四半期報告書-第171期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

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2019/11/14 15:49
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四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)

1.報告企業
株式会社電通(以下、当社)は日本の会社法に基づいて設立された株式会社であり、日本に所在する企業であります。
当社の登記している本社および主要な事業所の住所は、ホームページ(https://www.dentsu.co.jp/)で開示しております。
当社およびその子会社(以下、当社グループ)の事業内容および主要な活動は、「5.セグメント情報」に記載しております。
当社の要約四半期連結財務諸表は、2019年11月14日に代表取締役社長執行役員山本敏博および最高財務責任者曽我有信によって承認されております。
2.作成の基礎
IFRSに準拠している旨
当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて使用されるべきものです。
3.重要な会計方針
当社グループが要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の会計方針の変更を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した重要な会計方針と同一であります。なお、当第3四半期連結累計期間における法人所得税費用は、年間の見積実効税率に基づいて算定しております。
(会計方針の変更)
当社グループは、第1四半期連結会計期間からIFRS第16号「リース」を適用しております。
当社グループは、適用開始による累積的影響を2019年1月1日の剰余金において認識する修正遡及アプローチを用いてIFRS第16号を適用しました。
IFRS第16号への移行にあたり、当社グループは、取引がリースであるか否かに関する従前の判定を引き継ぐ実務上の便法を適用することを選択しました。従来リースとして識別されていた契約にのみIFRS第16号を適用し、IAS第17号およびIFRIC第4号のもとでリースとして識別されなかった契約については、リースであるか否かの再評価を行っておりません。したがって、IFRS第16号に基づくリースの定義は、2019年1月1日以降に締結または変更された契約にのみ適用しております。
当社グループは借手として、従来、原資産の所有に伴うリスクと経済価値が実質的にすべて当社グループに移転するか否かの評価に基づいて、リースをオペレーティング・リースとファイナンス・リースに分類していました。IFRS第16号では、当社グループは、ほとんどのリースについて使用権資産とリース債務を認識しております。ただし、短期リースおよび少額資産のリースについては、認識の免除規定を適用しております。
IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースについては、移行日時点の残存リース料総額を2019年1月1日現在の当社グループの追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しました。使用権資産は以下のいずれかの方法で測定しております。
・リース開始時点からIFRS第16号を適用していたと仮定して算定した帳簿価額。ただし、割引率については、適用開始日現在の借手の追加借入利子率を用いる。
・リース債務の測定額に等しい金額。
当社グループは、従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースにIFRS第16号を適用する際に、以下の実務上の便法を適用しました。
・特性が類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用する
・減損レビューの代替として、適用開始日の直前におけるIAS第37号に基づく不利な契約に係る引当金の金額で使用権資産を調整する
・残存リース期間が12ヶ月以内のリースに、使用権資産とリース債務を認識しない免除規定を適用する
・適用開始日の使用権資産の測定から当初直接コストを除外する
・延長または解約オプションが含まれている契約のリース期間を算定する際に、事後的判断を使用する
IAS第17号のもとでファイナンス・リースに分類していたリースについて、2019年1月1日現在の使用権資産とリース債務の帳簿価額は、その直前の日におけるIAS第17号に基づくリース資産とリース債務の帳簿価額で算定しております。
当社グループが貸手となるリースについては、サブリースを除き、IFRS第16号への移行時に調整は必要ありません。
IFRS第16号では、原資産ではなく使用権資産を参照して、サブリースを分類することが要求されます。移行時において、当社グループは従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたサブリース契約の分類を再評価し、当該サブリースはIFRS第16号のもとでファイナンス・リースであると結論づけました。
IFRS第16号への移行にあたり、当社グループは、128,246百万円の使用権資産、141,066百万円のリース債務を追加的に認識し、8,417百万円の期首利益剰余金(税効果会計等考慮後)の減少を認識しております。
使用権資産は「有形固定資産」または「無形資産」に含まれており、リース債務は「その他の金融負債(流動)」または「その他の金融負債(非流動)」に含まれております。
4.重要な会計上の判断、見積りおよび仮定
当社グループは、要約四半期連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積りおよび仮定を用いております。見積りおよび仮定は、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づく経営者の最善の判断に基づいております。しかしながら実際の結果は、その性質上、見積りおよび仮定と異なることがあります。
見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間および将来の期間において認識しております。
当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える会計上の判断、見積りおよび仮定は、以下の注記に含まれるものを除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。
注記3.重要な会計方針
注記10.金融収益および金融費用
5.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主として広告を中心にコミュニケーションに関連するサービスを提供する事業を行っており、国内事業と海外事業に区分して管理をしております。
したがって、当社グループは「国内事業」、「海外事業」の2つを報告セグメントとしております。
(2) 報告セグメントに関する情報
報告セグメントの利益は、営業利益から「買収により生じた無形資産の償却」および「その他の調整項目」を調整した利益をベースとしております。
セグメント間収益は市場実勢価格に基づいております。
前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)(単位:百万円)
国内事業海外事業調整額連結
売上高(注)11,385,9512,458,9083,844,860△8,2723,836,587
収益(注)2316,462416,978733,440△8,272725,168
売上総利益(注)3272,676395,811668,488△186668,301
セグメント利益(調整後営業利益)(注)361,49428,01589,510△089,510
(調整項目)
買収により生じた無形資産の償却----△26,290
その他の調整項目(販売費及び一般管理費)----△977
その他の調整項目(その他の収益)----13
その他の調整項目(その他の費用)----△4,263
営業利益----57,993
持分法による投資利益----1,996
関連会社株式売却益----52,128
金融収益----6,081
金融費用----19,713
税引前四半期利益----98,487
セグメント資産(注)41,372,3332,214,4773,586,811△117,5983,469,212


当第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)(単位:百万円)
国内事業
(注)5
海外事業
(注)5
調整額連結
売上高(注)11,393,0872,278,9713,672,059△6,9623,665,096
収益(注)2325,441428,131753,573△6,962746,610
売上総利益(注)3276,444398,141674,585△380674,205
セグメント利益(調整後営業利益)(注)350,50225,07975,582△375,578
(調整項目)
買収により生じた無形資産の償却----△26,789
その他の調整項目(販売費及び一般管理費)----△4,771
その他の調整項目(その他の収益)----29
その他の調整項目(その他の費用)----△6,996
営業利益----37,050
持分法による投資利益----409
段階取得に係る再測定による利益----2,239
金融収益----6,504
金融費用----30,107
税引前四半期利益----16,096
セグメント資産(注)41,449,8442,207,5703,657,415△129,8123,527,602

(注) 1 売上高は当社グループが顧客に対して行った請求額および顧客に対する請求可能額の総額(割引および消費税等の関連する税金を除く)であります。
経営者は売上高の情報は財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、IFRSに準拠した開示ではないものの、自主的に開示しております。
2 収益の調整額は、セグメント間取引(売上高と同額)の消去によるものであります。
3 売上総利益およびセグメント利益(調整後営業利益)の調整額は、セグメント間取引の消去によるものであります。
4 セグメント資産の調整額は、セグメント間取引の消去によるものであります。
5 IFRS第16号の適用の影響(「3.重要な会計方針」参照)により、2019年1月1日時点のセグメント資産は、国内事業において43,192百万円、海外事業において85,054百万円増加しております。
6.資本
(1)配当金
配当金支払額は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2018年2月13日
取締役会
普通株式12,68545.002017年12月31日2018年3月8日
2018年8月9日
取締役会
普通株式12,68545.002018年6月30日2018年9月7日

当第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
決議株式の種類配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
基準日効力発生日
2019年2月14日
取締役会
普通株式12,68545.002018年12月31日2019年3月7日
2019年8月7日
取締役会
普通株式13,39747.502019年6月30日2019年9月6日

(注)2019年8月7日開催の取締役会決議による配当金の総額には、業績連動型株式報酬制度に係る信託口が保有する当社株式に対する配当金7百万円が含まれております。
(2)自己株式の取得
当社は、2019年8月7日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議いたしました。
① 自己株式の取得を行う理由
株主への一層の利益還元と資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するため。
② 取得に係る事項の内容
(ⅰ) 取得対象株式の種類 当社普通株式
(ⅱ) 取得し得る株式の総数 1,200万株(上限)
(ⅲ) 株式の取得価額の総額 30,000百万円(上限)
(ⅳ) 取得する期間 2019年8月8日~2020年3月24日
(ⅴ) 取得の方法 東京証券取引所における取引一任契約に基づく市場買付
③ 当第3四半期連結累計期間において取得した自己株式
(ⅰ) 取得した株式の種類 当社普通株式
(ⅱ) 取得した株式の総数 1,154,400株
(ⅲ) 株式の取得価額の総額 4,372百万円
(ⅳ) 取得した期間 2019年9月2日~2019年9月20日
(ⅴ) 取得した方法 東京証券取引所における取引一任契約に基づく市場買付
7.収益
顧客との契約から認識した収益の分解は、以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間 (自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)(単位:百万円)
セグメント内部取引調整合計
国内事業海外事業小計
主要なサービス
広告業261,252416,978678,230--
情報サービス業52,217-52,217--
その他の事業2,992-2,992--
合計316,462416,978733,440△8,272725,168
地域市場別内訳
日本316,462-316,462--
EMEA(欧州・中東・アフリカ)-155,283155,283--
Americas(米州)-173,774173,774--
APAC(アジア太平洋)-87,91987,919--
合計316,462416,978733,440△8,272725,168

当第3四半期連結累計期間 (自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)(単位:百万円)
セグメント内部取引調整合計
国内事業海外事業小計
主要なサービス
広告業265,375428,131693,506--
情報サービス業57,310-57,310--
その他の事業2,755-2,755--
合計325,441428,131753,573△6,962746,610
地域市場別内訳
日本325,441-325,441--
EMEA(欧州・中東・アフリカ)-159,796159,796--
Americas(米州)-188,804188,804--
APAC(アジア太平洋)-79,53079,530--
合計325,441428,131753,573△6,962746,610

8.その他の収益
その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
為替差益-125
収益分配金5,8644,365
その他1,0021,683
合計6,8676,174


9.その他の費用
その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
長期前払費用償却2,9833,380
為替差損12-
現金決済型の株式報酬費用3,9966,182
その他2,0521,877
合計9,04511,439

10.金融収益および金融費用
(1) 金融収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
受取利息2,0182,189
受取配当金1,5841,775
条件付対価に係る公正価値変動額1,8681,934
為替差益115-
その他494605
合計6,0816,504

(2) 金融費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
支払利息9,61115,219
株式買取債務に係る再測定額(注)9,87214,163
為替差損-191
その他229533
合計19,71330,107

(注) 前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、一部の連結子会社に係る株式買取債務について、当該株式買取債務の償還時期に関する見積りの変更を行いました。これにより、前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間の金融費用がそれぞれ11,399百万円および7,618百万円増加しております。
11.1株当たり四半期利益
(1) 基本的1株当たり四半期利益および希薄化後1株当たり四半期利益
前第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
基本的1株当たり四半期利益(円)206.4616.83
希薄化後1株当たり四半期利益(円)206.4616.82

前第3四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日
至 2019年9月30日)
基本的1株当たり四半期利益(円)168.2021.37
希薄化後1株当たり四半期利益(円)168.2021.36

(2) 基本的1株当たり四半期利益および希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎
前第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
基本的1株当たり四半期利益および
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に
使用する四半期利益
親会社の所有者に帰属する
四半期利益(百万円)
58,2004,742
親会社の普通株主に帰属しない
金額(百万円)
--
基本的1株当たり四半期利益の
計算に使用する四半期利益(百万円)
58,2004,742
利益調整額
関係会社の新株予約権(百万円)△0△2
希薄化後1株当たり四半期利益の
計算に使用する四半期利益(百万円)
58,1994,739
基本的1株当たり四半期利益および
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に
使用する普通株式の加重平均株式数
基本的1株当たり四半期利益の
計算に使用する普通株式の加重平均
株式数(千株)
281,898281,807
希薄化性潜在的普通株式の
影響(千株):
業績連動型株式報酬制度
-74
希薄化後1株当たり四半期利益の
計算に使用する普通株式の加重平均
株式数(千株)
281,898281,882


前第3四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日
至 2019年9月30日)
基本的1株当たり四半期利益および
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に
使用する四半期利益
親会社の所有者に帰属する
四半期利益(百万円)
47,4146,017
親会社の普通株主に帰属しない
金額(百万円)
--
基本的1株当たり四半期利益の
計算に使用する四半期利益(百万円)
47,4146,017
利益調整額
関係会社の新株予約権(百万円)-△0
希薄化後1株当たり四半期利益の
計算に使用する四半期利益(百万円)
47,4146,017
基本的1株当たり四半期利益および
希薄化後1株当たり四半期利益の計算に
使用する普通株式の加重平均株式数
基本的1株当たり四半期利益の
計算に使用する普通株式の加重平均
株式数(千株)
281,897281,634
希薄化性潜在的普通株式の
影響(千株):
業績連動型株式報酬制度
-74
希薄化後1株当たり四半期利益の
計算に使用する普通株式の加重平均
株式数(千株)
281,897281,709

12.金融商品
(1) 金融商品の帳簿価額および公正価値
金融商品の帳簿価額および公正価値は、以下のとおりであります。
なお、長期借入金および社債以外の償却原価で測定する金融資産および金融負債の公正価値は帳簿価額と近似しております。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2018年12月31日)
当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
長期借入金405,769404,360446,290449,523
社債79,74680,24579,77580,704

(注) 1年内に返済予定の残高を含んでおります。
長期借入金の公正価値については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
長期借入金の公正価値ヒエラルキーはレベル3に該当しております。
社債の公正価値については、市場価格に基づき算定する方法によっております。また、公正価値ヒエラルキーはレベル2に該当しております。
(2) 金融商品の公正価値ヒエラルキー
当初認識後に経常的に公正価値で測定する金融商品は、測定に使用したインプットの観察可能性および重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しております。公正価値のヒエラルキーは以下のように定義しております。
レベル1: 活発な市場における公表価格により測定した公正価値
レベル2: レベル1以外の直接または間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値
レベル3: 観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値
公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しております。
なお、前第3四半期連結累計期間および当第3四半期連結累計期間において、レベル1とレベル2の間における振替はありません。
経常的に公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーに基づくレベル別分類は、以下のとおりであります。
また、以下の表には株式買取債務を含めております。
前連結会計年度(2018年12月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
デリバティブ資産16,79216,792
株式234,37568,011302,386
その他5132,64113,09816,254
合計234,88919,43481,110335,433
金融負債
デリバティブ負債2,8932,893
株式買取債務120,839120,839
その他(主に条件付対価)69,24469,244
合計2,893190,083192,977

当第3四半期連結会計期間(2019年9月30日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
金融資産
デリバティブ資産15,48515,485
株式246,04275,768321,810
その他5402,79017,82021,152
合計246,58218,27593,589358,448
金融負債
デリバティブ負債6,0836,083
株式買取債務133,522133,522
その他(主に条件付対価)68,02568,025
合計6,083201,547207,631

デリバティブ資産およびデリバティブ負債に含まれる金利スワップ、為替予約等の公正価値は、金融機関より入手した見積価格または観察可能な市場データを用いて算定した金額で評価しているため、レベル2に分類しております。
株式およびその他(金融資産)のうち活発な市場が存在する銘柄の公正価値は市場価格に基づいて算定しているため、レベル1に分類しております。また、活発な市場が存在しない銘柄のうち、公正価値を観察可能な市場データを用いて算定した金額で評価した銘柄についてレベル2に分類し、公正価値を観察不能なインプットを用いて主としてマーケット・アプローチ(類似企業比較法)で算定した金額で評価した銘柄についてレベル3に分類しております。なお、重要な観察不能なインプットは主として株価純資産倍率であり、公正価値は株価純資産倍率の上昇(低下)により増加(減少)することとなります。使用した株価純資産倍率は前連結会計年度および当第3四半期連結会計期間においてそれぞれ0.58倍および0.56倍であります。
株式買取債務およびその他(金融負債)の公正価値等は、観察不能なインプットを用いて割引キャッシュ・フロー法で算定した金額で評価しているため、レベル3に分類しております。重要な観察不能なインプットは、主として将来時点における利益水準であり、公正価値等は、利益水準の改善(悪化)により増加(減少)することとなります。
レベル3に区分された資産、負債については公正価値測定の評価方針および手続きに従い、担当部署が対象資産、負債の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値の測定結果については適切な責任者が承認しております。
レベル3に分類された金融商品の増減は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
金融資産前第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
期首残高32,18181,110
その他の包括利益(注)11,610△4,345
購入または取得56,67017,414
売却または決済△739△170
その他39△419
期末残高89,76393,589

(単位:百万円)
金融負債前第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日
至 2018年9月30日)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
期首残高167,667190,083
損益(注)28,00312,229
購入14,49124,934
売却または決済△22,419△21,274
その他△1,546△4,424
期末残高166,196201,547

(注) 1 その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動に含まれております。
2 損益を通じて公正価値で測定する金融負債に関するものであり、金融収益または金融費用に含まれております。損益のうち、四半期連結会計期間末において保有する金融商品に係るものは、前第3四半期連結累計期間において1,868百万円(金融収益)および9,872百万円(金融費用)、当第3四半期連結累計期間において1,934百万円(金融収益)および14,163百万円(金融費用)であります。
13.重要な後発事象
該当事項はありません。

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