四半期報告書-第17期第3四半期(平成27年9月1日-平成27年11月30日)

【提出】
2016/01/08 15:24
【資料】
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【項目】
29項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費は想定以上に底堅い動きを見せ、設備投資に関しては、持ち直しの動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調に向かうことが期待されている一方で、中国経済の減速懸念高まりや原油価格の下落等、我が国の経済を下押しするリスクもあり、先が見通せない状況が続いております。
この結果、当第3四半期連結累計期間につきましては、売上高7,086百万円(前年同期比22.8%増)、営業利益231百万円(前年同期比300.2%増)となりました。経常利益は246百万円(前年同期は経常損失36百万円)となり、四半期純利益は53百万円(前年同期は四半期純損失226百万円)となりました。
セグメント別の売上高は、以下のとおりであります。(セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。)
なお、当第3四半期連結会計期間より、新たな報告セグメントとしてアイラッシュケア事業を新設しておりますが、当第3四半期連結累計期間の経営成績に影響を与えないため、記載しておりません。
(システムソリューション事業)
当事業におきまして、システム案件に関しては、受注数増加に向け新規開拓に邁進し、同時に既存顧客との良好関係維持にも努めてまいりました。また、スマートフォン向けアプリケーションにおいては、より専門性の高い資格取得、知識の獲得に向けたアプリの開発を始めとして、順調にタイトル数を増加させました。その結果、売上高は245百万円(前年同期比7.5%減)、売上構成比は3.5%となりました。セグメント利益(営業利益)は38百万円となり、前年同四半期と比べ76百万円(前年同期は営業損失37百万円)の増益となりました。
(メディアソリューション事業)
当事業におきましては、第2四半期に引き続き既存と新規クライアント両方の営業基盤を強化し、受注数を増やしてまいりました。その結果、売上高は6,190百万円(前年同期比25.9%増)、売上構成比は87.1%となりました。セグメント利益(営業利益)は293百万円となり、前年同四半期と比べ59百万円(前年同期比25.3%増)の増益となりました。
(コストマネジメント事業)
当事業におきましては、売上高を回復させる為、ハイクオリティ・ローコストを目標に掲げ、顧客満足に力を注いでまいりました。その結果、売上高は213百万円(前年同期比3.7%減)、売上構成比は3.0%となりました。セグメント損失(営業損失)は19百万円となり、前年同四半期と比べ7百万円損失が改善しております。
(シェイプファンデ事業)
当事業におきましては、美容・健康関連サービスの見直しを行い、既存顧客に対しての信頼強化に努めてまいりました。更に、新規顧客の開拓、顧客への充分なサービス提供を進めたことにより、売上高は430百万円(前年同期比29.4%増)、売上構成比は6.1%となりました。セグメント利益(営業利益)は24百万円となり、前年同四半期と比べ71百万円の増益となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,262百万円増加し、4,140百万円となりました。これは、主に現金及び預金が1,161百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,086百万円増加し1,651百万円となりました。これは、主にのれんが860百万円増加したことなどによります。
総資産は、前連結会計年度末に比べて2,348百万円増加し、5,792百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,511百万円増加し、3,006百万円となりました。これは、主に買掛金が873百万円、未払金が348百万円増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ683百万円増加し、1,349百万円となりました。これは、主に長期未払金が482百万円、長期借入金が190百万円増加したことなどによります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて154百万円増加し、1,436百万円となりました。これは、少数株主持分が96百万円増加し、四半期純利益を53百万円計上したことなどによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。