - | - | △3,865 |
その他の調整項目(その他の収益) | - | - | - | - | 1 |
その他の調整項目(その他の費用) | - | - | - | - | △2,309 |
営業利益 | - | - | - | - | 9,294 |
持分法による投資利益 | - | - | - | - | 160 |
金融収益 | - | - | - | - | 1,302 |
金融費用 | - | - | - | - | 12,241 |
税引前四半期損失(△) | - | - | - | - | △1,484 |
セグメント資産(注)4 | 1,504,426 | 2,339,486 | 3,843,912 | △132,096 | 3,711,815 |
(注) 1 売上高は当社グループが顧客に対して行った請求額および顧客に対する請求可能額の総額(割引および消費税等の関連する税金を除く)であります。
経営者は売上高の情報は財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、IFRSに準拠した開示ではないものの、自主的に開示しております。
2 収益の調整額は、セグメント間取引(売上高と同額)の消去によるものであります。
3 売上総利益およびセグメント利益又は損失(△)(調整後営業利益又は損失(△))の調整額は、セグメント間取引の消去によるものであります。
4 セグメント資産の調整額は、セグメント間取引の消去によるものであります。
5 IFRS第16号の適用の影響(「3.重要な会計方針」参照)により、2019年1月1日時点のセグメント資産は、国内事業において43,192百万円、海外事業において85,054百万円増加しております。
6.資本
配当金支払額は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)
決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
2018年2月13日 取締役会決議 | 普通株式 | 12,685 | 45.00 | 2017年12月31日 | 2018年3月8日 |
当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
決議 | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり配当額 (円) | 基準日 | 効力発生日 |
2019年2月14日 取締役会決議 | 普通株式 | 12,685 | 45.00 | 2018年12月31日 | 2019年3月7日 |
7.収益
顧客との契約から認識した収益の分解は、以下のとおりであります。
前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | (単位:百万円) | ||||
セグメント | 内部取引調整 | 合計 | |||
国内事業 | 海外事業 | 小計 | |||
主要なサービス | |||||
広告業 | 99,650 | 128,033 | 227,683 | - | - |
情報サービス業 | 17,497 | - | 17,497 | - | - |
その他の事業 | 1,043 | - | 1,043 | - | - |
合計 | 118,190 | 128,033 | 246,223 | △4,116 | 242,107 |
地域市場別内訳 | |||||
日本 | 118,190 | - | 118,190 | - | - |
EMEA(欧州・中東・アフリカ) | - | 47,828 | 47,828 | - | - |
Americas(米州) | - | 54,059 | 54,059 | - | - |
APAC(アジア太平洋) | - | 26,145 | 26,145 | - | - |
合計 | 118,190 | 128,033 | 246,223 | △4,116 | 242,107 |
当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) | (単位:百万円) | ||||
セグメント | 内部取引調整 | 合計 | |||
国内事業 | 海外事業 | 小計 | |||
主要なサービス | |||||
広告業 | 98,111 | 135,650 | 233,761 | - | - |
情報サービス業 | 18,867 | - | 18,867 | - | - |
その他の事業 | 942 | - | 942 | - | - |
合計 | 117,921 | 135,650 | 253,571 | △2,993 | 250,578 |
地域市場別内訳 | |||||
日本 | 117,921 | - | 117,921 | - | - |
EMEA(欧州・中東・アフリカ) | - | 52,027 | 52,027 | - | - |
Americas(米州) | - | 58,379 | 58,379 | - | - |
APAC(アジア太平洋) | - | 25,243 | 25,243 | - | - |
合計 | 117,921 | 135,650 | 253,571 | △2,993 | 250,578 |
8.その他の収益
その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) | ||
前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) | |
収益分配金 | 3,082 | 1,347 |
その他 | 409 | 388 |
合計 | 3,492 | 1,735 |
9.その他の費用
その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) | ||
前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) | |
為替差損 | 548 | 83 |
長期前払費用償却 | 964 | 1,075 |
現金決済型の株式報酬費用 | 1,098 | 1,984 |
その他 | 986 | 625 |
合計 | 3,597 | 3,769 |
10.金融収益および金融費用
(1) 金融収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) | ||
前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) | |
受取利息 | 638 | 861 |
受取配当金 | 97 | 147 |
条件付対価に係る公正価値変動額 | 643 | - |
為替差益 | - | 32 |
その他 | 123 | 261 |
合計 | 1,502 | 1,302 |
(2) 金融費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) | ||
前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) | |
支払利息 | 2,877 | 4,955 |
条件付対価に係る公正価値変動額 | - | 2,163 |
株式買取債務に係る再測定額 | 2,562 | 5,052 |
為替差損 | 274 | - |
その他 | 75 | 69 |
合計 | 5,789 | 12,241 |
(注) 当第1四半期連結累計期間において、一部の連結子会社に係る株式買取債務について、当該株式買取債務の償還時期に関する見積りの変更を行いました。これにより、当第1四半期連結累計期間の金融費用が4,449百万円増加しております。
11.1株当たり四半期利益又は損失
(1) 基本的1株当たり四半期利益又は損失および希薄化後1株当たり四半期利益又は損失
前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) | |
基本的1株当たり 四半期利益又は損失(△)(円) | 38.27 | △9.16 |
希薄化後1株当たり 四半期利益又は損失(△)(円) | 38.27 | △9.17 |
(2) 基本的1株当たり四半期利益又は損失および希薄化後1株当たり四半期利益又は損失の算定上の基礎
前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) | |
基本的1株当たり四半期利益又は損失 および希薄化後1株当たり四半期利益 又は損失の計算に使用する四半期利益 又は損失 | ||
親会社の所有者に帰属する 四半期利益又は損失(△)(百万円) | 10,788 | △2,583 |
親会社の普通株主に帰属しない 金額(百万円) | - | - |
基本的1株当たり四半期利益 又は損失の計算に使用する 四半期利益又は損失(△)(百万円) | 10,788 | △2,583 |
利益調整額 | ||
関係会社の新株予約権(百万円) | △0 | △0 |
希薄化後1株当たり四半期利益 又は損失の計算に使用する 四半期利益又は損失(△)(百万円) | 10,787 | △2,583 |
基本的1株当たり四半期利益又は損失 および希薄化後1株当たり四半期利益 又は損失の計算に使用する普通株式の 加重平均株式数 | ||
基本的1株当たり四半期利益 又は損失の計算に使用する 普通株式の加重平均株式数(千株) | 281,898 | 281,896 |
希薄化性潜在普通株式の 影響(千株) | - | - |
希薄化後1株当たり四半期利益 又は損失の計算に使用する 普通株式の加重平均株式数(千株) | 281,898 | 281,896 |
12.金融商品
(1) 金融商品の帳簿価額および公正価値
金融商品の帳簿価額および公正価値は、以下のとおりであります。
なお、長期借入金および社債以外の償却原価で測定する金融資産および金融負債の公正価値は帳簿価額と近似しております。
(単位:百万円) | ||||
前連結会計年度 (2018年12月31日) | 当第1四半期連結会計期間 (2019年3月31日) | |||
帳簿価額 | 公正価値 | 帳簿価額 | 公正価値 | |
長期借入金 | 405,769 | 404,360 | 429,399 | 430,658 |
社債 | 79,746 | 80,245 | 79,843 | 80,688 |
(注) 1年内に返済予定の残高を含んでおります。
長期借入金の公正価値については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
長期借入金の公正価値ヒエラルキーはレベル3に該当しております。
社債の公正価値については、市場価格に基づき算定する方法によっております。また、公正価値ヒエラルキーはレベル2に該当しております。
(2) 金融商品の公正価値ヒエラルキー
当初認識後に経常的に公正価値で測定する金融商品は、測定に使用したインプットの観察可能性および重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しております。公正価値のヒエラルキーは以下のように定義しております。
レベル1: 活発な市場における公表価格により測定した公正価値
レベル2: レベル1以外の直接または間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値
レベル3: 観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しております。
なお、前第1四半期連結累計期間および当第1四半期連結累計期間において、レベル1とレベル2の間における振替はありません。
経常的に公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーに基づくレベル別分類は、以下のとおりであります。
また、以下の表には株式買取債務を含めております。
前連結会計年度(2018年12月31日)
(単位:百万円) | ||||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
金融資産 | ||||
デリバティブ資産 | - | 16,792 | - | 16,792 |
株式 | 234,375 | - | 68,011 | 302,386 |
その他 | 513 | 2,641 | 13,098 | 16,254 |
合計 | 234,889 | 19,434 | 81,110 | 335,433 |
金融負債 | ||||
デリバティブ負債 | - | 2,893 | - | 2,893 |
株式買取債務 | - | - | 120,839 | 120,839 |
その他(主に条件付対価) | - | - | 69,244 | 69,244 |
合計 | - | 2,893 | 190,083 | 192,977 |
当第1四半期連結会計期間(2019年3月31日)
(単位:百万円) | ||||
レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
金融資産 | ||||
デリバティブ資産 | - | 12,684 | - | 12,684 |
株式 | 272,730 | - | 72,076 | 344,807 |
その他 | 525 | 2,787 | 13,556 | 16,869 |
合計 | 273,255 | 15,472 | 85,633 | 374,361 |
金融負債 | ||||
デリバティブ負債 | - | 3,368 | - | 3,368 |
株式買取債務 | - | - | 130,811 | 130,811 |
その他(主に条件付対価) | - | - | 72,218 | 72,218 |
合計 | - | 3,368 | 203,030 | 206,398 |
デリバティブ資産およびデリバティブ負債に含まれる金利スワップ、為替予約等の公正価値は、金融機関より入手した見積価格または観察可能な市場データを用いて算定した金額で評価しているため、レベル2に分類しております。
株式およびその他(金融資産)のうち活発な市場が存在する銘柄の公正価値は市場価格に基づいて算定しているため、レベル1に分類しております。また、活発な市場が存在しない銘柄のうち、公正価値を観察可能な市場データを用いて算定した金額で評価した銘柄についてレベル2に分類し、公正価値を観察不能なインプットを用いて主としてマーケット・アプローチ(類似企業比較法)で算定した金額で評価した銘柄についてレベル3に分類しております。なお、重要な観察不能なインプットは主として株価純資産倍率であり、公正価値は株価純資産倍率の上昇(低下)により増加(減少)することとなります。使用した株価純資産倍率は前連結会計年度および当第1四半期連結会計期間においてそれぞれ0.58倍および0.63倍であります。
株式買取債務およびその他(金融負債)の公正価値等は、観察不能なインプットを用いて割引キャッシュ・フロー法で算定した金額で評価しているため、レベル3に分類しております。重要な観察不能なインプットは、主として将来時点における利益水準であり、公正価値等は、利益水準の改善(悪化)により増加(減少)することとなります。
レベル3に区分された資産、負債については公正価値測定の評価方針および手続きに従い、担当部署が対象資産、負債の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値の測定結果については適切な責任者が承認しております。
レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) | ||
金融資産 | 前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) |
期首残高 | 32,181 | 81,110 |
その他の包括利益(注)1 | △178 | 1,395 |
購入または取得 | 1,419 | 3,348 |
売却または決済 | △202 | △20 |
その他 | △344 | △200 |
期末残高 | 32,875 | 85,633 |
(単位:百万円) | ||
金融負債 | 前第1四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年3月31日) | 当第1四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年3月31日) |
期首残高 | 167,667 | 190,083 |
損益(注)2 | 1,918 | 7,216 |
購入 | 5,035 | 6,447 |
売却または決済 | △2,078 | △2,905 |
その他 | △7,550 | 2,188 |
期末残高 | 164,993 | 203,030 |
(注) 1 その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動に含まれております。
2 損益を通じて公正価値で測定する金融負債に関するものであり、金融収益および金融費用に含まれております。損益のうち、四半期連結会計期間末において保有する金融商品に係るものは、前第1四半期連結累計期間において643百万円(金融収益)および2,562百万円(金融費用)、当第1四半期連結累計期間において7,216百万円(金融費用)であります。
13.重要な後発事象
該当事項はありません。