有価証券報告書-第18期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/26 16:29
【資料】
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【項目】
98項目

対処すべき課題

テクノロジーの急速な進化、顧客ニーズの多様化、セキュリティへの対応など、グループウェア事業における外部環境は日々大きく変化しております。そのような中、当社グループは以下の課題に取り組んでまいります。
○新規顧客の獲得
自社クラウド基盤「cybozu.com」の安定運用を継続し信頼度をさらに高めるとともに、クラウドサービスの広告宣伝や営業活動を強化することで、新規顧客の開拓を進めます。また、大企業の個別ニーズに対応できるよう、製品やサービスの適合性をさらに高めます。海外市場に関しては、アメリカや中国での「cybozu.com」の販売体制を強化してまいります。
○付加価値の向上
クラウドサービスの機能強化とエコシステムの拡大を進め、付加価値の向上に努めます。具体的には、業務アプリ構築クラウド「kintone」のカスタマイズ性を高めるプログラミング環境を提供開始するとともに、ソリューション開発パートナーの数を増やし、多様な顧客ニーズに応えられるプラットフォームとして発展させます。
○継続サービスの推進
クラウドサービスを充実させることで、継続利用者の拡大を図ります。また、パッケージ製品についても定期的な改善を継続することで、顧客満足度を高め、競合製品への乗り換えを防止します。
○社内のチームワークインフラの整備
我々自身も、よりチームワーク溢れ、より長期的に生産性が向上するチームとなることを目指します。そのために、移転をはじめとしたオフィス環境の整備、個性を重んじ多様性を許容できる環境や制度の発展、自立と議論の文化づくりをより一層強化してまいります。