臨時報告書

【提出】
2022/11/14 16:35
【資料】
PDFをみる

提出理由

当社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項および企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1) 当該事象の発生年月日
2022年11月14日
(2) 当該事象の内容
2022年度第3四半期の当社個別決算(日本基準)において、子会社であるGlobal Sports Investmentsへの出資金について評価を行った結果、帳簿価額に対し、算定した実質価額が著しく低下したと認められたことから関係会社出資金評価損を、損益計算書の特別損失に含めて計上しました。
Global Sports Investmentsは、スポーツに関連するデジタルコンテンツの配信事業等をグローバルに展開している、非上場会社であるDAZN Group Limitedへの投資を行っています。DAZN Group Limitedは、近年コロナ禍による世界各地でのスポーツイベントの一部制限・中断の影響を受けましたが、引き続き着実にその事業を推進し、事業の拡大が続いています。しかしながら、Global Sports Investmentsは、DAZN Group Limitedの株式価値の評価に、インカム・アプローチ(上場している類似企業の株価を参照するマルチプル法により永続価値を算定したDCF法)を採用していることから、この度、投資市場環境の低迷に伴い大幅に低下した類似企業の株価水準を、同社の株式価値評価に反映することになりました。これを主な要因として、算定した同社の株式価値、および当社が保有するGlobal Sports Investmentsに対する出資金の実質価額が著しく低下したことから、当社は当第3四半期に「関係会社出資金評価損」を個別決算において計上することとなりました。なお、DAZN Group Limited株式は非上場株式であり、今般の特別損失の計上は当社が独自に行って現時点において合理的と判断した同社株式の価値評価に基づくものであって、今後の第三者による評価および同社株式価値の増減を示唆するものではありません。
(3) 当該事象の損益に与える影響額
2022年度第3四半期の当社個別決算(日本基準)において、子会社であるGlobal Sports Investmentsへの出資金について評価を行った結果、帳簿価額に対し、算定した実質価額が著しく低下したと認められたことから関係会社出資金評価損32,309百万円を、損益計算書の特別損失に含めて計上しました。
なお、当該関係会社出資金評価損は、連結決算上消去されるため、連結損益計算書への影響はありません。また、Global Sports Investments が保有するDAZN Group Limitedの投資の評価損も、連結決算(IFRS)上「その他の包括利益」として処理されるため、連結損益計算書への影響はありません。
以上